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【アニスシード】とは?ハーブティーだけでなく料理にも使用される

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

2019年11月21日

アニスシードはその名の通りアニスという植物の種子である。ハーブティーだけでなく、スパイスとして、料理やお菓子、パンなどに使用されることも多いハーブのひとつであるので、その名を耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。アニスシードの特徴といえば、その甘い香りである。そこで、今回はアニスシードティーを美味しく飲むためにおさえておきたいポイントを紹介する。

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1. 日本ではほとんど栽培されていないアニスシード

アニスシードは古くから使用されているハーブのひとつである。その香りのため、ハーブティーとしてだけでなく、香りをつけるためのスパイスとして使われることも多いハーブである。

古代エジプトから使用されていた

アニスシードはギリシャやエジプトを原産地とするセリ科の植物である。別名「セイヨウウイキョウ」と呼ばれることもあり、こちらの名前のほうが聞き慣れている人もいるかもしれない。夏は茎の先に傘状に白い小花をつけるので鑑賞用としても楽しめる。また、似た名前と香りのもので、中華料理に使用されることが多いスターアニス(八角)と呼ばれるスパイスがある。繋がりがあると思われがちであるが、スターアニスはモクレン科の植物の実であるので、アニスシードとは別物になる。アニスシードはもともと、ミイラの作成時に防腐剤やにおい消しとして使用されていた。その後、消化不良を防いだり、口臭を抑えたりするために、食後のお茶やお菓子に使用されていた。

暖かい場所で育ちやすい

アニスシードが成長しやすいポイントは日当たりのよさと水はけのよい弱アルカリ性の土地であるといわれている。苗を植えての栽培は向いておらず、直接種をまいて栽培されている。日本でも栽培することは不可能ではないが、私たちが手に入れることのできるアニスシードのほとんどは輸入されたものである。アニスシードは原産地であるギリシャやエジプトでの栽培は盛んであるが、ほかにも世界的に有名な産地として、メキシコやインド、中国、ロシアがある。世界各地で生産されているアニスシードだが、とくにロシア産やブルガリア産、ドイツ産のものは品質がよいといわれている。

2. 甘い香りが特徴のアニスシードの味わいとは

アニスシードにはアネトールという香り成分が含まれているため、独特の甘い香りを楽しめる。この甘い香りはフェンネルや甘草などのハーブと似ている香りともいわれている。そして、甘いだけでなく、最後にはさわやかな香りを楽しめる。また、香りが甘いだけでなく、味もほんのりとした甘さを感じることができる。加えて、少し苦みもある。しかし、食べたあとにはスパイシーさもあるので、独特な味わいを楽しめるハーブである。

種子の形を残したものを使用する

一般的に販売されているアニスシードは大きく2種類に分けられる。基本的には種子の形が残ったままのものをハーブティーにしたり、お菓子や料理に使用したりすることが多いだろう。パウダー状にされたものも目にすることがある。パウダー状のものも使用しやすいので、おすすめである。しかし、少し注意が必要だ。種子はすり潰すと徐々に風味が落ちていってしまう。一度に多くの量をすり潰してしまうと、すぐに使用しない場合には、風味が低下してしまったものを使用してしまうことになる。そのため、種子のままの形ではなくパウダー状で使用したいときには、手間はかかるが使うときにその都度すり潰すことをおすすめする。そうすることで、毎回香りと風味がよい状態で使用することができる。

3. アニスシードティーを飲むときに注意したいこと

使用するハーブの量の目安はティーカップ1杯分のお湯にティースプーン山盛り1杯分くらいである。アニスシードをティーポットに中に入れて、沸騰直前の95℃くらいまでに温めたお湯を注ぐ。約5分蒸らすことで美味しく飲むことができる。アニスシードをポットに入れる前に軽く手でもんであげると、より甘い香りを楽しめるのでやってみるとよいだろう。

シングルティーで飲んでも美味しいアニスシードティーは少し苦みもあるので、甘さが足りなく感じるときには、好みではちみつを加えることで、より美味しく楽しめる。ほかにも、牛乳を加えて、マイルドな味わいにすることもできる。そして、ナッツ系のクッキーなどとの相性もよいので、アニスシードティーを何かと一緒に楽しみたいときには選ぶのもよいだろう。

ブレンドティーもおすすめ

アニスシードティーは比較的さまざまなハーブとブレンドしやすいハーブティーである。とくに、甘い香りが強いので、少し香りが強いハーブとブレンドすると、甘い香りで包み込むことでマイルドな味わいにしてくれるので、苦手意識のある人でも飲みやすくなることが多い。おすすめのブレンドとしては、カモミールやレモンバーベナとリンデン、パッションフラワーとチェストツリー、ラズベリーと弟切草、フェンネルとセージとペパーミントなどさまざまある。

結論

手に入りやすいアニスシードはいろいろな楽しみ方をすることができるハーブでもある。まずは手軽に始めることができるハーブティーでいろいろな飲み方を試してみるのはどうだろうか。そして、自分オリジナルのマイブレンドアニスシードティーを見つけるのも楽しいはず。もちろん、市販のブレンドティーから始めるのもよいだろう。
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