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秋田県の特産としていえば「きりたんぽ」と「比内地鶏」。その理由は?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年10月24日

秋田県の特産物として知られるきりたんぽと比内地鶏。今回は両者がなぜ、特産とされているのか、その理由について学んでいきたい。同時に秋田の基礎知識ももう一度おさらい。ナマハゲしかわからない…なんてことにならないよう、しっかり勉強しよう。

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1. 秋田県の基礎知識

本州北部、東北地方の日本海側にある秋田県。人口はおよそ97万人。雪の多い地域で、県全体に山が多い。重要無形民俗文化財が非常に多く、男鹿半島の奇習ナマハゲもそのひとつだ。東北三大祭りのひとつ竿燈まつりも有名。円形をしている田沢湖は、日本一水深が深い湖である。

きりたんぽと比内地鶏以外の名物・特産品は

秋田といえば、稲庭うどんが有名。讃岐、五島うどんと並んで、日本三大うどんと呼ばれることもある。秋田県南部での製造が盛んで、手作業で作られている非常に貴重なものだ。うどん自体は細めでやや平らなフォルムが特徴。のどごしがよく、冷温どちらでも美味しく食べることができる。
いぶりがっこは干し大根を囲炉裏の上に吊るしながらいぶし、ぬか床につけた伝統的な漬物だ。特有の燻製感がクセになる。そのほかハタハタを熟成させ、野菜や麹に漬け込んだハタハタ寿司などがある。閉ざされた雪国だからこその知恵と工夫が生きた伝統食が多く存在する。

2. きりたんぽが秋田県の特産品である理由

きりたんぽは、秋田を代表する伝統、郷土料理である。炊きたてのごはんをすり鉢などですりつぶし、秋田杉で作られた串に巻き、焼いたものをたんぽという。このたんぽを野菜などと一緒に煮込んだものがきりたんぽ鍋である。たんぽを切ることからこの名がついたようだ。味つけは醤油が基本。たんぽ自体は狩猟をしていたまたぎの携帯食としても活躍していたようだ。古くから秋田県で愛されてきたことから、特産品とされているのだ。

新米が吉

新米の収穫後にきりたんぽ鍋を囲み、農作業の疲れを労っていたことから、今でもたんぽは新米で作るのがもっとも美味しいとされている。きりたんぽはもちもち感が美味しさのかなめ。鍋の出汁には同じく特産品として知られる比内地鶏が使われることも多いそうだ。

3. 比内地鶏が秋田県の特産品である理由

比内地鶏は、比内鶏とロード種を交配した食用の鶏。日本三大地鶏のひとつとされている。比内地鶏のルーツは、比内鶏。比内鶏とは昭和17年に国の天然記念物に指定された秋田県北部で古くから飼育されていた家禽だ。比内鶏の味や風味のよさを活かすように、交配させて誕生したのが比内地鶏というわけだ。このため、秋田県の特産品とされている。

健康的な飼育

比内地鶏は放し飼いか平飼いが基本で、広い放牧場でのびのびと適度な運動をしながら、飼育される。1羽に対して必要な土地の大きさなどは、県の認証制度によって厳しく定められている。また鶏肉としてはやや長い150日以上という飼育期間が、赤みが強く、引き締まった肉質を作り上げる。

普通の鶏との違い

比内地鶏は脂身がやや黄色がかっている。コクが非常に強く、しっかりとした味わいで、どこかジビエのような野性味溢れる風味を楽しむこともできる。噛めば噛むほど、旨みがたっぷりと染み出してくる。

結論

きりたんぽ鍋は、古くから秋田県で愛されてきた郷土料理ということで特産品と呼ばれている。確かにきりたんぽに似た料理は、ほかの都道府県ではあまり見かけない。比内地鶏も同じように秋田県で古くから飼育されてきた家禽である比内鶏をルーツに持つことから、特産品とされている。きりたんぽ鍋は比内地鶏のスープが使われることも多い。ぜひ、この冬はお取り寄せして食べてみたい。
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