1. オニオンリングの定番レシピ
アメリカやカナダ、オーストラリアだけではなく、ヨーロッパやアジアでも人気のオニオンリングは、もっぱらハンバーガーなどのサイドメニューとして食べられることが多い。6月22日は「ナショナルオニオンリング・デー」に定められるほど人気が高いオニオンリング。オリジナルは、どんなレシピであったのであろうか。
初出は1802年
オニオンリングは、1830年代に爆発的な人気を経て普及したといわれている。起源については諸説ある。研究者によれば1802年に出版された料理本にはパルメザンチーズを混ぜた小麦粉をまぶしたたまねぎのフライが登場していることが判明している。
オニオンリングの定番レシピとは
オニオンリングにはさまざまなレシピがある。起源が不明なのと同様、正確なオリジナルレシピも定かではない。ただ、本場アメリカのオニオンリングは、少し大きめのたまねぎを切って、小麦粉や卵、パン粉を使用して揚げるというのが基本である。小麦粉にパプリカやコーンスターチを加えるレシピもあれば、ガス入りの水やビールを使用するバージョンもある。小麦粉を溶く水は、冷水であるほうが望ましいとある。
オニオンリングを揚げる温度は、175~190℃が理想的とされている。たまねぎの内部はしっかりと火が通っていなくてはならないものの、衣の部分はカリッと揚げるのが理想的なオニオンリングとされている。これは誕生以来変わらない、オニオンリングの基本であろう。
オニオンリングを揚げる温度は、175~190℃が理想的とされている。たまねぎの内部はしっかりと火が通っていなくてはならないものの、衣の部分はカリッと揚げるのが理想的なオニオンリングとされている。これは誕生以来変わらない、オニオンリングの基本であろう。
2. てんぷら粉やオーブンを使用するオニオンリングの作り方
典型的なレシピを用いたオニオンリングは、ケチャップやマヨネーズ、またはディップなどをつけて食べるのが美味しい。
オニオンリングにはさらに、揚げずにオーブンを使用したり、よりカリカリ感を追求するためにてんぷら粉を用いたりするレシピまで存在するのである。
オニオンリングにはさらに、揚げずにオーブンを使用したり、よりカリカリ感を追求するためにてんぷら粉を用いたりするレシピまで存在するのである。
小麦粉の調整が面倒であれば市販のてんぷら粉で
たまねぎの甘さと衣のカリカリ感が主役のオニオンリングは、小麦粉の調整が初心者には面倒である。そんなときには、市販のてんぷら粉が役に立つ。てんぷら粉だけではインパクトに欠けるため、コンソメパウダーやパプリカ、またマヨネーズなどを加えるとつまみには最適の味わいとなるのである。
オーブンで作るオニオンリングのコツは
思いのほかカロリーが高いオニオンリング、カロリーを減らすためにオーブンで焼く方法もある。しかし、オーブンで焼く場合は揚げる方法と比較するとカリカリ感が出にくい。そのため、衣に使用するパン粉はあらかじめフライパンで炒って香ばしくしておくとよいだろう。
水分の多い新たまねぎで作る場合は?
水気の多い新たまねぎの美味しさは格別である。しかし、水分が多いとオニオンリングには向かない。そのため、趣向を変えて輪切りにしたたまねぎの上にパン粉やカレー粉などのスパイスをのせてオーブンで焼いてはどうだろうか。たまねぎの甘さはそのままに、パン粉のカリカリ感とともに楽しめることではオニオンリングと変わりない。そして、この形状のオーブン焼きならばおかずとして食べることができる。
3. クラッカーを使用する変わり種オニオンリングの作り方
世界中で愛されるオニオンリングは、それこそ数えきれないほどのレシピがある。小麦粉やパン粉と卵は、オニオンリングを揚げる際の定番食材である。しかし、よりカリカリのオニオンリングを作るために、いくつかのサイトではクラッカーを細かく砕いて最後の仕上げにまぶし揚げる方法を紹介している。カリカリに仕上げるだけではなく、たまねぎの水分や甘みを閉じ込める役割も果たすという。オニオンリングはシンプルな料理だけに、こだわる人には奥が深いといえるかもしれない。
結論
オニオンリングは、揚げたての美味しさが魅力のおやつにもつまみにももってこいなメニューだ。単純な料理ではあるが、細かな工夫を凝らして好みの味に仕上げるのも楽しいものである。今回紹介した調理法をぜひ試してみてはいかがだろうか。
この記事もcheck!