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【管理栄養士監修】キウイのカロリーと栄養素|栄養図鑑

【管理栄養士監修】キウイのカロリーと栄養素|栄養図鑑

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年1月25日

キウイは別名フルーツの王様と呼ばれているのを知っているだろうか。キウイはとても栄養価が高く、さまざまな健康効果が期待できるフルーツなのだ。いま、注目されているキウイのカロリーや栄養についてじっくり見ていこう。

  

1. 意外と知らないキウイのカロリーとは

キウイのカロリーは100gあたり53kcalである。キウイは1個あたりおよそ100gほどといわれているので、可食部85gで約45kcal摂取するという目安になるのだ。りんごの100gあたりのカロリーが54kcalなので、キウイとりんごはほぼ同じカロリーである。

そんなキウイは実はフルーツの王様と呼ばれるほど、多くの栄養素を含んでおり、近年そのキウイの栄養素や効果効能が注目されているのだ。

2. キウイの栄養を見てみよう

キウイは小さいのに栄養価が高いフルーツとして注目されている。栄養のバランスもよく、キウイ1個を食べるだけでさまざまな栄養素が一度に摂取できるのだ。その栄養価の高さはフルーツの中でもトップクラスで、フルーツの王様と呼ばれている理由にも当てはまるのだ。たとえば、りんごの栄養価と比べてみると、βカロテンは約
6倍、カルシウムは11倍、葉酸は18倍、ビタミンCは17倍である。
そんな栄養満点なキウイの栄養素を詳しく見ていこう。

ビタミンC

キウイには美肌効果や抗酸化作用などの働きがあるとされているビタミンCが多く含まれている。ビタミンCにはコラーゲンの生成を助けたり、メラニン色素の生成を抑えたりする働きがある。そして、ビタミンCは抗酸化作用によってウイルスから身体を守る働きも期待できるため、積極的に摂取したい栄養素の1つだ。

食物繊維

ビタミンCに続いてキウイに含まれているのが、食物繊維だ。キウイの場合は不溶性食物繊維なので、腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を整える効果が期待できる。さらに食物繊維を摂取することで、急な血糖値の上昇を防ぐ効果もあるのだ。

カリウム

キウイに含まれているカリウムには、摂取しすぎた体内のナトリウムを体外に排出してくれる効果が期待できる。カリウムを摂ることで、身体の浸透圧を調整してくれるのでむくみ解消の効果もあるのだ。

葉酸

葉酸はよく妊娠中の女性などが摂取するとよいといわれている栄養素だ。この栄養素は胎児の正常な発育には欠かせないビタミンの一種といわれている。また、葉酸は赤血球の産生を助ける働きをもつため、不足することで貧血などを起こしやすくなるとも言われている。葉酸は水溶性ビタミンなので、そのまま生で食べられるキウイは葉酸を摂取するのにはおすすめだ。

有機酸

キウイを食べると酸味を感じることがあるだろう。その酸味を生み出しているのは有機酸だ。この有機酸は筋肉を使うときに作られる乳酸の生成を抑えたり、体内の鉄の吸収を高めたりする効果があるといわれている。キウイは食べるだけで、サプリメントと同じようにさまざまな栄養素を一度に摂取できる優れたフルーツなのだ。

3. キウイをプラスして糖質と上手に付き合おう

最近は、糖質オフや糖質制限をいう言葉をよく耳にする機会が増えたが、糖質オフや糖質制限をしたい人に、キウイはまさにうってつけのフルーツなのだ。キウイには食物繊維が豊富に含まれており、他のフルーツに比べて、摂取しても血糖値の上昇が緩やかなのだ。

結論

キウイは1個食べるだけで、さまざまな栄養素を摂取できる、まさしくフルーツの王様なのだ。なかなかバランスのよい食事が摂れないという人もキウイを1個、食後や間食にプラスしてみてはどうだろうか。フルーツの中でもトップクラスの栄養素を含むキウイを食べて栄養バランスを見直してみよう。
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  • 更新日:

    2020年1月25日

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