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京野菜【万願寺とうがらし】はどう調理しても美味しい!歴史や旬を解説

京野菜【万願寺とうがらし】はどう調理しても美味しい!歴史や旬を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年2月14日

万願寺とうがらしは、100年ほどの歴史をもつ代表的な京野菜のひとつである。「揚げても焼いても、煮ても美味しい」と京都の人々に愛されてきた万願寺とうがらしの歴史や旬などの特徴について紹介する。

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1. 誕生は大正時代、100年の歴史を持つ万願寺とうがらし

数あるししとうの中でも突出した独特の甘さと旨みを持つ、万願寺とうがらしの歴史について見てみよう。

誕生は大正時代

万願寺とうがらしが登場するのは、およそ100年前の大正時代といわれている。故郷は、京都市北部の舞鶴市郊外の万願寺集落である。当初は、美味しさが評判になるものの、栽培が非常に難しい野菜であったという。現在も万願寺とうがらしを栽培するのは舞鶴市、綾部市、福知山市など、栽培地は非常に限定されている。
万願寺とうがらしは、「伏見とうがらし」と北アメリカにルーツを持つ「カリフォルニアワンダー」との自然交雑から誕生したと考えられている。細長い万願寺とうがらしは長さが13~23cmもあり、ししとうのなかでは非常に大型に属する。サイズ感と美味しさから、「ししとうの王様」の異名ももっている。

京ブランド産品第一号となった万願寺とうがらし

1989年に万願寺とうがらしは「京のブランド産品」第一号に認定されるという栄誉を得た。さらに2007年、万願寺とうがらしは固定品種として「京都万願寺第一号」という品種登録がなされている。辛味の遺伝子を完全に除去した「京都万願寺第二号」の登録は2012年である。2017年には、京都府においてはじめてGI(地理的表示)の認定を獲得した野菜となっている。

2. ししとうの王様、万願寺とうがらしの旬や特徴

万願寺とうがらしの旬や特徴について見てみよう。

美観が特徴の万願寺とうがらし

万願寺とうがらしは、ほどよい湾曲具合、シュっと細長い形から、ししとうのなかでは美形として知られている。上部に特徴となるくびれがある。艶々とした緑色や張り具合は、凛とした風格を備えている。
日本海に面した京都府北部で栽培される万願寺とうがらしの美味しさは、季節や一日の寒暖の差、海と山の起伏などの条件によって培われているといえるだろう。

万願寺とうがらし、旬と味わい

万願寺とうがらしが出回るのは5月中旬~10月上旬まで。旬は夏である。選ぶ際には、色つやや張り具合を指標に選ぶのがコツだ。万願寺とうがらしのなかでも「京都万願寺2号」は、辛味の遺伝子を除去してあるために辛さがない。かわりに、豊かな甘みが最大の特徴とされている。つややかな皮は肉厚で柔らかく、内部は種が少ないために食べやすい。

3. 万願寺とうがらしを使ったさまざまなレシピ

万願寺とうがらしは、揚げても煮ても焼いても美味しいという万能食材である。素焼きにしても甘さをじゅうぶんに堪能できるほか、天ぷらにしても美観が生かされて目でも楽しめる京野菜である。素焼きの万願寺とうがらしには、鰹節やしょう油をかける伝統的な食べ方や、オリーブオイルや岩塩をかける食べ方も人気がある。また、煮びたしにしたりチーズとオーブン焼きにしたりと、そのレシピの数はかぎりない。

結論

京野菜の代表として、京のおばんざいの重要な食材となっている万願寺とうがらし。姿かたちが美しいだけではなく、調理法を選ばない味わい、豊かな甘さなどの魅力をぜひ実際に堪能してほしい。
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