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醤油に含まれる塩分はどれぐらい?塩分を控えるのに有効な方法も紹介

醤油に含まれる塩分はどれぐらい?塩分を控えるのに有効な方法も紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

2019年12月 4日

数ある調味料の中でも、日本の食卓に欠かせない存在で最も多く使用されている醤油。何にでも醤油をかけてしまうという人もいるだろう。ただ、醤油のかけすぎによる塩分のとりすぎには気をつけたいところだ。厚生労働省が公表しているデータによると日本人の1日の塩分摂取量の平均値はおよそ10gだが、そのうちの2割程度は醤油から摂取していると考えられている。そこで今回は、醤油の塩分について詳しくお伝えしよう。

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1. 醤油は種類によって塩分含有量が異なる

ひとことで醤油といってもさまざまな種類があり、塩分含有量も種類によって異なっている。

醤油の塩分の量は見た目である程度判断できる

醤油に塩分含有量の多さについては、見た目でも判断できる。醤油の色が濃い目のほうが塩分含有量が少なく、薄くなるにつれて塩分含有量が多くなる傾向がある。

これは、色の薄い醤油は、色味を抑えるために、発酵をゆるやかするための手段として塩が多めに使用しているためだ。

薄口醤油は塩分濃度が高い

ちなみに、市場に最も多く流通している濃口醤油の塩分濃度が、16%に対して、薄口醤油は18%になる。そして、たまり醤油と再仕込み醤油の塩分濃度が15~17%で、この範囲が通常、醤油の塩分濃度の標準的な数値とされている。

さらに濃口醤油に含まれている塩分の80%以下で作られた醤油が、うす塩醤油に該当する。また、できあがった醤油から、塩分だけを50%取り除いたものが、減塩醤油に該当する。

2. 醤油に含まれる塩分の働き

塩分は、醤油の製造過程や味作りにおいて極めて重要な働きを担っている。

熟成期間中の雑菌の繁殖を抑制する

塩分含有量を多くすることで、熟成期間中に雑菌の繁殖を抑えることができている。さらに製造後も、醤油の長期保存が可能なのも、豊富に含まれる塩分の働きによるところが大きい。

醤油本来の旨みを際立たせる

さらに、醤油本来の旨みを際立たせるのも塩分の欠かせない働きである。醤油に含まれているグルタミン酸やイノシン酸などの旨み成分も、塩分がなければ、何の旨みも感じられなくなってしまう。

およそ3.5%と、醤油の塩分濃度よりもはるかに少ない海水のほうが、醤油よりもしょっぱく感じるのは、海水には旨み成分がまったく含まれていないからである。醤油には、塩分による塩味が、旨みや甘み、酸味、苦みなどと見事に調和し、塩味が際立つということがないため、しょっぱく感じにくいのだ。

3. 塩分を控えるのに有効な醤油スプレー

醤油の摂取量を減らすために、大切なことは、醤油のかけ過ぎを防ぐことだ。

多くの日本人が塩分を摂り過ぎている

多くの日本人が、必要以上に塩分を摂りすぎている傾向にあることは否めない。実際、1日の塩分の摂取量が多いと、高血圧になるリスクが増大するだろうと考えられている。

これは塩分を摂りすぎると塩分の主成分であるナトリウムが血液中に増えるため、血液の浸透圧を維持するために血液中の水分量が増え、血管内の圧力が高くなるからだ。

最初のところでお伝えしたとおり、日本では1日の平均塩分摂取量のうちのおよそ2割が醤油から摂取されていると考えられているため、醤油の摂取量をできるだけ控えることは、減塩に直結すると考えられる。

醤油さしをスプレーにすれば摂取量は減らせる

そこで最近注目されているのが醤油スプレーだ。通常の醤油さしの代わりに、醤油スプレーを使用するだけで、醤油の摂取量を大幅に減らすことが可能になる。

ちなみに醤油スプレーのワンプッシュの醤油の量は、約0.10cc~0.15ccと極めて少量だ。少量ながら、霧状に噴射されるため、香りが広がり少量でも十分に満足することができる点も見逃せない。

とくに何にでも醤油をドバドバとかけていた人ほど、醤油スプレーを使用することで、より大きな減塩効果が期待できるといえそうだ。

結論

健康に対する意識が高まっている現代において、何かと塩は目の敵にされがちだが、塩は人間が生きていくために必要不可欠なミネラルでもある。実際に、血液の浸透圧を正常に保つ働きがあり、夏場は熱中症を予防するのに適度に塩分を摂取することが推奨されている。そのため醤油をはじめ塩分の多い食品は適度な摂取を心掛けるようにしてほしい。
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