1. 酢を飲むとメリットがたくさん!

酢は「料理に使う調味料」という印象が強いが、近年は酢そのものをドリンクにアレンジして飲むという方法も注目されている。
酢には酢酸が含まれている
酢には酢酸とよばれる成分が含まれており、酢酸は腸内環境を整えたり、余分な内臓脂肪の代謝を促したり、大腸菌やサルモネラ菌などを殺菌する働きをもっているため、この酢酸が目当てで酢をドリンクにして飲む人が増えているのだ。
酢は飲み物として飲む方が酢酸を摂れる
もちろん、料理の調味料として酢を使っても酢酸を摂取することはできるが、ドリンクにして飲んだほうが酢をより多く摂取しやすく、しかもアレンジ次第でジュースのように美味しく酢ドリンクを作ることも可能なので、酢を飲むことにはメリットがたくさんあるといえるだろう。
2. 酢を使ったおすすめのドリンクを紹介

酢と一口にいってもさまざまな種類があるし、酢と相性のよい材料も多種多様にある。本記事では、そのなかでもとくにおすすめできる酢ドリンクの作り方をいくつか紹介していこう。
はちみつレモンの酢ドリンクの作り方は?
はちみつやレモンに果実酢や穀物酢を混ぜたドリンクは、さわやかな酸っぱさを楽しむことができるため、酸っぱいものが好きな人にはうってつけのドリンクである。
はちみつ、薄切りにしたレモン、酢、水を密封できる瓶のなかに入れて半日~1日漬けるだけでできる。しかも薄切りにしたレモンが入ることにより見ためがお洒落になるので、来客時用のドリンクとしても使いやすい。
いちごと酢のドリンクの作り方は?
冬から春の時期は、旬のフルーツであるいちごを使ったドリンクを作るのもおすすめだ。よく洗ってヘタをとったいちご、りんご酢(なければ穀物酢)、氷砂糖を密封できる瓶のなかに入れて数日間漬け込めば、酢ドリンクの原液が完成する。原液のまま飲んでしまうと甘酸っぱすぎるので、必ず水やソーダで薄めてから飲むようにしよう。
りんご酢とソーダのドリンクの作り方は?
フルーツと酢をしばらく漬けるのが面倒と感じる場合は、りんご酢をソーダで割っただけの「りんご酢ソーダ」がおすすめだ。薄すぎず濃すぎもしないほどよいバランスの酢ドリンクを作りたいのであれば「酢1:ソーダ6」の比率で薄めるのがポイントである。
3. 酢を飲む時に注意すべきポイントは?

さまざまな魅力をもつ酢ドリンクだが、飲む際にいくつか注意しなくてはいけないポイントがある。
飲み方を誤ってしまうと、思うような成果が出なかったり、身体に悪影響を与えてしまったりする可能性もあるため、以下のポイントには注意をしよう。
酢を原液のまま飲むことはしない
開封してそのまま飲める酢ドリンクとして加工されているジュースは当然薄めずに飲むことができるが、食用の酢でドリンクを作る場合や、希釈することを前提として作られている市販の酢ドリンクは必ず水やソーダなどで薄めてから飲むようにしよう。
酢酸をたくさん摂取したいからといって、原液のまま飲んでしまうと酢酸に含まれている酸のせいで胃が荒れる恐れもあるため注意が必要だ。
継続して飲むようにしよう
酢ドリンクは1回飲んだだけですぐに効果が得られるような薬とは違う。個人差はあるが継続して飲んでいるうちに徐々に身体の変化を感じられるようになるため、一度飲んだだけでやめるのはもったいない。1日コップ1杯でもよいので、毎日継続して酢ドリンクを飲むようにしよう。
結論
酢の飲み方はバリエーション豊富で、さまざまなフルーツや食材と一緒に組み合わせて飲むことができる。ジュース感覚で酢に含まれる酢酸を手軽に摂取できるため、気になった人はぜひ酢のドリンクを作って飲んでみてはいかがだろうか。
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