1. 釣りすぎて食べきれないアジはどうしたらいい?

釣りすぎて一度に食べきることができない量のアジはどうすればよいのだろうか?ここでは、アジの冷凍保存の方法について紹介する。家庭で簡単にできる方法なのでぜひ試してみてほしい。
釣りすぎてしまったアジを冷凍保存する方法
まずは包丁でアジのウロコを落としていく。アジを横に寝かせ、ウロコを尾の方からゆっくりと丁寧に取り除いていく。次にエラを切り落とす。最後に内蔵(腹ワタ)を取り除き、流水でしっかりと汚れを落としていく。十分にアジを洗ったらキッチンペーパーで水分を拭き取り、1尾ごとにサランラップで巻く。冷凍庫に入れるときは、寝かせて入れるようにしよう。この冷凍保存法は解凍して焼いて食べるのに適した方法なので、アジを刺身で味わいたい場合は釣ってすぐに刺身にして食すことをおすすめする。
2. 釣りすぎて余ったアジで干物を作ろう!

アジを干物にすると、いつもとは違う味わいを楽しむことができるのでおすすめだ。ここでは、アジの干物の作り方を紹介する。干し網はホームセンターやネット通販で購入することができるが、ない場合は家にある盆ザルを活用することもできる。
アジの干物の作り方
【材料/4尾分・必要な道具】
- アジ・・・4尾
- 水・・・1リットル
- 食塩・・・100g
- ボウル
- キッチンペーパー
- 干し網または盆ザル
- 包丁
- まな板
【作り方】
- アジのエラ・内蔵(腹ワタ)を包丁で取り除き、流水で血を洗い流す
- 包丁でアジを腹開きにする
※このとき、背の皮1枚を切らないように慎重にさばいていく - ボウルに水と食塩を入れ食塩水を作る
- 食塩水にさばいたアジを30分〜1時間ひたす
- アジを食塩水から取り出し、流水で洗う
- キッチンペーパーでアジについた水分を拭き取る
- 干し網または盆ザルにアジを並べ、風通しのよい日陰で干す
- アジの表面がべたつかなくなったら完成
アジの干物を保存する方法
アジの干物は1尾ずつサランラップで包み、冷蔵庫か冷凍庫で保存することができる。冷蔵の場合は解凍する手間が省けるので便利だが、保存した日から2〜3日以内に食す必要がある。冷凍をした場合には2週間保存することができるが、いずれにしても保存期間が長ければ長いほど鮮度が落ちていくので早めに食すことをおすすめする。
3. 釣りすぎて余ったアジでみりん干しを作ってみよう

ここでは、アジのみりん干しの作り方について紹介する。アジのみりん干しは味わい深く、風味豊かに仕上がるので白米との相性がとてもよい。家族みんなで味わうことができるので、ぜひ試してみてほしい。
アジのみりん干しの作り方
【材料/4尾分・必要な道具】
- アジ・・・4尾
- 醤油・・・100ml
- みりん・・・200ml
- 白ゴマ・・・適量
- バット
- キッチンペーパー
- 干し網または盆ザル
- 包丁
- まな板
【作り方】
- 包丁でアジのウロコ・ゼイゴ・ヒレ・内蔵(腹ワタ)取り除き、流水で血を洗い流す
- 包丁でアジを腹開きにして中骨を取り除く
※このとき、背の皮1枚を切らないように慎重にさばいていく - アジに塩をまぶして30分〜1時間程度おく
- 流水でアジを洗ってキッチンペーパーで水分を拭き取る
- バットにアジを並べ、醤油とみりんを混ぜたものを流し入れて2時間漬ける
※途中で1度ひっくり返す(魚の身の大きさや厚さによっては長めに漬ける) - バットからアジを取り出しゴマをふりかける
- 干し網または盆ザルにアジを並べ、風通しのよい日陰で2時間干す
※触ってベタつくようであればもう1時間乾燥させる
アジのみりん干しを保存する方法
アジのみりん干しは冷蔵庫や冷凍庫で保存することができる。どちらの場合もサランラップに包んで保存することをおすすめする。冷蔵保存の場合は5日間、冷凍保存の場合には長くても1ヶ月を目安に食すことをおすすめする。
結論
アジを釣りすぎてしまったときは、干物やみりん干しにすると、いつもとは違った味を堪能することができる。今回紹介したものは、どの方法も簡単にできるのでぜひチャレンジしてみよう!また冷凍保存をしておけば、急いで食べなくても後日食すことができる。家族で美味しいアジを存分に味わってみてはいかがだろうか。