1. 甘酒はヨーグルトにどう合わせる?
ヨーグルトも甘酒もトロッとした食感が似ている。甘酒にヨーグルトを合わせるときには、甘酒の上にヨーグルトをのせたり、二つを混ぜ合わせた上にトッピングをのせたりして食べる方法がある。
甘酒とヨーグルトの量は食べ方に合わせよう
飲み物としてゴクゴクと飲みたい場合は、甘酒の割合を多くして作ってみよう。冷やしておけばストローを使って飲むことも可能だ。飲むのではなく、スプーンですくって食べたいときは、ヨーグルトの割合を多めにする。バナナやイチゴなど、好みの果物をトッピングしたり、グラノーラを合わせたりする食べ方は、栄養満点の朝食としてもおすすめだ。
甘酒ヨーグルトは冷やしてもホットでもOK
甘酒ヨーグルトは、基本的にはヨーグルトに合わせて冷たい状態で食べることが多いかもしれない。しかし、ホットヨーグルトという食べ方もあるとおり、ヨーグルトを温めて食べる方法もある。ヨーグルトを温めることでより腸の動きが活発になるともいわれている。寒い時期には温めて、暑い時期には冷やして、とタイミングによって食べ方を変えてみるのもよいだろう。
2. 甘酒ヨーグルトのカロリーはどのくらい?
健康的なイメージのある甘酒ヨーグルトだが、どのくらいのカロリーがあるのか気になるところだ。ここでは甘酒ヨーグルトの1食あたりのカロリーを見てみよう。
甘酒ヨーグルトのカロリー
プレーンヨーグルトのカロリーは100gあたり62kcalである。一方、甘酒のカロリーは100gあたり81kcalだ。このふたつを合わせた場合、甘酒ヨーグルトのカロリーは200gあたり143kcalとなる。製品によって前後するため、詳しくは栄養成分表示を確認しよう。
甘酒ヨーグルトの栄養
甘酒からは糖質、ヨーグルトからはたんぱく質が多くとれる。甘酒には自然な甘みがあるので、無駄に砂糖などを足さなくてもよくダイエット時の食事にも役立つ。なお、甘酒ヨーグルト200gあたりのたんぱく質は5.3g、脂質は3.1g、炭水化物は23.2gである。同じ量をそれぞれ単体で摂取するよりも、組み合わせたほうが摂れる栄養が増える。甘酒ヨーグルトに含まれる栄養を活かして、普段の健康づくりに役立ててみよう。
3. 甘酒ヨーグルトに含まれる栄養成分とは?
甘酒とヨーグルトはどちらも美容や健康によいといわれる食品ではあるが、具体的に甘酒とヨーグルトはそれぞれどのような栄養成分を含んでいるのだろうか。
腸の働きを活発化させる
ヨーグルトと甘酒はどちらも発酵食品である。腸活という言葉が聞かれるようになってからとくに注目されるようになった。甘酒にはオリゴ糖と食物繊維が、ヨーグルトには乳酸菌が含まれており、どちらも善玉菌の増殖を助け腸の働きを活発にさせる。その上、発酵食品は単品でとるよりも複数を組み合わせてとるとよいとされている。甘酒とヨーグルトを掛け合わせることは栄養学的にも理にかなっているのだ。
腸を整えることは免疫力アップに繋がる
腸のなかには7割の免疫細胞が存在している。病原菌やウイルスを撃退する重要な器官だ。腸と免疫には深い関わりがあり、腸の調子を整えることは免疫力アップにつながるといわれている。甘酒とヨーグルト、ふたつの発酵食品を組み合わせた甘酒ヨーグルトでお腹の調子を整えれば、免疫力アップが期待できるといえよう。
美容に良いビタミンB群が豊富
甘酒にはビタミンB群が多く含まれている。ビタミンB群には新陳代謝を高める作用があり、肌や髪の生まれ変わりを促す効果が期待されている。また、便通がよくなると肌荒れの改善にもつながる。甘酒ヨーグルトは、さまざまな面から美容サポートにつながると期待されているのだ。
結論
甘酒とヨーグルトはダブルの発酵パワーによって美容や健康面をサポートしてくれる。それぞれ身体によい食品として知られているが、ふたつを掛け合わせることでより良い作用が期待できそうだ。合わせるだけで簡単に食べられ、いい事づくしな甘酒ヨーグルトを、毎日の生活に摂り入れてみてはいかがだろうか。
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