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【アカシアはちみつ】とは?クセなく繊細な「別名はちみつの女王」

【アカシアはちみつ】とは?クセなく繊細な「別名はちみつの女王」

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年1月23日

日本人が最も好むはちみつのひとつが、「アカシアはちみつ」である。淡泊で主張が少ない味わいのため、飲み物や料理にも使用される頻度が高い。はちみつの特有のにおいが控えめで、透明に近い色のアカシアはちみつは、「品がよい」と形容されることも多い。その魅力に迫ってみよう。

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1. 古代から愛されてきたアカシアはちみつ

アカシアのはちみつの歴史は古い。古代から、人々は砂糖の代用としてはちみつを使用してきたが、なかでもアカシアはとくに愛されてきた。アカシアはちみつには独特の強い香りや苦みがなく、万人に受けることから、「はちみつの女王」の異名を持つ。

古代世界でも生産されていたアカシアはちみつ

アカシアはちみつの痕跡をたどると、古代のインド、エジプト、アラブ、ギリシャ、ローマではすでにアカシアはちみつが使用されていたことがわかっている。欧州では、その透明感が「純潔」のシンボルとして愛されてきた経緯もある。
しかし、アカシアの花は開花期が短いため、養蜂家泣かせのはちみつともいわれている。日本でも最も消費が高いはちみつのひとつであり、現在は東欧や中国、また日本国内でも生産されている。
また、アカシアと似て非なる「ニセアカシア」という種も存在する。ラテン語名を「Robinia pseudoacacia」というこの花から採取されるはちみつも、アカシアと同様、またはそれ以上に透明感があり、「ロビニアのはちみつ」などと呼ばれて人気がある。

繊細さゆえに気候の影響を受けやすい

アカシアはちみつは、色も香りも非常に繊細である。においや食味が強いほかの種類のはちみつと比べると、気候の影響を受けやすいといわれている。とくに降雨量が多い年は、採蜜量が減ってしまう。色や味わいが年によって微妙に異なることも多い。日本では、秋田県や北海道、長野県などでアカシアはちみつの生産がさかんである。

2. 冬にも固まらないトロリ感が魅力のアカシアはちみつ

温かいハーブティーとはちみつの組み合わせは、冬の定番である。ところが、久々にはちみつを取り出してみたら白く固まっていたということも珍しくない。アカシアのはちみつは、はちみつの結晶化が起きにくいという特徴も人気の理由になっている。

アカシアはちみつが固まりにくい理由

はちみつは、果糖とブドウ糖の2種の糖分によって甘さが出る。ブドウ糖を多く含むはちみつは、結晶化しやすいといわれている。しかしアカシアはちみつは、果糖の割合が高いために固まりにくい。
とはいえ、はちみつが固まる原因はブドウ糖の含有率だけではない。はちみつは15~16℃以下の環境で結晶化しやすくなるため、常温保存が望ましい。また、はちみつを45℃以上で加熱すると色や香りが損なわれることがある。固まったはちみつを温めて元に戻すときは注意したい。

アカシアはちみつの味わいは?

それでは、透明感のあるとろりとしたアカシアはちみつを味わってみよう。
アカシアはちみつは、果糖の割合が高いために十分な甘さがある。酸味は非常に低く、フルーティーなアロマは実に繊細だ。香りはバニラやアーモンドの甘さと表現されることが多い。また、甘さがべたつくような後味もない。ヨーロッパでは、ラベンダーやアカバナオウギのはちみつとよく似た味わいと評される。
はちみつが苦手という人にも、アカシアはちみつは比較的食べやすいといえる。

3. 癖のないアカシアはちみつは、トーストや飲み物で

とろりとした優しい甘さが特徴のアカシアはちみつは、そのままでも十分に美味しい。とくにトーストにのせたり、飲み物に甘みをつけたりするときには重宝する。紅茶、牛乳、ヨーグルト、コーヒーにいたるまで、アカシアはちみつは癖なく甘みを加えてくれる。

また、アカシアはちみつはチーズとの相性もよい。ブルーチーズなどの癖のあるタイプから、リコッタチーズなどのフレッシュなタイプまでいずれも美味しく食べることができる。

結論

癖のない優しい甘みで人気なアカシアはちみつは、古代の世界でも広く普及していた。日本でも1、2を争う人気があり、果糖の割合が高いために冬に固まらないというメリットもある。外観もとろりと優しいタイプである。はちみつの女王の異名をもつアカシアはちみつを、はちみつが苦手な人もぜひ試してみてほしい。
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