1. 具材はたっぷりが基本、タコスの一般的なカロリーは?

スパイシーな肉の具材もイケているが、さらに野菜もたっぷり摂取できるのが魅力のタコス。最近は、タコスを売る店や屋台も増えて親しみやすい料理となってきた。気になるカロリーは、どのくらいあるのであろうか。
中身がたっぷり、その名の由来
タコスの具材はたっぷり入っているのが正道である。タコスの「タコ」とは本来、スペイン語で「栓」「ふた」「コルク」を意味する。つまり、トルティーヤの隅までぎゅうぎゅうに詰められた様子を表現しているのである。タコスには大別して2種類ある。オリジナルのメキシコのタコスは、とうもろこしの粉を使ったやわらかいトルティーヤに、煮込んだ牛肉か魚、生の玉ねぎ、サラダ、とろけるチーズが具材として入っている。スパイスがよくきいていて美味しい。
一方、テキサスとメキシコの混交したテクスメクス料理に登場するタコスは、パリパリの皮に具材がのっている。
一方、テキサスとメキシコの混交したテクスメクス料理に登場するタコスは、パリパリの皮に具材がのっている。
具材によって異なるカロリー
メキシコ風の典型的なタコスは、1つのカロリーが200~250kcalほど。ボリューム感を考えると、意外にも控えめな印象である。
ただし、具材として詰める肉の量と野菜の比率もカロリーには影響することを覚えておこう。具材に野菜や豆類など低カロリーの食材を多く使えば当然カロリーは低くなる。一方、肉類をたっぷり挟めば高カロリーとなってしまう。
ちなみに、タコスに牛肉とチーズ、サラダだけを詰めた場合は280kcalになることもある。牛肉を減らしてトマトに置き換えると、210kcalにカロリーをカットできる。
ただし、具材として詰める肉の量と野菜の比率もカロリーには影響することを覚えておこう。具材に野菜や豆類など低カロリーの食材を多く使えば当然カロリーは低くなる。一方、肉類をたっぷり挟めば高カロリーとなってしまう。
ちなみに、タコスに牛肉とチーズ、サラダだけを詰めた場合は280kcalになることもある。牛肉を減らしてトマトに置き換えると、210kcalにカロリーをカットできる。
2. タコスのカロリーは、ダイエットにも向いている?

タコスの身上は、なんといっても中の具材を自由に選択できることにある。つまり、ヘルシーな具材で食べれば、ダイエットに役立つ食事となりうる。家庭でできるカロリー抑えめのタコスは、どのようなものがあるだろうか。
日本の丼感覚で具材も変幻自在
とうもろこしが主食のメキシコの人にとっては、タコスは日本人の丼物という感覚であろう。つまり、個人の嗜好で何を入れても反則にはならない。肉類がよく知られたタコスであるが、魚や豆類を包んでもまた別の美味しさとなる。
ヘルシーな食材を具にしよう
健康に考慮して牛肉や豚肉の代わりに、あっさりとした鶏肉を包むとどうなるであろうか。鶏の胸肉、チーズ、トマト、サラダとソースを具材にすると、カロリーは180kcal程度となる。肉類よりも低カロリーなエビなどの魚介類を具にしても美味しいだろう。
最近の健康食ブームで手に入りやすくなったひよこ豆もほっこりとした食味でタコスに向いている。豆をメインとしたタコスのカロリーは150kcalにとどまる。ベジタリアンの人にも愛される健康的な一品である。
最近の健康食ブームで手に入りやすくなったひよこ豆もほっこりとした食味でタコスに向いている。豆をメインとしたタコスのカロリーは150kcalにとどまる。ベジタリアンの人にも愛される健康的な一品である。
3. 朝のカロリー補給、朝食にもタコス?

健康的なタコスは、朝食のカロリー補給にも向いているといわれる。ポテト、チキンなどであっさりと、しかしエネルギーとなるものをタコスの具にすれば、朝の目覚めもよいというわけだ。英国の朝食風にカリカリベーコンと卵などを包んでも美味しい。
また、タコスの味を決めるサルサと呼ばれるソースも、本場メキシコには多々の種類がある。アボカドやトマト、香辛料を使った健康的なサルサで1日を始めるのもオツではないか。
また、タコスの味を決めるサルサと呼ばれるソースも、本場メキシコには多々の種類がある。アボカドやトマト、香辛料を使った健康的なサルサで1日を始めるのもオツではないか。
結論
タコスの故郷メキシコは、肥満が問題になっている国であるためか、タコスもカロリーが高いというイメージがある。実際には、見ためのボリューム感を思えば以外にもカロリーは低い。具材やサルサソースにより前後するが、ひとつあたり約210kcalである。クラシックなタコスはもとより、自身でアレンジするよりヘルシーなタコスを楽しむのも一興である。
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