1. トルティーヤチップスさえあれば簡単に作ることができるナチョス

タコスと同様、ナチョスも厳格なルールがないのが特徴の料理である。つまり、食べる人の嗜好でレシピは無数に存在する。ナチョスは未経験という人のために、ナチョスの基本的な食べ方を紹介しよう。
ナチョスの材料は2つ
ナチョスのベースとなる「トルティーヤチップス」は、その名の通りトルティーヤを食べやすい三角形にカットして揚げた食品である。スナック同様の扱いで、もはやスーパーで見ることも珍しくなくなった。トルティーヤチップスの上に「サルサ」と呼ばれるソースや、好みのチーズをかけて食べる料理がナチョスである。もっとも一般的なサルサは「チリコンカン」だ。チリソースで肉を煮込んだ料理である。
市販のトルティーヤチップスとチリコンカンを利用して
市販のトルティーヤチップスを使えばナチョスは簡単に作れる。スパイシーなメキシコ風にするために、チリコンカンを自宅で作るのはかなりの種類のスパイスを用意しなくてはならない。とはいえ、このチリコンカンも昨今では市販のものを利用できるのである。
耐熱容器に適量のトルティーヤチップス、その上にチリコンカンを盛り、とろけるチーズをまぶす。好みで、オリーブの輪切りやタバスコをかけて190℃のオーブンで10分ほど加熱すればできあがりだ。
トマトのサルサやワカモレで楽しむシンプルなナチョス
加熱せずとも、前菜のようにナチョスを楽しむ方法もある。トルティーヤチップスにトマトやピーマンのサルサ、ワカモレを軽くつけて食べれば、前菜にもなるフィンガーフードとなる。
2. ナチョスの基本、トルティーヤチップスを作る方法

材料がそろっているならば、ぜひトルティーヤチップスから作ってみたいという人も多いだろう。
トルティーヤチップスはとうもろこし粉を使用して作る。これさえ入手できれば、自宅でトルティーヤチップスを作るのも難しくはない。
トルティーヤチップスはとうもろこし粉を使用して作る。これさえ入手できれば、自宅でトルティーヤチップスを作るのも難しくはない。
三角形とトウモロコシの食味が最大の特徴
ナチョスの基本であるトルティーヤチップスは、なんといっても三角形ととうもろこし粉独特の食味が特徴といえる。とうもろこし粉が手に入ったら、あとは水と油さえあれば問題ない。好みで、クミンやコリアンダーの種を加えるとさらに本格的な味わいとなる。
トルティーヤチップスの作り方は極めてシンプルだ。とうもろこし粉に水を加えて作った生地をのし棒で広げて、直径15cmほどの容器を使用して丸く切り取る。縁に切り取った生地をさらに8等分すれば、トルティーヤチップスの特徴を有する三角形となる。あとは揚げてチップス状にすれば完成だ。揚げるのが面倒な場合は、フライパンに油を入れてトーストするのもよいだろう。生地を薄く伸ばすほど、カリッとした食感を楽しめる。
自家製のトルティーヤチップスでオリジナルのナチョスを味わう
ナチョスという料理が誕生したのは、1943年と伝えられている。自家製のトルティーヤチップスを作ったら、この料理を考案したイグナシオ・アヤナのオリジナルレシピを試すのもオツである。トルティーヤチップスに大量のチェダーチーズをのせ、オーブンで加熱すればできあがりだ。
3. バラエティー豊かに楽しめるナチョス

さまざまな食材と相性のよいトルティーヤチップスを使用して作るナチョスには、かぎりないバラエティーがある。
オリジナルのチーズ版をはじめ、チリソースで煮込んだ肉と豆をかけたもの、ピリッと辛いトマトとピーマンをベースにしたソースをかけたベジタリアンのものまでさまざまである。いずれも、トルティーヤチップスのカリカリ感と、サルサやチーズのとろりとした食感が絶妙な料理といえる。スパイスをきかせた料理であるだけに、家族や友人とワイワイ楽しむ真夏のパーティーに向いているかもしれない。
オリジナルのチーズ版をはじめ、チリソースで煮込んだ肉と豆をかけたもの、ピリッと辛いトマトとピーマンをベースにしたソースをかけたベジタリアンのものまでさまざまである。いずれも、トルティーヤチップスのカリカリ感と、サルサやチーズのとろりとした食感が絶妙な料理といえる。スパイスをきかせた料理であるだけに、家族や友人とワイワイ楽しむ真夏のパーティーに向いているかもしれない。
結論
1943年に誕生以降、カジュアル感がウケて世界中に広がったナチョス。タコスに比べると知名度はイマイチかもしれないが、誰もが一度は口にしたことがあるトルティーヤチップスがベースとなった料理である。市販の材料を使えばごく気軽に楽しめる料理であるから、メキシコ料理初心者でも簡単に作れるうえ、かつ満足感が高い一品といえるだろう。
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