【ガーリックライス】のおすすめの献立！ステーキだけじゃない

ガーリックライスと相性のよい肉のおかずといえばステーキが一番に思い浮かぶだろう。そもそもガーリックライスはステーキハウスでステーキと一緒に提供されることが多く、そこから認知度も高まった。

牛肉のステーキとセットになっていることが多いが、豚肉や鶏肉のステーキと一緒に食べてみるのも面白い。牛肉のステーキは塩、こしょうのみでシンプルに味付けすることが多いが、豚肉のステーキであればさっぱりとしたジンジャーソース、鶏肉のステーキであれば和食っぽい照焼き風ソースといったように肉の種類に合わせて味付けを変えてもよい。栄養面でいえば、にんにくにはビタミンB1の吸収を高める成分が含まれているため、ビタミンB1が多く含まれている豚肉のステーキがおすすめだ。

また、フライドチキンとガーリックライスという組み合わせもおすすめだ。スパイスのきいたフライドチキンは美味しいのだが、白米のおかずとして組み合わせるのは難しく感じる。しかし、ガーリックライスにすればごはんとフライドチキンの組み合わせも違和感がない。フライドチキンが食卓の中心になるクリスマスにぜひ試してみてほしい。

ガーリックライスと肉の組み合わせは定番だが、それだけでは栄養が偏ってしまう。そのため、家ではなるべく野菜メインの料理を1品用意しておきたい。野菜の料理といえば煮物や炒め物、和え物などがあるが、にんにくの香りが強いガーリックライスと組み合わせると重い印象になってしまう。そのため、ガーリックライスのときは生の野菜で作るサラダが最適だ。ガーリックライス、肉ともにしっかりとした味であるため、生野菜独特の苦みや甘みが箸休めの役割を担う。レタスやキャベツ、きゅうりなど緑色の野菜をたっぷり使ったサラダは彩りもよく、献立全体を華やかにしてくれる。ところどころにミニトマトやコーンを散らせばアクセントとなってかわいらしいサラダになる。

そのまま野菜の味を楽しむもよし、ドレッシングをかけて味に変化を出すのもよしと味わいを変えることができるのもサラダの魅力だ。ドレッシングの種類は非常に多く迷ってしまうのだが、さっぱり系のサラダにしたいなら和風や中華風のドレッシング、しっかりめの味付けがほしい場合はフレンチドレッシングといったように使い分けよう。また、ドレッシングをかけずにチーズをのせるまたはふりかけて食べるのもおすすめだ。チーズの香りと味わいがアクセントとなる。

ガーリックライスと肉のおかず、野菜のおかずがあればボリューム的にも十分なのだが余力があれば汁物も用意したい。もし野菜のおかずが用意できなくても、具だくさんの汁物があれば全体のバランスが整う。ガーリックライスがある献立の場合は、味噌汁などの和風の汁物よりスープのほうが、見ためや味のバランスがよいだろう。スープにもポタージュのような濃いめのスープ、コンソメスープのようなさっぱりとしたスープがある。どちらのスープにするかは好みの問題でもあるのだが、ガーリックライスも肉も油が多いので、さっぱりとしたスープのほうがおすすめだ。スープの具材は野菜のおかず（サラダ）の有無で変えよう。サラダがある場合は具材を少なめにして軽く、サラダがない場合は具材を多くして野菜を食べるスープにしよう。

スープの味付けはコンソメに塩とこしょうが定番だが、ガーリックライスと肉の味付けにも塩、こしょうを使っている場合は同じような味付けの組み合わせになってしまう。味付けに変化がほしいならば中華風スープにしてみるのもおすすめだ。鶏ガラにごま油を少し加えればさっぱりながら、まったく違う味わいを楽しめる。また、コンソメスープに生のトマトを加えれば酸味プラスされるため、普段のコンソメスープとは異なる味わいを楽しめる。

ガーリックライスと牛肉のステーキの組み合わせは定番だが、そればかりだと飽きてしまう。豚肉や鶏肉のステーキにしたり、ソースを変えたりすることでさらに多くの楽しみ方ができる。また、サラダやスープを加えることで見ためも華やかになり、栄養のバランスも整う。ガーリックライスと肉がこってりとしているため、サラダとスープはさっぱりめに仕上げるのがおすすめだ。