1. ローストチキンの基礎

シンプルに味を付け、グリルやオーブンで焼き上げるローストチキンは、人が集まるシーズンにもってこいのメニューだ。見た目は豪華だが、作り方はとても簡単。そんなところもうれしい。ポイントは美味しい丸鶏を手に入れることと天然塩を使用すること、油を塗りながら焼くことだけ。あとはオーブン任せでOKである。
余ったら
ローストチキンは、丸鶏なので余ることも。余ったら、切り分けて保存容器に入れて保存しよう。なるべく早く食べた方がよいので、翌日にリメイクするのがおすすめだ。中に詰めた具材や一緒に焼いた野菜も余っていれば、別の保存容器にそれぞれ入れて保存しよう。
2. ローストチキン活用アイデア

サンドウィッチに
まずは王道のサンドウィッチ。お好みのパンにバターを塗る。片面にはマスタードを多めに塗り、ローストチキンを挟む。野菜はレタスやオニオンなど、お好みのものでOK。食パンよりもバゲットやカンパーニュなど、歯ごたえのあるパンを使用するとオシャレ感も美味しさもUPするのでおすすめだ。
パスタに
チキンはパスタの具材にもぴったり。インゲンや青ネギなど、緑の野菜を合わせると見た目にも美しい。ポイントは、ローストチキンにはすでに火が通っているので、最後に加えて焼き過ぎないこと。あまり細かく切り分けず、どーんとチキンを使うと食べ応えもあり、男の料理にぴったりだ。仕上げには、たっぷり黒胡椒をふろう。
ガラでスープを
ローストチキンは、どんなに上手に切り分けても骨が残る。一見、ゴミに見えるこちらにも使い道が。骨は、ガラと呼ばれ、出汁が出るので、スープベースを作ることができるのだ。そのままスープとしてはもちろん、ラーメンスープのベースに、カレーのベースに、うどんの出汁になど、アレンジは無限大。
作り方もとても簡単だ。ガラとネギ、生姜を鍋に入れ、沸騰させる。ざっとアクを取り除き、あとは煮立てないよう弱火でコトコトコトコト煮出すだけ。1時間くらいしたら、ザルでこしてできあがり。白湯(パイタン)と呼ばれるスープが完成する。
作り方もとても簡単だ。ガラとネギ、生姜を鍋に入れ、沸騰させる。ざっとアクを取り除き、あとは煮立てないよう弱火でコトコトコトコト煮出すだけ。1時間くらいしたら、ザルでこしてできあがり。白湯(パイタン)と呼ばれるスープが完成する。
3. ほかの具材の活用アイデア

詰め物はスープに
詰め物のピラフや野菜の炒め物は、そのままスープに入れるとよい。チキンの出汁が浸みているので、美味しさがUPする。そもそも大量には詰められないので、余るとしても少量だ。スープにして、上手に食べ切ろう。
グリル野菜はサラダに
グリル野菜は、さいの目に切り、ホットサラダにするとよい。合わせるドレッシングは、ハニーマスタードがおすすめ。一旦、野菜を温め直し、切りそろえて、ドレッシングであえるだけだ。市販品を使用してもよいが、はちみつとマスタード、少量のマヨネーズを混ぜるだけなので、簡単に作ることもできる。
残り物を合わせて
ローストチキン、スープ、グリル野菜をすべて使用して、料理を作ることもできる。おすすめはカレーやピラフ。カレーはスープでルウを溶き、チキンとグリル野菜をトッピングすれば完成。コク深い本格カレーが味わえる。ピラフもスープで米を炊けば、美味しい。
結論
ホームパーティーやお祝いごとにぴったりな大物料理ローストチキンは、1度で2度美味しいメニューである。工夫次第で、さまざまな料理にアレンジすることができるため、いつもなら捨ててしまう骨(ガラ)の活用方法も見逃せない。ぜひ、隅から隅まで味わい尽くしてほしい。
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