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青トウガラシの「ハラペーニョ」とは?栄養価や美味しい使い道を紹介!

青トウガラシの「ハラペーニョ」とは?栄養価や美味しい使い道を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年11月17日

世界的に有名な青トウガラシ・ハラペーニョ。比較的マイルドな辛味が特徴で、料理をスパイシーに仕上げることができる。日本では新鮮なハラペーニョは入手しにくく、ピクルスやハラペーニョソースなどのような加工品として食べることが多い。今回はそんな辛味とうま味が楽しめるハラペーニョについて詳しく解説する。また、ハラペーニョを使った商品などについても紹介する。

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1. ハラペーニョとは?

ハラペーニョ(Jalapeño)とは、世界的に有名なメキシコ原産の青トウガラシである。辛さを表すスコヴィル値は2,500~8,000程度で、トウガラシの中では比較的マイルドな辛さなっている。基本的には未完熟の緑色のものが出回っているが、一部完熟させた赤色のハラペーニョも流通している。酢漬けやタバスコなどで売られていることが多いが、新鮮なものは生のまま食べることも可能だ。

ハラペーニョの名前の由来

ハラペーニョという名前は、メキシコ・ベラクルス州の州都「ハラパ(Xalapa)」が由来となっている。また、ハラパの由来は、ナワトル語の「xālli(砂)」と「āpan(水場)」であるそうだ。ハラペーニョは、スペイン軍がアステカ帝国(1428~1521年)を侵略する前から栽培されていたという。

ハラペーニョの生産量と旬

ハラペーニョは上伊那郡飯島町などで栽培されており(※1)、7~8月頃に収穫時期を迎える。しかし、国内での生産量は少ないため、流通しているもののほとんどが海外産である。特に、ハラペーニョの原産国であるメキシコ産のものが多い。農林水産政策研究所の資料によると、2016年のハラペーニョ(青トウガラシ)の生産量は328万トンで、10年間で1.6倍に増えているという(※2)。

2. ハラペーニョの魅力を2つ紹介!

ハラペーニョは日本では名前こそ有名であるが、実際の流通量は多くない。しかし、通常の赤いトウガラシ(鷹の爪)よりも優れている点もある。そこでハラペーニョの魅力を2つ紹介しておこう。

魅力1.比較的辛味が少ない

ハラペーニョは、通常の赤いトウガラシよりも辛味が弱くて食べやすい。特に辛味が強いワタの部分を取り除いてしまえば、ほとんど辛味を感じることがない。また、それでも普通のハラペーニョが辛いという場合には、アメリカなどで人気があるマイルドな辛味が特徴の「TAMマイルド」という品種がおすすめ。日本では流通量が少ないため、苗を購入して家庭菜園で育ててみるとよいだろう。

魅力2.肉厚で食感がよい

ハラペーニョはパプリカのような肉厚な食感が特徴で、辛味が強いワタを取り除けば野菜らしい甘みを楽しむことができる。また、大きさは長さ6cm程度、肩の直径3cm程度なので辛味のあるピーマンのようにして食べることが可能。日本ではタバスコやハラペーニョパウダーのような加工品で流通していることが多いが、もし生のハラペーニョが手に入ったら丸のまま料理に使ってみよう。

3. ハラペーニョの栄養価と特徴的な栄養素

ハラペーニョは、通常の赤いトウガラシに比べて全体的に栄養価は低い。むしろ日本でよく見る、シシトウに近い栄養価となっている。そんな特徴があるハラペーニョの栄養価を確認しよう。

ハラペーニョの主な栄養価

文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」には、ハラペーニョの栄養価は収録されていない(※3)。そこでアメリカ合衆国農務省のデータベースを参考に、100gあたりのハラペーニョの栄養価を確認する(※4)。
  • エネルギー:29kcal
  • たんぱく質:0.91g
  • 脂質:0.37g
  • 炭水化物:6.5g
  • 脂肪酸
     ・飽和脂肪酸:0.092g
     ・一価不飽和脂肪酸:0.029g
     ・多価不飽和脂肪酸:0.112g
  • ビタミン
     ・βカロテン:561μg
     ・ビタミンD:0μg
     ・ビタミンE:0.02mg
     ・ビタミンK:18.5μg
     ・ビタミンB1:0.04mg
     ・ビタミンB2:0.07mg
     ・ナイアシン:1.28mg
     ・ビタミンB6:0.419mg
     ・ビタミンB12:0μg
     ・葉酸:0μg
     ・パントテン酸:0.315mg
     ・ビタミンC:118.6mg
  • ミネラル
     ・ナトリウム:3mg
     ・カリウム:248mg
     ・カルシウム:12mg
     ・マグネシウム:15mg
     ・リン:26mg
     ・鉄:0.25mg
     ・亜鉛:0.14mg
     ・銅:0.046mg
     ・マンガン:0.097mg
  • 食物繊維:2.8 g

ビタミン類をバランスよく含む

ハラペーニョはβカロテン(ビタミンA)・ビタミンC・ビタミンB群など、ビタミン類をバランスよく含んでいる。特にβカロテンとビタミンCは、シシトウと同じように多く含んでいる(※3)。ビタミン類の働きはそれぞれ異なるが、ビタミンAの前駆体であるβカロテンは目や粘膜などの健康を守る役割があり、ビタミンCは皮膚や細胞のコラーゲン合成などのために使われる(※5)。

ミネラル類のバランスもよい

ハラペーニョは少量であるが、カリウム・鉄・亜鉛などのミネラル類もバランスよく含んでいる。このミネラルの数値に関しても、シシトウと似ている(※3)。ミネラルもビタミンと同じで、体内では身体の機能を調整する働きがある(※6)。上記に記載しているミネラル類は体内で合成できないため、食品からしっかりと補う必要がある。

食物繊維の割合が高い

ハラペーニョは100gあたり6.5gの炭水化物を含んでいるが、そのうち2.8gは食物繊維となっている。食物繊維にはさまざまな働きがあり、現在では「第六の栄養素」として十分に摂る必要がある(※5)。また、食物繊維の割合が高いため、糖質量は少なくカロリーは低めになっている。

4. 4種類のハラペーニョ製品の使い道

日本で流通しているハラペーニョには、ソース・ピクルス・パウダーなどの加工品であることが多い。また、時期によっては丸のままのハラペーニョが手に入ることもある。それぞれのハラペーニョ製品の使い道についても確認しておこう。

使い道1.ハラペーニョソース

ハラペーニョソース(緑色のタバスコソース)は、ハラペーニョを使った液体状の製品である。有名な使い道は「ピザにかける」ことだが、サラダ・揚げ物・シーフードなどにかけても美味しい。また、パスタのソースやサルサソースなどに混ぜて、ピリ辛のソースを作るのもおすすめだ。

使い道2.ピクルス(酢漬け)

ハラペーニョで作ったピクルスは、ほかの野菜で作ったピクルスと一緒に前菜としてそのまま食べてもよい。また、細かく刻んでサルサソースやタルタルソースなどに混ぜても美味しい。そのほかにもパスタ・ピザ・サラダ・ワカモレなどの具材として使っても美味しいのでおすすめだ。

使い道3.ハラペーニョパウダー

ハラペーニョで作ったパウダーも、サルサソースやピザなどに使うことができる。また、カレーやスープの味付けなどに加えてみても美味しい。通常のトウガラシよりも優しい辛さなので、「激辛にしたい」というときよりも、「少しスパイシーにしたい」というときに使うとよい。

使い道4.生のハラペーニョ

生のハラペーニョは、ハラペーニョの中にチーズやひき肉などを詰めて揚げた「ハラペーニョホッパーにするのがおすすめ。ほかにも、ベーコンで巻いてからオーブンで焼いたり、パスタの具材として使ったりしても美味しい。辛さが丁度よいため、お酒のおつまみにもなる。

5. 生のハラペーニョの入手方法は?

生のハラペーニョは流通量が少ないため、産地以外の地域では見かけることが少ない。そのため、旬の時期にネット通販などで購入するのがおすすめだ。また、冷凍品のハラペーニョであれば、比較的いつでも購入することが可能である。ECサイトなどで調べてみるとよいだろう。

また、家庭菜園でハラペーニョを育てるというのも一つの手である。ハラペーニョの種はECサイトなどで購入でき、比較的育てるのが簡単といわれている。種まきの時期は地域により異なるが、通常は4~5月頃。そこから3か月程度育てると、緑色のふっくらとしたハラペーニョを収穫できる。

結論

ハラペーニョはメキシコ原産の青トウガラシのことであり、日本ではタバスコ・ピクルス・パウダーなど加工品として多く流通している。また、いずれも比較的マイルドな辛味で、料理をスパイシーに仕上げることができる。料理のアクセントなどに使ってみるとよいだろう。
【参考文献】
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