1. ヨーグルトだけではない!NS乳酸菌の発見者とは?

NS乳酸菌は「New(新しい)Sun(太陽)」の頭文字をとって名づけられた菌である。アメリカ国立生物技術情報センターに遺伝子情報が登録されているNS乳酸菌は3種類だ。
NS乳酸菌の種類
- NS-5...食物繊維の分解力に優れている。中性脂肪やコレステロールの吸収を抑制する働きが確認されている。
- NS-8...たんぱく質を分解するNS乳酸菌である。カルシウムの吸収を促進させて精神を安定させたり、血圧を下げたりする働きがある。また、胃潰瘍の原因となるピロリ菌の抑制作用も確認されている。
- NS-9...糖類の分解に優れているNS乳酸菌。免疫力を強化するほか、コレステロールの蓄積を防いだりアレルギー反応を抑えたりする効果が確認されている。
NS乳酸菌はモンゴル自治区で発見された
NS乳酸菌は、中国のモンゴル自治区内で生まれた金峰博士によって発見された。金峰博士はNS乳酸菌の発見者および研究者として、中国内でこの領域において指導や研究を進めている。
中国やモンゴルでは、NS乳酸菌を抗生性乳酸菌と共生性乳酸菌に分けている。数が少なくても腸内で増殖しやすい共生性乳酸菌は、主に食品やサプリメントに使用されている。一方、増殖は盛んではないがほかの細菌の増殖を抑える抗生性乳酸菌は、シャンプーや化粧品などに使用されている。菌を使い分けることで、それぞれの特性を活かした商品が開発できるというわけだ。
中国やモンゴルでは、NS乳酸菌を抗生性乳酸菌と共生性乳酸菌に分けている。数が少なくても腸内で増殖しやすい共生性乳酸菌は、主に食品やサプリメントに使用されている。一方、増殖は盛んではないがほかの細菌の増殖を抑える抗生性乳酸菌は、シャンプーや化粧品などに使用されている。菌を使い分けることで、それぞれの特性を活かした商品が開発できるというわけだ。
2. NS乳酸菌はどんなヨーグルトに含まれている?

NS乳酸菌を使ったヨーグルトは、コンビニやスーパーで購入することはできない。NS乳酸菌をとり入れたいときはオンラインショップで購入しよう。NSバイオジャパン株式会社では、ヨーグルトをはじめNS乳酸菌を使ったさまざまな商品を販売している。
NS乳酸菌入りのヨーグルトはオンラインショップで購入できる
オンラインショップで取り扱っているヨーグルトは固形ではなくドリンクタイプのもので、現在は「腸若返りヨーグルト(1本150ml入り)」10本セット1,940円(税込)のみだ。「NS乳酸菌飲料」という商品は2019年10月に販売終了となっているので注意しておこう。
3. NS乳酸菌を使った豆乳ヨーグルトの作り方

市販のヨーグルトメーカーを使えば、自宅で手軽にヨーグルトを作ることができる。ヨーグルトメーカーを使うときは、牛乳にドリンクタイプのヨーグルトを加えて作ることが多いが、ここではカプセル状のNS乳酸菌と豆乳を用いてヨーグルトを作る方法を紹介していきたい。
NS乳酸菌入り豆乳ヨーグルトの作り方
NS乳酸菌入りのヨーグルトを作るのに必要なものは、カプセルタイプのNS乳酸菌と無調整豆乳、そしてヨーグルトメーカーである。作り方は簡単。まずはカプセルを外して粉末状のNS乳酸菌を取り出し、豆乳に加えて混ぜる。その後、よく撹拌してから容器のままヨーグルトメーカーにセットする。ヨーグルトメーカーのスイッチを入れて発酵させよう。発酵が終わったら冷蔵庫で冷やして完成だ。
作ったヨーグルトは早めに食べよう
NS乳酸菌入り豆乳ヨーグルトを食べる目安量は、1回につき100gである。冷蔵庫の中でも発酵は進んでいくので、1〜2日を目安に食べきるようにしよう。また、ヨーグルトは発酵食品なので雑菌も繁殖しやすい。見ためや味などに異常がある場合は、食べるのをやめて廃棄するようにしよう。
結論
NS乳酸菌はモンゴルで発見された乳酸菌である。発酵過程の菌の特性によって2種類の菌に分けられ、共生菌として新しい視点から研究が進められている。NS乳酸菌は市販のヨーグルトではなく、主にネットショップで販売されているサプリメントから摂取できる。NS乳酸菌が気になるときは、まずはネットショップを見て、自分に合ったものを探してみよう。
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