1. ビフィズス菌SP株が含まれる市販のヨーグルトは?

ビフィズス菌SP株は、雪印メグミルクから販売されている「恵ビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト」から摂取できる。 商品展開は以下の3タイプとなっている。
恵 ビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト
容量:100g
希望小売価格:110円(税別)
賞味期限:18日
100gあたりのエネルギー81kcal、たんぱく質3.8g
希望小売価格:110円(税別)
賞味期限:18日
100gあたりのエネルギー81kcal、たんぱく質3.8g
恵 ビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト3連タイプ
容量:1個あたり70g×3
希望小売価格:220円(税別)
賞味期限:18日
70gあたりのエネルギー81kcal、たんぱく質3.8g
希望小売価格:220円(税別)
賞味期限:18日
70gあたりのエネルギー81kcal、たんぱく質3.8g
恵 ビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト ドリンクタイプ
容量:1本あたり100g
希望小売価格:110円(税別)
賞味期限:18日
100gあたりのエネルギー74kcal、たんぱく質3.0g
希望小売価格:110円(税別)
賞味期限:18日
100gあたりのエネルギー74kcal、たんぱく質3.0g
2. ビフィズス菌SP株とは?

ビフィズス菌は人の腸のなかに存在している。しかし、食品に含まれるビフィズス菌は胃酸に弱く、腸に到達する前に死滅してしまうという特性を持つ。ビフィズス菌を生きたまま腸に届けられるように工夫されたのがビフィズス菌SP株だ。
カプセルに入った乳酸菌
ビフィズス菌SP株はカプセルに包まれた状態でヨーグルトに含まれている。食べている途中でカプセルを割ってしまうと、なかのビフィズス菌が出て胃酸に溶けてしまう。ヨーグルトを飲んだり食べたりするときは、カプセルを噛まないようにするのがポイントだ。
ビフィズス菌SP株の作用
ビフィズス菌SP株は、従来のビフィズス菌よりも整腸効果が高いといわれている。ビフィズス菌SP株を摂取することで、排便回数や量、においなどを改善する可能性が報告されているのだ。マウスを用いた実験においては、ガセリ菌SP株とビフィズス菌SP株の両方を含む発酵乳を摂取することで、免疫細胞を活性化したり、ストレス反応を軽減させたりする効果が確認できたという。ビフィズス菌SP株だけではなく、ほかの菌も組み合わせるとさらに健康管理に役立つ可能性がある。
3. ビフィズス菌SP株はヨーグルトメーカーで増やせる?

ヨーグルトメーカーは、少量のヨーグルトと牛乳を使って発酵させてヨーグルトを量産する家電製品だ。習慣的にヨーグルトを食べる人が増えており、コストの削減ができることからヨーグルトメーカーの人気が高まっている。 ヨーグルトメーカーを使ってビフィズス菌SP株入りヨーグルトの量産を試みる人も多いようだが、はたして市販品と同じ効果を得ることはできるのだろうか。
ヨーグルトは増やせてもビフィズス菌SP株は増やせない
ビフィズス菌SP株入りのドリンクタイプのヨーグルトと牛乳をヨーグルトメーカーに入れて、42℃で発酵させると7時間ほどでヨーグルトができあがる。冷蔵庫で冷やせば食べられる状態になるが、カプセル状のビフィズス菌SP株は表面の部分に溜まってしまい、中や底のほうにはみられない。
したがって、ビフィズス菌SP株入りのヨーグルトと牛乳を使ってヨーグルト自体を増やすことはできるが、菌までを増やすことはできないと考えてよいだろう。ビフィズス菌SP株を毎日摂取したいと考えているのであれば、ビフィズス菌SP株入りヨーグルトを購入するのがおすすめだ。
したがって、ビフィズス菌SP株入りのヨーグルトと牛乳を使ってヨーグルト自体を増やすことはできるが、菌までを増やすことはできないと考えてよいだろう。ビフィズス菌SP株を毎日摂取したいと考えているのであれば、ビフィズス菌SP株入りヨーグルトを購入するのがおすすめだ。
結論
ビフィズス菌SP株は、雪印メグミルクの恵シリーズに含まれるカプセル状の乳酸菌だ。乳酸菌をカプセルに閉じ込めることによって、胃酸に弱いビフィズス菌を生きたまま腸に届けることができる。ビフィズス菌SP株を食べるなら、自家製のヨーグルトメーカーではなく市販の商品を購入するのがおすすめだ。*価格は2020年1月26日時点の情報
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