このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
【甘酒】の米麹と酒麹の違いとは?栄養や飲むメリットを解説

【甘酒】の米麹と酒麹の違いとは?栄養や飲むメリットを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:東京農業大学 醸造科学科 教授 前橋健二(まえはしけんじ)

2020年4月14日

甘酒は近年「飲む点滴」ともいわれ、さまざまな健康効果があるとして幅広い世代に飲まれている。また、美容面でも注目されているようだ。ただその理由については意外と知らない人が多いことだろう。この記事では甘酒の種類や栄養、飲むメリットを解説していく。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 甘酒の原料は米麹?酒粕?

甘酒には大きく2種類存在する。1つが米麹の甘酒、もう1つが酒粕の甘酒だ。それぞれの特徴を見てみよう。

米麹からできた甘酒の特徴

米麹の甘酒は、味噌や醤油の原料にもなる米麹を使って作られる。アルコール成分がまったく含まれていないので車の運転をする人や小さな子どもでも飲める。

酒粕からできた甘酒の特徴

酒粕の甘酒は、酒を造るときに出る酒粕に水を加えて作られた甘酒のことをいう。原料は米に発酵菌を加えて作られたもろみと呼ばれるものである。

神社やイベントなのでふるまわれるのは酒粕の甘酒が多い。昔ながらの甘酒といえば酒粕の甘酒だった。しかし、酒を作るときの搾りかすを使っているため、少量のアルコールが含まれてしまっている。 子どもやドライバーが飲めないため、最近では米麹から作られた甘酒も人気となっている。

2. 人気の甘酒!米麹と酒粕の栄養面での違いは?

甘酒にはさまざまな健康効果があり、さらには美容面も期待できるとして注目されている。米麹と酒粕の甘酒の栄養はそれぞれどのような違いがあるのだろうか。

米麹からできた甘酒に含まれる栄養

米麹は米に麹菌を入れて繁殖させたもの。甘酒だけではなく、みりんや味噌など日本の伝統的な調味料にも使われている。麹菌は発酵させることによってビタミン類を作り出し、米のでんぷんをブドウ糖やオリゴ糖に変換する。自然な甘みが特徴だ。

米麹に含まれる主な栄養素は、豊富な糖分とアミノ酸、食物繊維や葉酸、パントテン酸、ビオチン、ナイアシンなどのビタミン類である。

酒粕からできた甘酒に含まれる栄養

酒粕は米麹に酵母菌を加えて発酵させたお酒のもろみを絞った粕なので、水溶性の栄養素は麹甘酒に劣る。酒粕は甘味が足りないので、砂糖を加えて補っている。しかし酵母菌や発酵物を多く含むので麹甘酒にはない効果もある。

3. 酒粕甘酒ではなく米麹甘酒を選ぶメリットは?

米麹からできた甘酒は酒粕からできた甘酒と比べると風味が違う。まずはお試しで味を確かめてから、どちらがよいのかを選んでみよう。ここでは米麹を使った甘酒のメリットを2点紹介する。

米麹の甘酒は、元祖飲む点滴

いまとなってはどちらも気にせず選ぶ人も多いが、甘酒が飲む点滴と呼ばれるようになったきっかけは、米麹を使った甘酒である。点滴に使われるブドウ糖が主成分であることや、身体によい効果を期待できる栄養素が多く含まれているためだ。でんぷんが分解されてできるブドウ糖は体内への吸収がスムーズで、すばやくエネルギーとなる。疲労回復に役立つため、風邪のときにもおすすめだ。

米麹の甘酒は、ノンアルコール

米麹からできた甘酒の大きなメリットは、アルコールが含まれていないという点だ。妊娠、授乳中の女性や子ども、ドライバーなどアルコールを摂取できない人でも、米麹で作られた甘酒であれば安心して飲める。

結論

甘酒には米麹で作られたものと酒粕で作られたものがある。米麹に含まれるブドウ糖が点滴にも使われることから、飲む点滴という言葉が広がった。2つの甘酒には、栄養面での違いとアルコール含有量の違いがある。美味しさも含め、自分にはどちらが合っているのかを考えて選んでみよう。
この記事もCheck!

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ
    >