1. ジーマミー豆腐を作る食材の選び方

ジーマミー豆腐を手作りする場合、生の落花生を用意する必要がある。まずは美味しい落花生を選ぶにあたって、以下の3つのポイントを意識してみよう。
殻のサイズが大きいものを選ぶ
殻のサイズが小さい落花生は、なかに入っている実もサイズが小さく、未熟な傾向にあるため、できるだけ殻のサイズが大きいものを選ぶようにしよう。
殻の状態もよくチェックする
殻の大きさだけでなく、殻の状態もしっかりと確認してほしい。できるだけ表面の網目が大きく、虫に食べられたような穴がないものを選ぶようにしよう。また、あまりにも殻の色が黒ずんでいたり、触った時にやや湿ったような感触がする落花生は腐っている可能性もあるため、そのような落花生は避けるべきである。
茹でると美味しい落花生の品種を選ぶ
ジーマミー豆腐を作る際、落花生を煎るのではなく、水につけてふやかすという工程がある。そのため「煎るのに向いている品種の落花生」よりも「茹でるのに向いている品種の落花生」を選ぶのがポイントである。具体的には、さとのか、おおまさりなどの品種がおすすめである。
2. ジーマミー豆腐を作る時の下ごしらえのポイント

ジーマミー豆腐を作る場合、事前の下ごしらえとして落花生を水につけておく作業と、薄皮を取り除いておく作業をしておく必要がある。
落花生を水につけておく
まず、ボウルにぬるま湯を入れて、そのなかに殻をむいた落花生を投入する。そのまま4時間ほど水につけておき、実が柔らかくなっているのを確認できたら引きあげよう。ただ水につけておくだけでよいが、この作業だけで時間をたくさん使うことになるため、ジーマミー豆腐を作り始める前に必ず済ませておこう。
薄皮をとっておく
水につけてふやかした落花生は、薄皮が手で簡単にむけるようになっているので、薄皮をすべて取り除いておこう。薄皮が混ざったままジーマミー豆腐を作り出してしまうと、やや渋みのある美味しくないジーマミー豆腐ができあがってしまうため忘れずに行っておくのがポイントだ。
3. ジーマミー豆腐の簡単な作り方を紹介

それでは、ジーマミー豆腐の作り方について解説していこう。簡単な手順を踏むだけで、美味しいジーマミー豆腐ができるので、ぜひ以下を参考にしながら作ってみてほしい。
落花生をこしてから鍋で加熱していく
ミキサーに落花生と水を入れて細かく砕く。その後、ボウルが覆いかぶさるように布巾を敷いてから、ボウルに砕いた落花生を注いでこしていく。次に、絞ってこした落花生、葛粉、水を鍋のなかに入れて、加熱をしていこう。ある程度具材が混ぜ合わさったら、砂糖、料理酒、塩を加えて中火で粘り気が出てくるまで加熱していこう。粘り気が出てきた段階で弱火にして、20分ほど混ぜながら煮込んだら火を止める。
型に注ぎこんで冷蔵庫で冷やす
鍋で熱した材料を小さめのタッパーや型に注ぎ込み、粗熱が冷めたら冷蔵庫に入れる。冷蔵庫で冷やして固まったら、ジーマミー豆腐の完成だ。ちなみに、型に入れて冷蔵保存しているジーマミー豆腐は2~3日程度までなら保管することができる。ジーマミー豆腐を食べる前日や前々日などに前もって作っておくことも可能なので、覚えておくと便利だ。
タレを用意してかける
みりん、砂糖、醤油を混ぜてジーマミー豆腐用のタレを作り、食べる段階でジーマミー豆腐を冷蔵庫から取り出してタレをかけたら、美味しく食べることができる。ショウガと醤油を混ぜて作ったショウガ醤油や、ポン酢とわさびを混ぜて作ったタレをかけても美味しいので、好みのタレを用意しよう。
結論
ジーマミー豆腐は、落花生をふやかしたり薄皮をむくのに時間がかかるが、その作業さえ事前にやっておけばあとは簡単に作ることができるため、ぜひ手作りのジーマミー豆腐を作ってみてはいかがだろうか。普通の豆腐とはまた違った弾力のあるスイーツのような食感や味を楽しめるので、興味がある人はぜひ試してみてほしい。
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