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甘茶とは別物?アマチャヅル茶とはどんなもの?美味しい飲み方も紹介

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ) 

2019年12月 2日

アマチャヅルという名前を聞いたことがないという人は多いかもしれないが、実は日本各地に自生していることが多い。雑草として見かけたことがあるという人はいるかもしれない。そこで今回は、意外と飲みやすくて美味しいアマチャヅルについて紹介する。

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1. アジアで多く自生しているアマチャヅル

その生命力の高さから雑草として、いたるところに自生しているアマチャヅルは知らぬうちに見たことがあるという人も多い植物である。

アジアでたくさん自生している

アマチャヅルが自生している地域は主にアジアである。中でも、日本を含む東アジアやインド、東南アジアなどで多く自生している。その生命力の強さから、雑草として見かけられることも多い植物であるので、自生しているものも多いが、販売されているアマチャヅル茶は栽培されているものもある。

甘茶とは別物であるので要注意

その名前と味の甘さが似ているということから、甘茶とよく間違われることが多いアマチャヅル。アマチャヅルは漢字で書くと、「甘茶蔓」だ。ウリ科のツル性植物であるのに対して、甘茶はユキノシタ科の植物なので全くの別物。中国では、「絞股藍(こうこらん)」と呼ばれて生薬として使用されたり、日本では「絞股藍茶」として、健康食品コーナーで販売されたりすることも多い。一時期、高麗人参に豊富に含まれていることで有名なサポニン類が70種類以上含まれているということで、注目を浴びることもあったが、いまではそのブームも落ち着き、一部の人に飲まれ続けている。

2. ほんのりとした甘さが美味しいアマチャヅル

甘くて有名な甘茶と間違われることも多いということもあり、アマチャヅルも同様に甘みのあるお茶である。しかし、強い甘みではなく、ほんのりとした甘みなので、とても飲みやすいお茶である。自然に近い甘みは、飲み口がすっきりしていることでも有名である。ただし、濃く淹れすぎてしまうと、葉によっては苦みを感じてしまうこともあるといわれている。また、香りは緑茶に似ており、乾いた草の香りがほのかにするくらいで、独特な香りがしないこともまた、飲みやすい理由のひとつである。

日本で昔から飲まれていたお茶

アマチャヅルは雑草として日本各地で自生している植物ということもあり、日本では昔から飲まれていたお茶のひとつであるといわれている。そして、その甘さのため、砂糖などの甘味料がまだ使用されていなかった平安時代においては、甘味料の代わりとして使用されていたといわれている。現代人にとっては馴染みが薄いお茶であるかもしれないが、昔の人にとっては馴染み深いお茶のひとつであったのだ。

また、ノンカフェインのお茶は、子どもからご高齢の方まで、幅広い年代の人が安心して飲むことができるお茶である。自生しているアマチャヅルは身近な場所で摘んで飲むこともできないわけではないが、飲む場合には、専門店や健康食品店などで乾燥させた茶葉が販売されているので、それを使用するのがよいだろう。

3. アマチャヅルの美味しい飲み方

アマチャヅル茶の淹れ方には大きく2種類ある。1つ目は煎じて飲む方法であり、2つ目は急須で淹れる方法である。煎じて飲む場合には、1Lの水の中に大さじ1~2杯のアマチャヅルの茶葉を入れて、火にかける。沸騰したら、火加減をとろ火にして約8分煮出したらできあがり。急須で淹れる場合には、急須に大さじ1~2杯のアマチャヅルの茶葉を入れて、お湯を注ぐ。フタをして約5分蒸らしたらできあがり。ただし、5分はあくまでも目安の時間、好みの濃さまで蒸らすとよいだろう。あまり、蒸らす時間が長くなってしまうと、濃くなりすぎて甘みよりも苦みが強くなってしまうことがあるので、注意しよう。

ブレンドティーとして飲んでも美味しい

アマチャヅル茶はクセのある香りや飲み口をしていないので、シングルティーとして飲んでも美味しい。しかし、ほかのハーブ類とブレンドすることで、シングルティーとは違った味わいを楽しむことができるので、ぜひ試してみるのもよいだろう。

おすすめのブレンドの組み合わせをいくつか紹介しよう。さらに、すっきりとした飲み口を楽しみたい場合には、麦茶とのブレンドがおすすめだ。また、独特な風味があるルイボスティーとのブレンドもよいだろう。ちなみに、日本ではルイボスティーもシングルやブレンドティーとして飲まれることが多い。しかし、本場では砂糖を加えて飲むのが定番の飲み方である。そこで、この飲み方を試してみたいが抵抗がある人におすすめなのが、ほんのりとした甘さがあるアマチャヅルとルイボスティーをブレンドすることである。

結論

アマチャヅルは昔の日本でよく飲まれていたが、いまは飲まれる量が減ってしまっているお茶である。しかし、日本人にとって飲みやすい飲み口のお茶なので、ぜひとも一度は飲んでいただきたい。専門店や健康食品店以外では、なかなか目にする機会が少ないかもしれないが、ぜひとも手にとって、堪能してみてはどうだろうか。
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