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うなぎを重箱にいれる意味とは?うな重とうな丼との違いはなに?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 市川咲(いちかわさき)

2019年11月18日

土用の丑の日の定番であるうなぎ。ビタミンB群がたっぷりと含まれていて、スタミナ食材として知られている。うな重という食べ方もあるとおり、うなぎは白いごはんの上にのせて重箱に詰められることも多い。ここではなぜうなぎは重箱に入れて食べられるのか、重箱に入れる意味を解説していきたい。

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1. 代表的なうなぎ料理はなに?

うなぎといえば土用の丑の日であるが、もちろんこの日以外にもうなぎを食べてもよい。うなぎの専門店では、土用の丑の日以外でもうなぎを楽しむことは可能だ。もしうなぎが食べたい気分になったときには、店まで足を運んでうなぎ料理を楽しんでみよう。

うなぎ料理というと、どのようなものを思い浮かべるだろうか。よく食べられている、うなぎ料理の代表的なものを見ていこう。

・うなぎの蒲焼き

白焼きと呼ばれるうなぎの素焼きに、醤油と砂糖で作ったタレをつけて、串刺しにして焼いたもの。店舗では炭火で焼くのが一般的だ。自宅で作る場合はフライパンを使っても作ることができる。

・ひつまぶし

ごはんの上にうなぎの蒲焼がのっているもの。薬味や出汁がセットになっており、一つの料理で味を変えて何度でも楽しむことができる。愛知県の名古屋めしの代表的な存在だ。

・うな丼

ごはんの上にうなぎの蒲焼をのせて、丼に入れたもの。東京の郷土料理として知られている。

・うな重

こちらも東京や江戸の郷土料理だ。重箱に詰めた白いごはんの上にうなぎの蒲焼をのせて完成させたもの。

ご覧の通り、うなぎの料理は基本的にうなぎの蒲焼を使うものが多い。蒲焼はそのままでも食べることはできるが、ごはんの上にのせて食べる料理が多いのだ。

2. うな丼とうな重の違いはなに?

うな丼とうな重は、どちらもごはんの上にうなぎの蒲焼をのせた料理だ。どのような点が違うのだろうか。

大きな違いといえば、容器が異なるという点である。うな丼は名前のとおり丼に入っており、うな重は重箱に入っている。丼に入っているのか、重箱に入っているのかでまず名前が違うのである。

しかし、一般的にはうな丼よりもうな重のほうが値段は高い傾向にある。この価格の差はどこから生まれるのだろうか。

うなぎの身は頭や尾に近い部分は身が薄かったり幅が狭かったりする。容器の大きなうな重は、身の厚い胴体部分を使うことが多いため、価格が高くなる傾向にあるのだ。

また店によっては並、上、特上などうなぎにグレードを付けていることがある。グレードが高いほど良質の部分のうなぎを多く使用している。

結論としては、うな丼でもうな重でも、ごはんとうなぎの蒲焼の組み合わせには変わりないが、より贅沢にうなぎを食べられるのがうな重ということになるだろう。

3. うなぎを重箱に入れる意味

うな重は江戸や東京発祥の郷土料理である。うなぎが食べ始められたころは、うな丼やうな重というものは存在していなかった。そのうち、芝居小屋でうなぎが食べられるようになり、冷めないようにという理由でふたつきの丼が登場したのである。

さらに、より高級感を出すために漆器を使うようになったようだ。重箱を使うことによって見ためがよくなり、特別な食べ物というアピールにもなるのだろう。

かつての食べ方では、まず重箱の中にごはんを入れてその上にうなぎの蒲焼をのせ、さらにごはんを重ねてうなぎをのせるのが基本であった。うな重の重は、重箱の重だけではなく、ごはんとうなぎを重ねることからうな重と呼ばれていたのである。

現在ではうなぎは高級品として扱われているため、このように提供する店は少ない。もし自宅でうな重を作る機会があれば、うなぎとごはんを重ねて贅沢に味わってみよう。

結論

うな重は重箱に入れることからうな重というわけではなく、ごはんとうなぎを重ねるという意味もある。うな重は一見うな丼と同じ料理で器が違うだけに思われがちだが、使う身の部分やかつての作り方は異なっていた。なかなか食べる機会のないうなぎかもしれないが、せっかくの機会があればとびきり美味しいものを食べてみよう。
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