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万能野菜の【にんじん】の美味しい食べ方。切り方も大事?

万能野菜の【にんじん】の美味しい食べ方。切り方も大事?

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2019年11月17日

緑黄色野菜の1つであり、その鮮やかな色で食卓を華やかにしてくれるにんじん。手軽に手に入る野菜であり、生でも加熱しても美味しく食べることができるにんじんは人気の野菜のひとつである。栄養価が高いだけでなく、見た目も華やかにしてくれるにんじんはぜひとも積極的に使用してもらいたい。そこで、今回はにんじんをまるごと美味しくいただくための食べ方を紹介する。

  

1. 美味しい【にんじん】に共通している特徴とは

にんじんは日持ちがしやすい根菜類の野菜なので、ついつい大量に買ってしまうことが多い。せっかく買うのであればできるだけ美味しいものを選びたい。そこで、選ぶときに具体的に見てもらいたい場所を紹介する。

色が濃いもの

にんじんを選ぶときに1番分かりやすいのはオレンジ色が濃いものを選ぶことである。このオレンジ色にはにんじんに含まれている栄養素の代表でもあるβ-カロテンが豊富に含まれている。そして、表面にヒビ割れや傷ができるだけ少ないものを選ぶのがおすすめだ。また、にんじんの先があまり先細りしていないものを選ぶとよいだろう。

切口が小さいもの

一般的にはにんじんの葉は切り落とされて袋詰めにされていることが多い。その葉の切り口の大きさに注目したい。切口の軸の部分ができるだけ小さいもののほうが、にんじんの芯が細くて柔らかいので食べやすい。一方、大きいものは芯が太くて硬いといわれているので、選べる場合には、小さいものを選ぶほうがよいだろう。そして、切り口が茶色に変色しているものは鮮度が落ちている可能性もあるので、できるだけ鮮度がよいものを選ぶようにしよう。

葉がついているときは生き生きしているものを

たまにではあるが、葉がついたままのにんじんを目にすることもあるだろう。にんじんの葉は少し苦味があるものの美味しく食べることができる部分だ。そのため、葉つきのものがある場合には、ぜひ、葉つきのものを手に取ってほしい。そのときはできるだけ、葉が生き生きしているものを選ぶといいだろう。

2. 美味しく食べるためにおさえておきたい【にんじん】の切り方

にんじんは長さのある野菜なので、大きく3つの部位に分けて使い分けるのも上手に活用するポイントだ。葉に近い上の部分を肩として、中央部分、先端と呼び分けることもある。

鍋の具や煮物の飾りとして少し厚めにスライスして型抜きを行う場合には、中央部分の面が大きいところを使用するのがおすすめ。肩の上の部分は千切りやみじん切り、薄切りなどをするのがよいだろう。また、先端部分に関しては、シャトー切りや拍子切り、乱切りなどゴロっとした食べごたえのある感じでカットするのがおすすめである。

千切りに関しては、好みの食べ方によって切り方を変えることもおすすめである。肩の部分で千切りをした場合には、繊維に沿って薄くスライスしたものを重ねて千切りする。この切り方はにんじんの繊維を活かしているので、歯触りをしっかりと感じたいときにおすすめだ。一方で、一般的に多い千切りの方法は、斜めに薄くスライスして、それを重ねてから千切りにしていく方法。これは繊維が断ち切られるので、しんなりとした食感を楽しむことができる。そのため、自身の好みの食感や料理に合わせて切り分けることで、同じ千切りでも違った料理を味わうことができる。

3. おすすめの美味しい【にんじん】の食べ方とは

にんじんは生でも加熱でも美味しく食べることができる野菜だ。そのため、自分のお気に入りの食べ方を見つけるのもよいだろう。そんなにんじんのおすすめの食べ方を2種類紹介する。

生の場合は酸味との相性がよい

生のにんじんにはビタミンCという栄養素を破壊してしまうアスコルビナーゼという酵素が含まれていることから、生で食べることはあまりおすすめされていない。しかし、これは酸と一緒に食べることで抑えることができるといわれている。そのため、栄養素を摂りながら生で美味しく食べる場合は、酢や柑橘系の果汁で味付けをすることがおすすめである。とくに、にんじんだけはもちろん、ほかの野菜と一緒にマリネにするのがおすすめである。
また、50℃洗いをして食べることで、にんじんの青臭さが軽減されるので、にんじんの香りが苦手という人には、とくに50℃洗いをすることをおすすめする。

加熱調理は良質な油と一緒に

にんじんの濃いオレンジ色に欠かすことができないβ-カロテンという栄養素は熱に強くて脂溶性という特徴を持っている。そのため、にんじんを油調理することで、栄養素の吸収率を高めてくれるともいわれている。また、じっくりと加熱をすることで、にんじん本来の甘みを増すことができる。油にもいろいろな種類があるので、気分に合わせて、オリーブオイルやバター、生クリームなど使い分けるのも楽しい。

結論

緑黄色野菜で根菜の代手でもあるにんじんは、切り方や調理方法を変えるだけでいろいろと楽しむことができる。付け合わせだけでなく、メインとしても楽しむことができるにんじん。切り方や調理方法を工夫して、自分好みのにんじん料理を見つけてみてはどうだろうか?日持ちもするので、多めに手に入れて、ぜひいろいろ試してみるのも楽しいはずだ。
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  • 更新日:

    2019年11月17日

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