1. パニーニとは?

カフェのメニューなどでも定番となっている「パニーニ」はホットサンドにも似ているが、どんな違いがあるのだろうか?まずは基本をおさらいしよう。
イタリア生まれのサンドイッチ
パニーニはイタリア生まれのサンドイッチで、本場イタリアには専門店もあるほどメジャーだ。なお単品の場合は「パニーノ」と呼ぶのが正しい。パニーニというのは複数形で、パニーノを半分にカットして販売する際などに使われているようだ。
パニーニとホットサンドの違い
見ためはホットサンドと似ているが、実はハッキリとした違いがあるという。パニーニの特徴は波形の焼き目だ。パンを波形の鉄板で焼くことで縞模様ができる。これこそがイタリア式のパニーニである。基本的に中に挟む具材は温かく調理されたものが多い。またパンは、主にイタリア生まれのチャバッタというコッペパンのような形をしたものが使われる。ちなみにチャバッタはスリッパという意味を持っており、カリッと香ばしい食感が特徴だ。
一方のホットサンドは、トーストしたパンに温かな具材を挟んだサンドイッチのことである。好みの具材を挟んでホットサンドメーカーで両面を焼き、自宅で朝食やブランチに食べている方もいるだろう。パニーニとは異なり焼き目に特徴はない。パンを温めたシンプルなサンドイッチのことだ。
一方のホットサンドは、トーストしたパンに温かな具材を挟んだサンドイッチのことである。好みの具材を挟んでホットサンドメーカーで両面を焼き、自宅で朝食やブランチに食べている方もいるだろう。パニーニとは異なり焼き目に特徴はない。パンを温めたシンプルなサンドイッチのことだ。
2. パニーニのカロリーや栄養素は?

次に紹介するのは、パニーニのカロリーや糖質についてだ。といっても使用される具材により、当然だがカロリーは低くなったり高くなったりするため、具体的な事例で紹介する。
パニーニのカロリーと主な栄養素
とある全国チェーンのパン屋が提供するパニーニに使用されている具材は、チーズ・トマト・キャベツ・ベーコンだ。1個あたりのカロリーは397kcalで、栄養成分は炭水化物(※1)36.6g、タンパク質(※2)13.4g、脂質(※3)20.7g、ナトリウム(※4)676mg、食塩相当量1.7gが含まれている。
また別の全国カフェチェーンが提供するパニーニのカロリーを調べてみると、ハーブチキンと5種のチーズの組み合わせは342kcal、スモークハムとゴーダチーズの組み合わせは267kcal、セサミブレッド スモークサーモンとクリームチーズの組み合わせは211kcalだ。お伝えしたように具材で変わってしまうが、ひとつの目安にはなるだろう。
また別の全国カフェチェーンが提供するパニーニのカロリーを調べてみると、ハーブチキンと5種のチーズの組み合わせは342kcal、スモークハムとゴーダチーズの組み合わせは267kcal、セサミブレッド スモークサーモンとクリームチーズの組み合わせは211kcalだ。お伝えしたように具材で変わってしまうが、ひとつの目安にはなるだろう。
3. パニーニと相性のよい具材とは?

ご家庭でパニーニを作る場合、入れる具材に迷うかもしれない。相性のよい具材を紹介するので、参考にしてほしい。
チーズは必須
パニーニには、カマンベールやクリーム、チェダーやゴーダ、サムソーやグリエール、それにモッツァレラなどさまざまな種類のチーズが使われている。確かに、カリッと香ばしく焼けたパンとトロッと溶けたチーズの相性はバツグンだ。
幅広い具材との相性がよい
ほかに多く使用されている具材はチキンやローストビーフ、パストラミビーフやスモークサーモン、生ハムやベーコン、そしてツナなどがある。また、レタスやキャベツ、トマトやズッキーニ、ルッコラやオリーブ、それにアンチョビなどの具材を使っている方も多い。パニーニと相性がよい具材はバラエティー豊かだ。
4. パニーニの簡単な作り方

パニーニはご家庭でも簡単に作れる。ホットサンドメーカーがなくても、フライパンで作ることも可能だ。作り方を紹介しよう。
パニーニの簡単な作り方
上述したようなものを参考に、好みの具材を揃えてて食べやすい大きさにカットしておこう。パンは食パンでもよいが、ホテルブレッドもおすすめなので試してみてほしい。材料が揃ったら、パンの内側(具材と接する面)にバターを薄めに塗り、具材を挟んでから両面をトーストすればあっという間にパニーニの完成だ。
5. パニーニの美味しい食べ方

最後に、パニーニの美味しい食べ方を紹介する。好みの具材を挟み、パンの表面にこんがりとした焼き目をつけて食べるパニーニだが、せっかく食べるならより美味しく味わってほしい。
粒マスタードを塗る
あるビールメーカーが提案するパニーニの美味しい食べ方だが、パンに粒マスタードを塗るのがポイントだという。マスタードを塗ると、ほどよい塩気と酸味が具材の味を引き立ててくれるというわけだ。
熱々をいただく
イタリア産の食材を取り扱うセレクトショップで提供されているパニーニは、注文後にトーストされるという。焼きたてで熱々の状態を味わうというのが、基本であり一番美味しい食べ方だろう。
結論
パニーニとホットサンドとの違いやカロリー、相性のよい具材や簡単な作り方、美味しい食べ方などを解説してきた。店で食べるパニーニももちろん美味しいが、卵やハム、チーズ、トマトなど好みの具材を使ってご家庭でも簡単に作ることができる。ぜひオリジナルパニーニを作ってみてはいかがだろうか。
(参考文献)
- ※1:炭水化物 _ 糖質 _ e-ヘルスネット(厚生労働省)https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-018.html
- ※2:たんぱく質 _ e-ヘルスネット(厚生労働省)https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-044.html
- ※3:脂肪 _ 脂質 _ e-ヘルスネット(厚生労働省)https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-014.html
- ※4:ナトリウム _ e-ヘルスネット(厚生労働省)https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-024.html
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