1. ガトーショコラは高カロリーな食べ物!?

結論からいうと、ガトーショコラは比較的高カロリーな食べ物だ。ガトーショコラ100gあたりのカロリーは約356kcal。ほかのケーキと比較をすると一目瞭然である。
ケーキのカロリー例
- ティラミス:100gあたり約280kcal
- ショートケーキ:100gあたり約308kcal
- モンブラン:100gあたり約358kcal
- チーズケーキ:100gあたり約358kcal
ガトーショコラのカロリーは、ケーキの中でもわりと高カロリーとされているモンブランやチーズケーキのカロリーとほぼ変わらないことがわかる。
ガトーショコラが高カロリーな理由
ガトーショコラに使用されている生クリームや砂糖はカロリーのかたまりだ。しかも、小麦粉などの使用料も多いため、どうしてもカロリーがあがってしまうのである。一方、比較的カロリーの低いティラミスなどは、ほかのケーキよりも使用している砂糖やチョコの量が少ないため、このような数値がでている。
2. ガトーショコラに含まれている栄養は?

ガトーショコラは、脂質が多い食べ物である。脂質というと「太る」「あまり摂取したくないもの」と思われがちだが、実は身体の細胞膜やホルモンなどを作る重要な成分でもあるのだ。
脂質
脂質の過剰摂取が健康によくないからといって一切摂取しない状態が続くと、エネルギー不足に陥ったり、皮膚炎などを起こしたりする危険性もある。
そのため、ガトーショコラに含まれている脂質を「身体に悪い成分」と決めつけてしまうのは誤っているといえるだろう。
ビタミン
また、ビタミンAやビタミンB2といった栄養も多く含まれている。ビタミンAは体内では作り出すことができない貴重なビタミン類であり、ビタミンB2は代謝やエネルギー生産に欠かせない「発育のビタミン」ともよばれている。
3. ガトーショコラの糖質はどのくらい?

意外と低糖質
ガトーショコラの糖質は、100gあたり約28.4gである。カロリーが高く、濃厚な甘みもあるため、「糖質が高いのでは?」といった印象をもたれやすいが、実は意外と低糖質なのだ。ただし、砂糖や蜂蜜をふんだんに使っている場合は、糖質も一気に高くなるため「すべてのガトーショコラが低糖質」とは言い難い。
糖質を下げるには小麦粉・砂糖・蜂蜜の量を調節
もし、糖質の低いガトーショコラを手作りしたいのであれば、糖質の高い小麦粉や砂糖、蜂蜜などの量を調整してみるのがおすすめだ。
ガトーショコラを手作りするのが面倒な場合や、自宅にオーブンがない場合もあるだろう。そのような時は、ケーキ店などに行くと「低糖質のガトーショコラ」を取り扱っていることもあるので、そのような商品を購入するとよい。
4. ガトーショコラをカロリーオフするおすすめの食べ方

できるだけ低カロリーなガトーショコラを食べたいと考えている場合は、低カロリーな材料を使って自家製のガトーショコラを作る方法をとるのがおすすめだ。
砂糖と生クリームを低カロリーな材料で代用する
ガトーショコラの材料の中でカロリーが高いものといえば、砂糖や生クリームなどである。しかし、砂糖を低カロリーの人工甘味料、生クリームを豆乳で代用して作れば、あっさりとしたヘルシーなガトーショコラになる。豆乳を使用するため、生クリームのような濃厚さは半減してしまうが、カロリーの摂取量を気にしている人にとってはかなり嬉しいガトーショコラといえるだろう。
ガトーショコラは、さまざまなケーキの中でも比較的簡単に作ることができるので、ケーキ作り初心者の人も、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
結論
ガトーショコラは他のケーキの中でも高カロリーだが、糖質は意外と低い。カロリーオフして食べるポイントさえおさえてしまえば、体重管理中の人でも食べることができるだろう。一律にカロリー摂取を控えるのではなく、工夫をしながら、時にはスイーツを楽しんでみてはいかがだろうか。
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