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【みょうがの旬】は年3回?品種によって異なる旬の時期

【みょうがの旬】は年3回?品種によって異なる旬の時期

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年1月24日

みょうがは、シャキシャキとした食感と独特の香りが特徴の香味野菜だ。和食にはよく用いられるが、日本と一部の国以外ではほとんど食べられていないようだ。そんなみょうがには年に3回も旬があり、それぞれの時期で異なる味わいを楽しむことができることをご存知だろうか。この記事では、みょうがの旬にまつわる知識をお届けする。

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1. みょうがとは

みょうがはショウガ科ショウガ属の多年草だ。花も茎も食べることができる香味野菜で古くから日本で親しまれてきた。赤紫の色合いが美しく、さっぱりとした風味と少しの苦みが料理の彩りとアクセントに活躍する。

3世紀から日本に存在?

みょうがの原産地はアジア東部と考えられているが、日本が原産の可能性もある。3世紀ごろの書物である「魏志倭人伝」には、みょうがを意味する文字が記されているという。現在も日本全国で栽培され続けているが、みょうがを食用とする国は日本以外には台湾と韓国のごく一部。日本ならではの野菜といえるだろう。漢字表記は「茗荷」だが、釈迦の弟子であるスリハンドクという人物が由来といわれている。自身の名前を忘れるほど物忘れが激しかった彼の墓にみょうがが生えていたことから「名を荷って亡くなった=茗荷」と名付けられたそうだ。

主な産地は高知県

みょうがは日本の北から南までさまざまな地で栽培されているが、圧倒的に栽培量と出荷量が多いのは高知県だ。とくにハウス栽培が盛んに行われているため、年間通して安定した出荷量を保っている。一方、秋田県や群馬県、奈良県などでは露地栽培でみょうがを生産しているところが多い。

2. みょうがの旬の時期はいつ?

みょうがはハウス栽培のものも多いため年間通して流通している。しかし、旬もあり時期によってみょうがの特徴も変わるため、ぜひおさえておこう。

夏みょうがと秋みょうが

みょうがは、概ね6~10月過ぎにかけて旬を迎える。比較的多く出回るのは7月頃だが、この時期を中心に夏に出回るものは「夏みょうが」と呼ばれる。一方、9~10月に採れるものは「秋みょうが」という。秋みょうがのほうが、粒がふっくらと大きく色や香りもよいとされる。

みょうがの旬は3回ある?

夏みょうがは7~8月に、秋みょうがは9~10月に旬のピークを迎える。この時点でみょうがには旬が2回訪れるということになるが、さらに3回目の旬も存在する。一般的に認識されているみょうがは、花の蕾のような部位であることから「花みょうが」と呼ばれている。これに対し、若い茎の部分も食用とされ「みょうがたけ」と呼ばれる。詳しくは次で解説するが、このみょうがたけの旬は3~5月頃なのだ。つまり、春・夏・秋の3回にみょうがの旬があるといえるのである。

3. みょうがの種類

先ほども触れたように、みょうがには花みょうが・みょうがたけの
2種類存在する。それぞれの特徴を見ていこう。

花みょうが

みょうがは土の中に地下茎を伸ばし広がっていく。地表には偽茎と呼ばれる葉付きの茎のようなものが伸び、土から赤い芽のようなものが出てくる。この芽のような部分が花みょうがだ。花みょうがを包丁で切ると断面が幾層にもなっている。層に包まれた芯の先には花芽ができ始めている状態だ。品種としては「諏訪3号」「陣田早生」などがある。

みょうがたけ

偽茎を軟化栽培した20~30cmの棒状のものが、みょうがたけである。まずは日が当たらないよう土を盛るなど軟白栽培しながら成長させる。その後、軽く日を当てるためほんのり薄紅色に色づくが、緑色のものもある。花みょうがよりも栽培に手間がかかり、収穫までにも時間を要すため流通量は少ない。また、花みょうがはほとんどが高知県産だがみょうがたけは宮城県や京都府などで栽培されている。

4. みょうがの旬の美味しい食べ方

みょうがは繊維に沿って刻み、シャキシャキとした食感を楽しもう。薬味や刺身のツマにするだけでなく、料理に加えればさわやかな風味になる。

みょうがのみで楽しむ

旬のみょうがはとくに香りがよいため、千切りにしたものを甘酢で和える・ゴマ油としょう油で和えるというシンプルな料理もおすすめ。かつお節をたっぷりかけていただこう。

みょうがたけはさまざまな料理に

みょうがたけも花みょうがと同様に食べられるが、風味が優しいためより使いやすい。炒め物や天ぷらなどにもおすすめだ。

結論

花みょうがの旬は夏と秋、みょうがたけの旬は春。季節によって、異なるみょうがを楽しむことができる。あまりみょうがを料理に使わないという人も多いかもしれないが、ぜひ旬のみょうがをさっぱりと楽しんでほしい。
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