1. イメージ通りに高カロリーのフライドチキン

ダイエットの大敵のようなイメージが持たれやすいフライドチキンだが、揚げられている部位によってもカロリーの量は違いがある。具体的な数値をみてみよう。
部位や鶏皮のあるなしで変わるカロリー
フライドチキンは、およそ100gあたりのカロリーは約250kcalだ。部位で比較すると、鶏肉の中でも一番脂身が少なく、カロリーも低いのは胸肉だが、胸肉で作ったフライドチキンのカロリーは、約220kcalとなる。一方、もっとも脂肪が多い手羽先のフライドチキンの場合は、100gあたりのカロリーは300kcalを超える。
コンビニやファストフードのフライドチキンは?
フライドチキンが看板商品となっているケンタッキー・フライド・チキンのオリジナルチキンは、1個あたりの平均カロリーが237kcalだ。ファミリーマートやローソンなどのコンビニで販売されているフライドチキンは、1個あたり240~300kcalと高めである。
カロリーを低く抑えたい場合は、前述したように胸肉の部分を食べることが望ましいといえるだろう。また、ケンタッキー・フライド・チキンの場合は、骨なしチキンであれば通常のタイプよりもカロリーを30kcalほど抑えられる。
カロリーを低く抑えたい場合は、前述したように胸肉の部分を食べることが望ましいといえるだろう。また、ケンタッキー・フライド・チキンの場合は、骨なしチキンであれば通常のタイプよりもカロリーを30kcalほど抑えられる。
2. フライドチキンの栄養構成は?

つづいて、フライドチキンの栄養について紹介する。
栄養分を具体的な数字で見る
一般的なフライドチキン1個の栄養を具体的な数字で見てみよう。
1個のフライドチキンの可食部が約50g弱とすると、カロリーは157kcalである。たんぱく質は9.7g、脂質11.2g、炭水化物2.8gとなる。ナトリウム2271mg、カリウム152mg、カルシウム10mg、ごくわずかなビタミンと食物繊維も含まれている。これは鶏もも肉を使ったフライドチキンの場合であり、鶏肉の部位によってその栄養素の含有量は異なる。
1個のフライドチキンの可食部が約50g弱とすると、カロリーは157kcalである。たんぱく質は9.7g、脂質11.2g、炭水化物2.8gとなる。ナトリウム2271mg、カリウム152mg、カルシウム10mg、ごくわずかなビタミンと食物繊維も含まれている。これは鶏もも肉を使ったフライドチキンの場合であり、鶏肉の部位によってその栄養素の含有量は異なる。
脂質代謝を促すカルニチンも含まれる
鶏肉には「カルニチン」という成分が含まれている。カルニチンは脂肪酸からエネルギーを産生する代謝に関わる成分である。また、美容や健康には欠かせない栄たんぱく質やビタミンB1も、鶏肉に含まれているのだ。
3. フライドチキンの糖質は低い!

ちなみに、フライドチキンはカロリーは高いが、糖質に関しては優等生といえる。フライドチキンの主な原材料となる鶏肉には、ほとんど糖質が含まれていないためだ。
これらの情報を総合的に勘案すると、ダイエット中は一切控えるというよりは、夕食ではなく昼食に食べたり、油の多い衣は残すなどの工夫をして、適量を食べるとよいだろう。また、食べる際に、レモンを絞るのもおすすめだ。レモンに含まれるクエン酸には、ビタミンCのみならず、カルシウムや鉄などのミネラルの吸収をサポートするはたらきがあるためだ。
これらの情報を総合的に勘案すると、ダイエット中は一切控えるというよりは、夕食ではなく昼食に食べたり、油の多い衣は残すなどの工夫をして、適量を食べるとよいだろう。また、食べる際に、レモンを絞るのもおすすめだ。レモンに含まれるクエン酸には、ビタミンCのみならず、カルシウムや鉄などのミネラルの吸収をサポートするはたらきがあるためだ。
結論
ダイエットの大敵というイメージが強いフライドチキンは、実際の数値で見てもやはりカロリーは高めだ。しかし、鶏肉に含まれる栄養素や低糖質であることも考慮すると、絶対的に遠ざけなくてはならない料理とはいえないだろう。
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