1. 柿の種のカロリー

柿の種シリーズからは、チーズ味やカレー味からチョコレートがけなどの変わり種のフレーバーも販売されている。フレーバーによってカロリーも異なるが、ここでは亀田製菓が販売する柿の種の定番しょうゆ味(プレーン)のカロリーをご紹介する。
ピーナッツ入りの柿の種のカロリー
まずは、米菓子とピーナッツが一緒になっている一般的な柿の種のカロリーから見ていこう。
・100gあたり...470kcal
・1袋(75g)あたり...353kcal
・1袋(75g)あたり...353kcal
ピーナッツなしの柿の種のカロリー
柿の種には、ピーナッツが含まれない米菓子のみの商品もある。柿の種のみにこだわりたい人やピーナッツが苦手な人に選ばれているようだ。
・100gあたり...388kcal
・1袋(75g)あたり...291kcal
・1袋(75g)あたり...291kcal
ピーナッツが入っているか否かで、柿の種のカロリーには違いが出る。ピーナッツの脂質の高さが影響しているのだろう。
2. 柿の種の栄養

米菓子である柿の種の原材料は、米がメインとなる。ピーナッツ入りの場合はピーナッツも含まれる。そこにしょうゆなどの調味料が加わる。では、柿の種に含まれる栄養をチェックしていこう。こちらも引き続き亀田製菓のしょうゆ味(プレーン)だ。
ピーナッツ入りの柿の種に含まれる栄養(1袋75g)
たんぱく質...10.1g
脂質...13.1g
炭水化物...48.7g
食円相当量...0.92g
脂質...13.1g
炭水化物...48.7g
食円相当量...0.92g
ピーナッツなしの柿の種に含まれる栄養(1袋75g)
たんぱく質...4.7g
脂質...1.1g
炭水化物...65.5g
食塩相当量...1.19g
脂質...1.1g
炭水化物...65.5g
食塩相当量...1.19g
ピーナッツ入りは、柿の種のみの商品と比べてたんぱく質が2倍以上、脂質に至っては10倍以上となっている。これは、ピーナッツにたんぱく質と脂質が多く含まれているからだ。逆に、炭水化物に関してはピーナッツなしのほうが多い。米菓子である柿の種自体が炭水化物の塊である米からできているため、ピーナッツが入っていないぶん炭水化物の割合が大きくなるのである。ちなみに、ピーナッツにはビタミンEなどの栄養素も含まれている。
3. 柿の種の糖質

柿の種に含まれる糖質は、ピーナッツ入りのものに比べてピーナッツなしのもののほうが高いといえるだろう。柿の種は米から作られているお菓子のため、糖質の摂取は避けられない。さらに、チョコレートでコーティングされているタイプなどは米+砂糖でかなり糖質が高くなる。
糖質が気になる人はピーナッツ入りがおすすめ
米で作られる柿の種だけを食べるよりは、ピーナッツも一緒に食べたほうが糖質の摂取量は抑えられる。糖質だけでなくピーナッツのカロリーが気になる場合は、ピーナッツなしのものを選び、自分でバター抜きの落花生を加えるという方法もある。
糖質オーバーを防ぐために食べ過ぎない工夫を
柿の種は、絶妙な味付けのおかげか気付かない間に食べ過ぎてしまいがち。そのため、1袋に大量に入っているタイプではなく、個装になっているものを選ぶ・小皿に取り分けるなど食べる量をあらかじめ決めておくとよい。
結論
柿の種はポリポリ食べられるため、つい食べすぎてしまいがちだ。しかし、米から作られる糖質たっぷりのお菓子だということを知っておこう。また、ピーナッツ入りの柿の種を選べば糖質は抑えられるが、脂質が多くカロリーが高いこと覚えておいてほしい。いずれにしても、ダイエット中の人や糖質制限をしている人は、美味しさの誘惑には要注意だ。
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