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納豆は日本だけじゃない!中国、タイでも作られていた

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年10月30日

日本人のなかでも好き嫌いが分かれる納豆。栄養が豊富で、手軽にとり入れやすいことから日本の食卓には欠かせない。納豆は日本にしかない食べ物だと思っていたら、それは間違いである。実は日本以外にも納豆を作っている国が存在するのだ。

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1. 納豆の大三角形とは?

納豆は日本の食文化に強く根ざしている食品だ。しかし、実は納豆の起源は中国南部の雲南省だと考えられている。納豆に限らず、食文化は照葉樹林の分布と関係が深い。西日本、朝鮮半島、中国、東南アジア、ネパール、ヒマラヤに広がる照葉樹林の分布する国を結ぶと三角形のようになり、この地域は植物利用が似ているとされているのだ。
確かに存在する植物が似ていれば、食文化も似たような物になるというのはうなずける。照葉樹林帯であり、納豆および納豆に似た食品が分布する日本、ヒマラヤ、インドネシアを結ぶと大きな三角形となる。これは納豆の大三角形とも呼ばれ、納豆の発祥地とされる中国の雲南省はその中心に位置しているのだ。
意外にも感じるが、照葉樹林と納豆が食べられる地域は関連性が高く、雲南省が中心となって各地域に納豆文化が広がっていった説が強いだろう。

2. 海外にはどんな納豆がある?

納豆とはいっても、海外の納豆は日本の納豆とは一味違う。正確にいうと「納豆のようなもの」かもしれないが、世界にはどのような納豆があるのかを見ていこう。
  • テンペ...インドネシア ジャワ島
テンペは大豆をテンペ菌で発酵させたもの。日本の納豆のように粒状になっているわけではなくブロック状になっており、本場ではバナナの葉で包まれている。
  • キネマ...ネパール、ヒマラヤ
粒状で粘りもあり、日本の納豆に近い。ただし、色は黒っぽく日本の納豆のような茶色ではない。カレーやスープに入れて食べることもあるようだ。
  • トゥアナオ...タイ北部、ラオス
トゥアは豆、ナオは腐るという意味がある。煎餅のような形をしており、そのまま食べたり、炙って調味料として使ったりすることができる。
世界の納豆とはいっても、それぞれの国で形は違う。豆を発酵させる工程は同じであり、形は違っても日本の納豆と同じように味わえるようだ。現地に住む日本人にとっては、日本のことを思い出させてくれる貴重な食材といえるだろう。

3. たんぱく質に食物繊維...納豆は栄養バツグン!

ひとことでいうと、納豆は高たんぱく低脂質がメリットである。植物性の食品でたんぱく質を補給できるものは少ないので、大豆食品は貴重な存在だ。
また、たんぱく質と同時に食物繊維もとることができるのはうれしい。食物繊維は植物性の食品に多く含まれており、野菜や海藻、きのこ類が主な摂取源である。しかし、どれもたんぱく質は多くないのが悩ましいところ。たんぱく質と食物繊維という重要な栄養素を一度に多く摂取できるというのが納豆の魅力といえるだろう。

納豆のカロリーと栄養成分(100gあたり)

エネルギー200kcal、たんぱく質16.5g、脂質10.0g、炭水化物12.1g、カリウム660mg、カルシウム90mg、マグネシウム100mg、リン190mg、鉄3.3mg、亜鉛1.9mg、ビタミンB1 0.07mg、ビタミンB2 0.56mg、ビタミンB6 0.24mg、葉酸120μg、パントテン酸3.6mg、食物繊維6.7g
納豆にはビタミンやミネラルを含め、さまざまな栄養素が含まれている。納豆は比較的安く手に入り非加熱で食べられるので、忙しいときにも便利な食品だ。サラダや炒め物など、活用の幅も広いので、アレンジしながら食事にとり入れてみてはいかがだろうか。

結論

日本の食生活になじみの深い納豆は、日本だけではなく「納豆の大三角形」と呼ばれるアジア圏を中心に食べられていた。粒状や角形など形の違いや、食べ方に違いが見られるのもまた面白く、世界の食文化の歴史を感じられる食材の1つである。日本人の健康作りに一役買っていることには間違いないので、今一度魅力を見つめ直して食事にとり入れてみよう。
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