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【管理栄養士監修】銀杏の栄養と調理法|栄養図鑑

【管理栄養士監修】銀杏の栄養と調理法|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2020年2月 3日

銀杏はイチョウの実で、お酒のおつまみとして好んで食べる人も多いことだろう。この記事では、銀杏の栄養素やおすすめの調理法について紹介する。

  

1. 銀杏はミネラルを中心に豊富な栄養素を含む!

銀杏にどのような栄養素が含まれているのか、見てみよう。

銀杏100gあたりの主な栄養素

たんぱく質:4.7g
脂質:1.6g
炭水化物:34.8g
カリウム:710mg
マグネシウム:48mg
リン:120mg
鉄:1.0mg
亜鉛:0.4mg
銅:0.25mg
ビタミンA:レチノール活性当量24μg
ビタミンB1:0.28mg
ビタミンB2:0.08mg
食物繊維:1.6g

銀杏には、幅広いミネラル成分が含まれている。とくに高いのはカリウムだが、ほかにもマグネシウム、リン、鉄など、さまざまな含んでいる。ほかにも、ビタミンAやB群も多めに含まれる。糖質も約33.2gとやや高めなので、糖質制限をしている人は食べ過ぎないように注意しよう。

2. 銀杏は食べ過ぎ注意!中毒症状の可能性もある

ぱくぱくと食べやすい銀杏だが、食べ過ぎに注意してほしい。なぜなら、食べ過ぎると、4-O-メチルピリドキシンという物質がビタミンB6の欠乏を招き、それによって中毒症状を引き起こす可能性があるためだ。しっかり火を通した銀杏を、ほどほどに食べる分には心配はないが、そういったリスクもあることを知っておこう。

3. 銀杏を下処理として茹でれば、料理に手軽に使える!

銀杏の定番の食べ方は、炒ることだ。時間はかかるが自宅のフライパンでもお店で食べるような炒った銀杏を作ることができる。また、ほかの料理に活かすのもおすすめだ。銀杏は下茹ですればさまざまな料理に活かせるため、好みの食べ方を探してみてほしい。

炒め物に使う

充分に下茹でしていれば、そのまま炒め物に混ぜてしまっても問題ない。銀杏の苦みが、料理のアクセントになるだろう。銀杏の食感に合わせて、ほかの具材も歯ごたえのあるものを使うとバランスがとれる。たとえば肉やイカ、エビ、キャベツなどがおすすめだ。銀杏を加えれば、味や彩り、さらに栄養もプラスできる。

炊き込みごはんに加える

銀杏と旬の食材を炊き込みごはんに混ぜれば、香りや味が豊かになるうえ、栄養も補える。銀杏はさっと茹でてから一緒に炊く方法もあれば、別途塩茹でしておいて最後に混ぜることもできる。食感や味が変わってくるので、好みの方法を選んでほしい。

結論

銀杏はミネラルやビタミン類を豊富に含んでいる一方で、糖質も多く含む。また、食べ過ぎると中毒のリスクもあるため、栄養豊富とはいえ、食べる量は抑えるようにしてほしい。銀杏は炒っても美味しいが、下茹でなどしてさまざまな料理に使うのもよい。銀杏を手に入れたら、ぜひ定番以外の料理にもチャレンジしてみてはどうだろうか。
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  • 更新日:

    2020年2月 3日

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