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なすの美味しい食べ方といえばコレ!切り方も大事?

なすの美味しい食べ方といえばコレ!切り方も大事?

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2019年10月24日

夏から初秋にかけて見かけることがぐんと増える夏野菜でもあるなす。手軽に手に入れることができるなすだが、意外と知られていない調理するときに気をつけたいコツがある。そして、そのひと手間をしっかりと行うことで何倍にも美味しく食べることができる。そこで、今回はなすの食べ方のコツについて紹介する。

  

1. 夏野菜の代表なすの特徴とは

スーパーなどでは年中見かけることがあるなすだが、実は夏から初秋が旬の時期であり一番美味しく食べることができる時期である。なすと聞いて誰もが思いつく定番メニューの1つは焼きなす。なすのとろとろ感を楽しむことができる焼きなすのように、なすだけで食べてもとても美味しい。しかし、肉と一緒に調理したり、味噌や醤油、油などの調味料で味付けしたりするとさらに美味しく食べることができる食材である。

なすを選ぶときにおさえておきたいポイント

たくさん陳列されているなすの中からより美味しいものを選ぶときにはチェックしたいポイントがいくつかある。1つは持ったときに重量感を感じることができるものは実がしっかりと詰まっているのでおすすめである。軽いものは中身がスカスカの可能性であるのでできれば避けたい。そして、表面にハリがあり、皮に艶があるものが美味しい証拠である。もう1つは、なすはヘタの部分に棘があるので、そこに注目してもらいたい。触るときに棘が刺さるものは避けがちであるが、実はこの棘がしっかりとしているもののほうが、新鮮である証拠なのだ。そのため、手に取るときに、痛い思いをしないように気をつける必要はあるが、しっかりと棘が立っているものを選ぶことをおすすめする。

2. なすは食べ方で切り方を変えるのがよい?

なすは煮たり焼いたり揚げたりといろいろな調理方法で楽しむことができるだが、調理方法に合わせて切り方を変えることでより美味しく料理を楽しむことができる。

焼なすも包丁を入れてあげることが大事

まるごと焼くだけで大丈夫であると思われがちな焼きなすは、実はどんな下処理をするかで何倍にも美味しく食べることができる。
焼きなすの場合、ヘタは落とさないが、その下のガクは取り除いてあげるのがおすすめだ。ヘタを切り落とさないようにして、ぐるりと1周包丁で切れ目を入れてから、先端のガクの部分を取り除くだけの簡単作業だ。そして、縦に1本浅めの切込みもしくは中心に菜箸などで縦に突き刺して穴を開けて焼く。これを行うことで、途中で破裂することなく、火の通りも早く焼きなすができあがるのだ。

いろいろな切り方で楽しめる

汁物になすを入れるときには、汁の色がなすの皮のせいで黒くなってしまわないように、なすの皮を縞目にむいてから使用することが多い。見た目がきれいになるのはもちろん、汁の色もきれいに仕上げることができる。煮込み料理や炒め物におすすめなのが輪切りや半月切りであり、料理に合わせて厚さは調節するのがよい。なすが大きい場合には、半月切りにすることで食べやすい大きさになる。なすをメインとするメニューにするときには、存在感を出すという意味でも乱切りにするのがおすすめだ。また、浅漬けや和え物などにする場合には薄切りにすることで、味もしみ込みやすく食べやすい。そして、和え物に関しては、千切りにしても、薄切りとはまた異なる食感を楽しむことができるのでおすすめである。

3. おすすめの美味しいなすの食べ方とは

カットをしたら、そのまま調理に取りかかりたいところだが、その前にあと1つしてもらいたいことがある。それがアク抜きである。

なすはアクが多い野菜

実はなすはアクが強い野菜の1つである。そのため、カットしたものをそのまま空気に触れておく状態にするとあっという間に触れた部分が黒ずんでしまい、見た目だけでなく味も質も低下してしまう。そのため、カットをしたあとには、約10分水に浸けてアク抜きを行うことが美味しく食べるために重要なポイントになる。ただし、カット後すぐに調理する場合には、アク抜きをしなくてもよい。その場合はすぐに調理をしてしまおう。

揚げ物が美味しい

なすは油との相性がよい野菜なので、天ぷらや揚げ浸しなどのメニューも美味しくておすすめである。衣をつけて揚げたてをそのまま食べるのもよし、揚げたものを熱々の出汁に浸して食べるのも美味しい。夏はその出汁に浸したものを冷やすのも酒がすすむメニューだ。

焼きなすはいろいろな調理方法がある

昔ながらの定番の焼きなすの作り方はガスコンロに焼き網を載せて、その上で焼く方法である。しかし、焼き網を持っている人も少なければ、最近はガスではなくIHの家も多い。そんな場合には、魚焼きグリルやフライパンでも焼きなすは作ることが可能だ。家の状況に合わせて、焼きなすもぜひ楽しんでもらいたいメニューである。

結論

いろいろな食べ方で楽しむことができるなすは、ぜひとも食卓に並べてもらいたい食材の1つである。ちょっとした下処理をすることで、自宅でも美味しく食べることができて酒のすすむメニューがたくさんできる。夏から初秋にかけてはとくに手軽に安く手に入るので、いろいろな調理方法を楽しんで、お気に入りのメニューを見つけてみてはどうだろうか。
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  • 公開日:

    2019年10月22日

  • 更新日:

    2019年10月24日

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