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【管理栄養士監修】牛タンの栄養素と調理法|栄養図鑑

【管理栄養士監修】牛タンの栄養素と調理法|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2020年2月 5日

牛タンは、カルビなどの肉と比べて、塩やレモンをつけてあっさりと食べられる印象があるが、どのような栄養素が含まれているのだろうか。この記事では、牛タンの栄養価に加え、おすすめの美味しい調理法を紹介する。

  

1. 意外と低たんぱく高脂質?牛タンの主な栄養素

牛タンはヘルシーな印象もあるが、実際は100gあたり356kcalと高カロリーだ。同じく100gあたりの主な栄養素を見てみよう。

牛タン100gあたりの栄養価

  • たんぱく質:13.3g
  • 脂質:31.8g
  • ナトリウム:60mg
  • カリウム:230mg
  • リン:130mg
  • 鉄:2.0mg
  • 亜鉛:2.8mg
  • ビタミンB1:0.10mg
  • ビタミンB2:0.23mg
たんぱく質:13.3g脂質:31.8gナトリウム:60mgカリウム:230mgリン:130mg鉄:2.0mg亜鉛:2.8mgビタミンB1:0.10mgビタミンB2:0.23mg
牛タンはイメージとは裏腹に、牛肉の中ではたんぱく質の量が少な目で、意外と脂質が多い特徴がある。そのため、筋トレ後などでたんぱく質をしっかり摂りたい人は誤解しないようにしよう。一方で、ミネラル成分は幅広く含まれており、ビタミンB群も含まれている。

2. 牛タンの栄養は加熱しても減りにくい!

牛タンといえば、焼いて食べるのが定番だ。その際、栄養が失われないかと心配になるかもしれない。実際は、少なくとも先述の栄養素については、焼いたからといって減りはしない。焼くことによって水分が抜けるものの、栄養は減らずにむしろ凝縮される。ちなみに、焼いて水分が抜けることにより、同じ重さあたりの栄養は大きく変わる。

3. 歯ごたえや出汁を活かしたい!牛タンの美味しい調理法を考える

牛タンの食べ方といえば、定番はやはり焼肉で、次にタンシチューといったところだろうか。どちらも、牛タンの歯ごたえをしっかり味わえる。ほかにも、牛タンをしっかり味わえる調理法がある。いくつか例を紹介しよう。

おでん

おでんに入れる肉といえば牛すじや鶏肉あたりが多いかもしれないが、変わり種として牛タンを入れるのもよい。タンシチューが親しまれているように、牛タンからは美味しい出汁が出る。そのため、おでんとも相性がバツグンだ。煮込む時間によって、ゴリゴリとした歯ごたえも出せるし、柔らかく仕上げることもできる。多少厚めに切るのがよいため、切り身で売られるタンでは難しいかもしれない。もし牛タンのブロックが手に入ったら、試す価値はある。

カツ

牛タンブロックが手に入ったら、カツもぜひ試していただきたい。好みの厚さに切って、歯ごたえを存分に楽しむことができる。厚過ぎると火の通りがよくないので、ある程度薄めに切って衣の食感と一緒に楽しもう。こってりしたソースがよく合うだろう。食べ過ぎや塩分に注意しつつ、たまには豪快にかぶりつくのもよいのではないだろうか。

結論

牛タンは意外にも低たんぱく高脂質な肉の部位だが、ミネラルやビタミンB群も豊富に含んでいる。加熱しても栄養はほとんど減らない。定番の焼肉やシチューのほかにも、牛タンの噛み応えや出汁を活かせる料理はたくさんある。大きなブロックが手に入ったときには、紹介した料理をためしてみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年2月 5日

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