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【百花はちみつ】とは?特徴や美味しく食べる方法を紹介

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2019年12月 2日

「百花はちみつ」とは、その名のごとくさまざまな花の蜜が集められた製品をさす。対極をなす一種類の花だけから採取されたはちみつは「単花蜜」と呼ばれる。土地や気候によって味が変わる百花はちみつには、どんな特徴があるのであろうか。詳細をみていこう。

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1. 単花蜜とは一線を画す特徴を持つ百花はちみつ

日本で人気のある「アカシヤはちみつ」や「レンゲはちみつ」は、その名が冠せられた花の蜜から採取される。一方、複数の花の蜜を集めた百花はちみつは、どんな経緯で生産されるのであろうか。

百花はちみつの特徴は味わいが一定でないこと

日本で人気があるはちみつは、味わいが繊細なアカシヤやレンゲのはちみつである。逆に、栗のはちみつなど癖の強いものは好き嫌いがわかれる傾向がある。はちみつに植物の名が冠されていれば、色や味わいは名から察することができ、好みのはちみつを見つけやすい。ところが、百花はちみつは場所や年によって味わいが異なる。この不確定さが百花はちみつの最大の特徴である。

百花はちみつの生産が難しい理由とは?

現在、日本に流通するはちみつの多くはセイヨウミツバチの養蜂によって採取されたものに占められる。セイヨウミツバチは日本に
19世紀に到来した種である。特定の花の蜜を集める習性があり、さらに採蜜量も多いために商業向きの蜂といえるだろう。一方で、在来種のニホンミツバチは複数の花に群がる習性がある。採蜜量が少なく、ニホンミツバチの養蜂は非常に難しいとされている。また、経験ある養蜂家でも採蜜が難しいニホンミツバチのはちみつは、より濃厚で酸味が強いという特徴があるという。つまり、われわれのイメージとは逆に、単花蜜のほうが商業的に成功しやすい性質を持つのである。

2. 大自然の恩恵が味わいに?百花はちみつの見分け方

百花はちみつは、土地の植物の影響をもろに受ける味わいとして人気がある。特徴が一定しない百花はちみつ、見分け方はあるのだろうか。

百花はちみつは「色」で見分ける!

百花はちみつの最大の特徴は、土地の植物をストレートに反映する味にある。山、平原、丘、それぞれの土地で育つ植物の特性が、はちみつのアロマとなって表現されるのである。百花はちみつの味わいを見分けるポイントは、色である。

・色が薄く透明に近いもの

デリケートな味わいであることが多く、まろやかな甘さが万人向けである。

・色が濃く琥珀色に近いもの

栗の木など山の植物のはちみつである可能性が高くなり、味わいは個性的になる。

一般的に、色が薄く繊細な味のはちみつは、あらゆるレシピにマッチするほか子どもたちにも食べやすいとされている。

百花はちみつこそ自然の恩恵!

百花はちみつが人気の理由は、単花蜜とは異なる、いかにも「自然」を感じさせる不規則性とバラエティーに富む味わいだろう。実際、百花はちみつにこそ自然の恵みがあるとするファンも多い。なお、百花はちみつの平均的なカロリーは100gあたり304kcal、同量の一般的なはちみつのカロリーが294kcalであるため、よりエネルギー量が多いことになる。

3. 百花はちみつを美味しく食べるために

単花蜜は花の種類によって特徴がはっきりしていることが多いため、使い方も比較的安易に決定できる。百花はちみつは、土地や気候によってまったく味わいが変わるために使い分けが難しい。先に述べたように、色で見分けるのが最もシンプルな判断基準となる。

自然の味わいを堪能したい人は、ヨーグルトやトーストと食べるのがおすすめである。また、個性的過ぎてストレートで味わうにはちょっとという人には、これまた癖のあるブルーチーズなどと組み合わせれば極上の美味しさとなる。

あまり癖が強くない百花はちみつは、砂糖やみりんの代用として煮物に使用すると、料理にツヤが出て味わいが深くなることを実感できるだろう。

結論

複数の花の蜜が結集した百花はちみつ。花が育った気候や地形によって味わいが異なるのが最大の特徴であるため、一概に百花はちみつといっても味は一定していない。一般的な見分け方としては、色を基準とするのが無難とされている。サプライズ的に、百花はちみつの味を楽しむのもいいかもしれない。
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