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大分県の郷土料理【とり天】を楽しむにはタレが重要

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年11月13日

大分県の郷土料理で、大分県民のソウルフードといっても過言ではないとり天。その名が示す通り、鶏肉の天ぷらで、作り方も下味をつけた鶏肉に衣をつけ、油で揚げるだけと至ってシンプルだ。シンプルではあるが、それでいて、なかなか奥が深い。その理由は、ずばり、とり天をつけるタレにあるといえそうだ。この件についてこれから詳しくお伝えしよう。

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1. そもそもとり天ととり唐揚げはどう違う?

とり天もとりの唐揚げも鶏肉を油で揚げるという点は同じだが、両者は似て非なるものである。これは、天ぷらと唐揚げの違いといい換えることもできるが、そもそも天ぷらと唐揚げでは、揚げる前の下ごしらえが違っている。

天ぷらは、天ぷら粉(薄力粉)と卵と水を混ぜ合わせた衣に、食材をつけて揚げる。これに対して唐揚げは、食材に直接、小麦粉や片栗粉をまぶして、それを揚げる。

つまり、とり天は、天ぷら粉と卵と水を合わせて作る衣に、あらかじめ下味をつけた鶏肉をつけてから揚げる。とりの唐揚げは、下味をつけた鶏肉に直接小麦粉や片栗粉をまぶしてから揚げる。とりの唐揚げの場合は、下味をつけずに揚げることもあるが、とり天の場合は、必ず下味をつけることも違いになるだろう。

さらに、とり天は揚げてから特製のタレにつけて食べるのが、一般的な食べ方である点も、とりの唐揚げと違っている。唐揚げも、レモンをかけたり、軽く塩をまぶしたりしてから食べることはあるが、通常、特製のタレにつけて食べるという食べ方はしない。

また、とり天と一般的な天ぷらにも、ちょっとした違いがある。それは、とり天は、特有のふんわり感を出すために、通常の天ぷらよりも、衣に卵が多目に使われるという違いだ。

2. とり天の奥の深さはタレにあり?

冒頭でもお伝えしたように、とり天の作り方そのものは、下味をつけた鶏肉を衣につけて揚げるだけと、至ってシンプルだ。それでいてその味わいは、まさに作り手の数だけ異なった味わいがあるといっても過言ではないほど、実に奥が深い。その奥深さの理由は、ずばりタレにあるといえるだろう。

タレは、鶏肉を揚げる前に下味をつけるためのタレと、揚げた後のとり天をつけるタレの両方がある。

鶏肉に下味をつけるためのタレは、調味料に使用する材料やそれぞれの材料の配合、及び漬け込む時間などによって、完成したとり天の味わいが異なってくる。

同じく、揚げたあとのとり天につけるタレも、使用する材料の種類や配合の仕方によって異なってくる。

とり天につけるタレとしては、酢醤油に練りからしを混ぜたものが、まさに定番で極めてオーソドックスなタレといえる。しかし、そのほかにも、それぞれの家庭やそれぞれの料理店に、秘伝のタレが存在する。


定番のとり天のタレのほかに、各家庭では、いったいどんなタレをつけているのか?これからいくつか紹介しよう。

3. 人気のとり天のタレを紹介

1.かぼす+ポン酢

大分県の名産であるかぼすとポン酢の組み合わせは、酢醤油と練りからしの組み合わせと双璧をなすくらい、大分県民には好まれているタレのようだ。さらにそこへ練りがらしを加える場合も少なくはない。

2.天つゆ

こちらも天つゆのタレとしては、かなり高い人気を誇っている。もっとも、とり天も天ぷらなので、美味しさは容易に想像できるだろう。ちなみに天つゆは、かつお出汁に、醤油とみりんを同じ割合で混ぜ合わせて作る。

3.ポン酢+大根おろし

とり天をさっぱりと味わいたい場合におすすめのタレになるだろう。

4.醤油+マヨネーズ

とくにマヨラーにとってはたまらないタレになるようだ。マヨネーズだけをつけても美味しくいただける。

5.タルタルソース

濃厚な味わいを好む人にはおすすめのタレになる。市販品を使ってもいいし、もちろん手作りしてもOKだ。

6.ケチャップ+からし

ソーセージにつけるのと同様に、とり天のタレとしてつけてみると、新鮮な味わいで、なかなかいけると好評だ。

結論

とり天の奥の深さは、とり天のタレの奥の深さといいかえることもできそうだ。このほかにも、とり天につけるタレは、まだまだたくさん存在する。これを機に、各自オリジナルの秘伝のタレを考案し、とり天を堪能されてはいかがだろうか。
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