1. 大戸屋とは

大戸屋は言わずと知れた定食屋。あまり知られていないが、その歴史は非常に古い。ルーツになる店が誕生したのは東京タワーが完成した1958年。まだまだ満足に食事をできない人が数多くいた時代である。当時池袋に開店した大戸屋食堂は、全品50円均一で食事を提供。これが話題となりお店には連日、多くの客が押し寄せた。
美味しさの秘密
大戸屋が大事にしているのは、ちゃんとしたごはん。おかあさんたちが子どもや家族を思い、長年紡いできた家庭料理がメニュー構成のメインだ。下ごしらえや調理は基本的に店で行っているため、店によって少々味わいが異なったり、提供に時間がかかることもある。それでも多くの人が通うのは、丁寧に作られている味に魅了されるからであろう。ワンランク上の家庭の味を多くの人が求めているのだ。
栄養バランスも上々
大戸屋の定食は栄養バランスもしっかりと考えられていて、副菜や汁物にも手間がかかっている。さらに白いごはんは、五穀米に変更が可能だ。
2. 大戸屋でカロリーの高いメニュー

今回は期間限定メニューやお子様メニュー、麺類はのぞき、グランドメニューの定食に限定してカロリーを調査。五穀米ではなく、白いごはんで換算してランキング付けしていこう。
◎香味唐揚げ定食(唐揚げ6個) 1296kcal/塩分5.9g
◎四元豚のロースかつ重 1111kcal/塩分6.0g
◎四元豚ロースかつの玉子とじ定食 1106kcal/塩分6.0g
肉をたっぷりと使ったボリュームメニューがランクイン。
◎香味唐揚げ定食(唐揚げ6個) 1296kcal/塩分5.9g
◎四元豚のロースかつ重 1111kcal/塩分6.0g
◎四元豚ロースかつの玉子とじ定食 1106kcal/塩分6.0g
肉をたっぷりと使ったボリュームメニューがランクイン。
3. 大戸屋でカロリーの低いメニュー

条件はカロリーが高いメニューと同様として調査した。
◎五穀のおこげと野菜の塩出汁ぞうすい 403kcal/塩分3.6g
◎ばくだん丼 525kcal/塩分2.3g
◎ばくだん丼(まぐろ4枚盛り) 546kcal/塩分2.3g
◎沖目鯛の醤油麹漬け炭火焼き定食 551kcal/塩分3.6g
魚をメインにしたメニューが勢ぞろいした。
◎五穀のおこげと野菜の塩出汁ぞうすい 403kcal/塩分3.6g
◎ばくだん丼 525kcal/塩分2.3g
◎ばくだん丼(まぐろ4枚盛り) 546kcal/塩分2.3g
◎沖目鯛の醤油麹漬け炭火焼き定食 551kcal/塩分3.6g
魚をメインにしたメニューが勢ぞろいした。
4. 上手な大戸屋メニューの活用術

カロリーの高いメニューが肉、カロリーの低いメニューが魚と集中したが、これは油の使用量も関係している。カロリーが高いメニューは、揚げる工程を経ていることが多く、カロリーが上がりがちだ。ただ肉を使ったメニューでも、野菜と豚の蒸し鍋定食(586kcal)などカロリーが低めのものもある。このように幅広いメニュー構成から選べるところが大戸屋のよいところ。体調管理の一環として減量している、なんてときにも安心して訪れることができる。
五穀米に変更
白いごはんを五穀米に変更するとカロリーは減り、その分ミネラルや食物繊維など、積極的に取り入れたい栄養素が増えるのでおすすめ。また歯ごたえがあるのでよく噛んで食べるきっかけにもなる。
実は麺類も
大戸屋には蕎麦とうどん、2種類の麺類がある。カロリーが総じて低めなので、これらにサイドメニューのなめたけおろしや納豆、手造り豆腐のねばねば小鉢などを組み合わせて食べるのもおすすめだ。お腹があまり空いていないというときにも使えるテクニックだ。
結論
大戸屋の定食は、栄養バランスにも優れているので、一概にカロリーが高い、低いでチョイスすべきではないが、どのメニューがどれくらいのカロリーなのか知っておくと体調管理をしているときには便利に使えそうだ。ぜひこの記事をメニュー選びの参考にしていただきたい。
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