1. 塩麴の唐揚げって普通の唐揚げと何が違うの?

塩麴は、サラダや魚料理、スープなどさまざまな料理と相性がよい調味料だが、なかでも唐揚げとの相性はバツグンだ。
塩麹の成分が肉を柔らかくし旨みを引き出す
塩麴には肉を柔らかくする働きをもつ「酵素」とよばれる成分が含まれている。そのため、唐揚げに使う鶏肉を塩麴にしばらく漬けておけば、柔らかい絶品の唐揚げを作ることができるのだ。パサパサになりやすい鶏むね肉も、塩麴に漬ければ柔らかくしっとりと調理することができるため覚えておくと便利だ。また、塩麴に鶏肉を漬けることにより、肉の旨みも引き出すことができるため、味も格段に美味しくなる。
手間は少々かかるが、塩麴を使用しない普通の唐揚げよりもワンランク上の唐揚げを作ることができるので、美味しい唐揚げを作りたいのであれば、塩麴を使うことをおすすめする。
手間は少々かかるが、塩麴を使用しない普通の唐揚げよりもワンランク上の唐揚げを作ることができるので、美味しい唐揚げを作りたいのであれば、塩麴を使うことをおすすめする。
2. 塩麴の唐揚げの作り方を分かりやすく解説

それでは、塩麴の唐揚げの具体的な作り方について解説していこう。塩麴に漬ける工程以外は、普通の唐揚げの作り方とほぼ同じなのでとても簡単だ。
鶏肉を塩麴に漬ける
ボウルに一口大に切った鶏肉、塩麴、すりおろしたニンニクとショウガ、醤油、胡椒を入れてラップをし、約15~20分そのまま漬ける。室内が涼しい場合は常温で漬けても問題ないが、高温の場合は冷蔵庫にボウルを入れておこう。
調味料や衣をつける
ボウルに溶き卵を加え、卵が全体に行き渡るようにしっかりと混ぜる。次に、小麦粉と片栗粉もボウルに加えて、全体にからめるように混ぜていこう。
鶏肉を揚げる
フライパンに揚げ油を入れて160℃の温度に熱したら、鶏肉をフライパンに入れて揚げていく。衣の部分がほかの鶏肉の衣とくっつかないよう菜箸で調整しながら5分ほど揚げていくのがポイントだ。鶏肉が表面に浮いてきたら、菜箸でコロコロと転がすように動かしながら揚げていこう。鶏肉の表面がカラッとしてきたら塩麴の唐揚げの完成である。
3. 塩麴の唐揚げを使ったアレンジメニューを作ってみよう

上記で紹介した作り方は、もっともノーマルな塩麴の唐揚げの作り方だが、慣れてきたらほかの食材を加えて、さらにアレンジすることもできる。レモン風味のさわやかな唐揚げや、豚肉を使った唐揚げなどにも応用できるので、以下の項目で詳しく解説していく。
さっぱりレモンの塩麴唐揚げの作り方
食べる直前にレモン汁を唐揚げにかけて食べる人は多いと思うが、調理の段階でレモン汁を唐揚げに混ぜ込んでしまうのもおすすめだ。一口大の鶏肉をボウルに入れた段階で、塩麴やほかの調味料と一緒にレモン汁も加えておくだけで、さわやかでさっぱりとした風味の唐揚げを作ることができる。レモンの味をしっかりとしみ込ませたい場合は30分以上漬けておくとよい。
鶏肉だけじゃない!豚肉の塩麴唐揚げの作り方
唐揚げというと鶏肉のイメージが強いが、豚こま肉でも実は応用することができる。鶏肉が豚こま肉に変わっただけで、作り方は先述した基本の方法と同じなので「鶏肉はないけど豚肉だったら家にある」という時はぜひ試してみてほしい。
念のため補足しておくと、塩麴は鶏肉だけでなく豚肉やそれ以外の肉も柔らかくすることができるため、肉が変わったことが原因でパサパサになったり、旨みが引き出せなくなったりすることはない。
念のため補足しておくと、塩麴は鶏肉だけでなく豚肉やそれ以外の肉も柔らかくすることができるため、肉が変わったことが原因でパサパサになったり、旨みが引き出せなくなったりすることはない。
結論
「唐揚げを作るといつもパサパサになってしまう」「肉の旨みを最大限に引き出した唐揚げを作りたい」と思う場合は、鶏肉に衣を漬けて揚げる前に、ぜひ塩麴に漬けるという工程を加えてみてほしい。びっくりするほど、美味しい唐揚げを作ることができるので、来客時やパーティー用の料理を作りたい時にもおすすめだ。
この記事もcheck!