目次
1. ジーマミー豆腐ってどのくらいのカロリーがあるの?

沖縄の代表的な料理のひとつであるジーマミー豆腐。豆腐という名前がついているので、ヘルシーな食べ物だという印象を受ける人もいるかもしれないが、普通の豆腐とは違い、大豆ではなくピーナッツを原材料としている。
そのため、カロリーも意外と高い。ジーマミー豆腐100gの場合、約105kcalのカロリーがある。ごく普通の木綿豆腐100gだと約72kcal、絹ごし豆腐100gだと約56kcalなので、比較をするとジーマミー豆腐はやや高カロリーであることが分かる。
ただし、木綿豆腐や絹ごし豆腐よりも満腹感を得やすく、人によっては少量で満足できることもあるため、一概に「ジーマミー豆腐は高カロリーだからダイエット中の人はNGの食べ物である」とはいえない。
2. ジーマミー豆腐は栄養豊富な食べ物!

ジーマミー豆腐にはビタミンB1、ビタミンE、リノール酸などの栄養素が含まれている。それぞれどのような働きをもつ栄養素なのか、以下の項目で解説していこう。
ビタミンB1について
ビタミンB1は炭水化物の代謝を手助けしたり、皮膚や粘膜の健康を保ったりするうえで欠かせない栄養素である。体内に溜めておくことができない栄養素なので、定期的に食べ物から摂取する必要がある。
ビタミンEについて
ビタミンEは活性酵素(からだのサビの原因となる酸素)を抑制する働きをもっている。ジーマミー豆腐に使われているピーナッツにはビタミンEが含まれているため、ビタミンEを摂取したい人にはおすすめの食べ物といえる。
リノール酸について
リノール酸は脂肪酸のひとつであり、人間の体内で生成することができない栄養素である。リノール酸は血液に含まれている余分なコレステロールの濃度を下げる働きがあるため、重要な役割をもつ栄養だといえる。
3. ジーマミー豆腐の糖質はどのくらい?

ジーマミー豆腐の糖質は100gあたり約8.59gである。木綿豆腐100gの糖質は約3.6g、絹ごし豆腐100gの糖質は約5.1gなので、やはり糖質の面においてもジーマミー豆腐は数値がやや高めといえる。
ただし、甘辛の味つけがされたせんべい1枚分の糖質は約8.6gなので、ジーマミー豆腐とせんべい1枚分はほぼ同等の糖質であることが分かる。お茶碗軽く1杯分のごはんの糖質は約55.2gであるため、ごはんと比較するとジーマミー豆腐は低糖質だ。ピーナッツの糖質がもともと低いため、ジーマミー豆腐も同じく低糖質なのである。
ジーマミー豆腐は豆腐の中だと高糖質に分類されるが、あくまでも豆腐限定の話であって、ほかの食品と比較をするとそこまで糖質が高いわけではないと覚えておこう。
4. ジーマミー豆腐をカロリーオフするおすすめの食べ方は?

カロリーの摂取量を日ごろから気にしている場合「ジーマミー豆腐をできるだけカロリーオフして食べられないだろうか」と考える人もいるだろう。そんな人のために2つほどおすすめの食べ方を紹介しよう。
絹ごし豆腐と半々にして食べる
先述した通り、絹ごし豆腐はカロリーが比較的低い豆腐である。そのため、ジーマミー豆腐をまるごと1丁摂取するのではなく、ジーマミー豆腐半丁、絹ごし豆腐半丁といったように、半々にして食べると摂取カロリーを抑えることができる。
こんにゃくやおからなどカロリーの低いおかずと摂取する
こんにゃくやおからなどは、ジーマミー豆腐よりも遥かにカロリーが低い食べ物である。そのため、ジーマミー豆腐の量を減らして、代わりにカロリーの低い食べ物を一緒に摂取して満足度を高めるという作戦もおすすめなので、ぜひ試してみてほしい。
結論
ジーマミー豆腐は、普通の豆腐に比べるとカロリーや糖質は高いが、工夫をしながら摂取をすればカロリーの過剰摂取にも繋がりにくい。少量でも満足感を得ることができるので、ジーマミー豆腐を食べる際はぜひ覚えておくと便利だろう。
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