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【フリット】は魚介だけじゃない!絶品野菜のフリットの作り方!

【フリット】は魚介だけじゃない!絶品野菜のフリットの作り方!

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2019年12月20日

卵白を使った衣のふわっとした食感を楽しめるイタリア版天ぷら・フリット。具材は魚介類がメジャーだが、野菜で作るのもおすすめだ。そこで今回は、野菜のフリットを美味しくいただくためのポイントを伝える。選び方や作り方のコツなどチェックしていこう。

  

1. 野菜でフリットを作るメリット

野菜は調理法によって、味や食感はもちろんのこと摂取できる栄養素も変わってくる。フリットにすることには、そのような意味でも大きなメリットがあるのだ。

栄養と旨みが凝縮される

衣で覆った野菜をサッと高温で揚げるというフリットの調理法は、野菜の栄養を逃さずギュッと閉じ込めてくれる。加熱で失われる分は仕方ないとしても、流出してしまう栄養が少ないため、野菜本来に含まれる栄養素を摂りやすい料理といえるだろう。また、野菜の甘みや旨みも凝縮されるので、フリットにすることで野菜の美味しさが際立つのだ。

いろいろな野菜を美味しく食べられる

フリットにはさまざまな野菜を使うことができる。普段とは違った調理法で食べる野菜には、また違った美味しさがある。フリットにするとさっぱりとした野菜でもボリュームが出て、満足感を感じられる。衣に粉チーズやハーブなどを混ぜ込んで風味をプラスし、アレンジを楽しむこともできるので、飽きることなく野菜を美味しく食べられるだろう。フリットは野菜嫌いの子どもにも食べやすい料理なのである。

2. フリットにおすすめの野菜とは

フリットに使える野菜はいくつかあるが、基本的には水分の多すぎないものを選べば失敗はしないはず。衣を絡めることのできる野菜ならOKということだ。カットトマトをフリットにしようとするとべちょべちょになるが、ミニトマトなら問題ない。フリットにおすすめの野菜を紹介しよう。

定番野菜

玉ねぎ・レンコン・ズッキーニ・カリフラワー・ブロッコリー・パプリカ・キノコ類など

旬の野菜を使うのがおすすめ

菜の花やアスパラガス、新玉ねぎなど旬の野菜を使おう。旬の野菜ならではの美味しさと豊富な栄養はフリットで余すことなくいただくのがおすすめ。

組み合わせで満足感アップ

コーンと人参、ブロッコリーとチーズ、ごぼうとごまなど、2種類の野菜の組み合わせや野菜とほかの食材の組み合わせで作ったフリットは、味も彩りもよく満足感を得られる。

3. 野菜でフリットを美味しく作るコツ

野菜のフリットを作る際には、衣を作る手間はあるが野菜自体の下ごしらえは簡単である。美味しいフリットを作るためのコツをおさえておこう。

カットは気持ち大きめに

とくに火の通りやすい野菜は、あまり小さくカットすると食感が失われてしまう。野菜本来の歯ごたえが残る程度に仕上げたほうが美味しいため、一口大よりやや大きめにカットするとよいだろう。

野菜の水気を拭きとる

野菜に限らず具材の表面が水っぽいと、フリッターの衣が絡みにくくなり、鍋に入れたときに衣がはがれやすくなる。そのため、野菜の水気はあらかじめキッチンペーパーなどで拭きとってから衣をつけよう。

1種類ずつ揚げる

さまざまな種類の野菜をフリットにすると、彩りもよくなり飽きずに楽しむことができる。ただ、揚げる際には1種類ずつ分けたほうがよい。火の通り具合も野菜によって異なるため、違う種類の野菜を同時に鍋に入れると加熱ムラや焦げの原因になってしまうのだ。同じ種類の野菜は同じ大きさにカットし、同時に揚げるというのがラクに美味しく作るコツである。

結論

とくに旬の野菜で作ったフリットは、野菜の美味しさを堪能できるはずだ。ほどよくボリュームがあるためごはんのおかずや酒のつまみにもなるし、弁当にも使える。野菜の調理法がワンパターンになりがちという人も、ぜひフリットを食卓に取り入れてみてほしい。
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  • 更新日:

    2019年12月20日

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