1. 冷やしうどんのつゆを手作りしてみよう
冷やしうどんのつゆには、便利な市販のめんつゆを使っている人も多いだろう。ただ、毎回同じだと飽きてしまうこともあるだろう。いつもの味を変えたいと思ったときには、手作りしてみることをおすすめしたい。意外と簡単なつゆの作り方を紹介する。材料は、かつお節と昆布、塩、料理酒、みりん、醤油など、多くの家庭で常備しているものでOKだ。
白出汁の作り方
冷やしうどんのつゆの出汁の作り方は、数多くあるが、今回は、冷やしうどんに最もよく合う白出汁の作り方を紹介しよう。用意するものは、昆布、かつお節、料理酒、みりん、薄口醤油。
- まずは、昆布(5㎝程度)をカップ2杯程度(およそ400ml)の水につけそのまま1時間程度放置する。放置している間に水に昆布の旨み成分が溶け出してくる。
- 鍋に料理酒とみりんを2対1の割合で入れ、煮立たせてアルコール分をよく飛ばしておく。そこに先ほどの1時間程度放置した昆布と水を加えて、さらに煮立たせる。
- 仕上げにかつお節を加え、その後弱火にして5分程度煮た後、火を止める。
- 鍋からおろしぺーパータオルを敷いたザルでこしてから、再び鍋に戻し、薄口醤油と塩を加えてよく混ぜ合わせ、火にかけて煮立てば完成だ。
このつゆを、市販のめんつゆと同様に、2~3倍の割合で薄めて使用する。手作りつゆは密閉容器に入れて、冷蔵庫で1週間程度保存できる。煮物などにも使用可能だ。
2. 市販のめんつゆをベースにいろいろアレンジしてみよう
冷やしうどんのつゆをわざわざ手作りしなくても、市販のめんつゆをベースにいろいろとアレンジすれば、いつもとは違った味わいを楽しむことができる。
めんつゆ×トマト
市販のめんつゆに細かく刻んだトマトを加えるだけで、トマトの旨みが溶け出して、新鮮な味わいになる。トマトから出る水分の量を考慮し、めんつゆの量を加減することをポイントとして押さえておこう。
めんつゆ×大根おろし&ひきわり納豆
大根おろしとひきわり納豆をめんつゆに加えるというアレンジもおすすめできる。これなら、具材を何も加えなくても、さっぱりとしていくらでもうどんを食べることができる。
めんつゆ×ポン酢やごま油
めんつゆにポン酢を、あるいは、めんつゆにごま油を少々混ぜるだけでも、いつもと違った味わいを楽しめるので、ぜひ試していただきたい。
3. 市販のめんつゆを使わないという手もあり!
冷やしうどんのつゆのマンネリ化を打破するためには、いっそめんつゆを使わないという手もありだろう。冷やしうどんはシンプルであるがゆえに、めんつゆだけでなく、さまざまな調味料との相性もよい。たとえば、ポン酢やマヨネーズ、サラダにかけるドレッシング類などを、そのまま冷やしうどんにかけても、美味しくいただくことができる。
ドレッシングやマヨネーズをつゆ代わりに
ドレッシング類の中では、ごまダレがとくにおすすめできる。ごまダレをベースにして、そこに味噌、醤油、みりんなどを加えてアレンジするのもよさそうだ。加える割合によって味わいも自由に変えられる点も見逃せない。マヨネーズと味噌、マヨネーズとごまダレは、どちらも互いのよさを引き出し合える相性なので、大変使い勝手がよい組み合わせになる。つゆが決まれば、あとはつゆに合う具材をいろいろとチョイスしてみよう。そうすれば、冷やしうどんのレシピは、数限りなく考案でき、飽きとは無縁になるだろう。
結論
基本的な冷やしうどんのつゆの作り方や、いつもの味に飽きてしまったときのアレンジアイディアを紹介した。常備している調味料を活用すれば、意外と簡単に味をアレンジすることはできるのだ。
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