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【管理栄養士監修】ナツメの栄養と効能|栄養図鑑

【管理栄養士監修】ナツメの栄養と効能|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年2月18日

韓国料理や中華料理によく使われているナツメ。普通は乾燥品を使うが、生で食べるとリンゴやナシに似た食感があり、ほんのりした甘みと酸味がある。果肉の質はリンゴに似ているこのナツメ、その歴史は非常に古く、中国ではとても貴重で栄養価の高い果実とされてきた。そんなナツメに注目してみよう。

  

1. ナツメは紀元前8000年前から食べられていた?

原産地はアジアから西アジアと言われ、中国では紀元前8000年の遺跡から栽培の痕跡が発見されているナツメ。中国最古の薬物書「神農本草経」にも記載され、「久しく服用すれば身を軽くし、年を長くする」食材だとある。実際に桃、李、杏、棗、栗の5つを「五果」と呼び、五臓を養う働きがある果樹とされ、薬膳・宮廷料理には欠かせなかったのだ。日本には奈良時代以前には伝来したとみられているが、やはり初めは薬用として利用されていたそうだ。

2. 中国にある「一日食三棗」という言葉は?

中国にはナツメを1日3つ食べると老いないという「一日食三棗」という言葉があり、老化防止の作用があると古くから言われてきたそうだ。
実際ナツメには鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル分、葉酸やナイアシンなどのビタミンB群、食物繊維、サポニンなどが豊富に含まれている。男性にも女性にも嬉しいフルーツだ。とはいえ、毎日食べるのは飽きが来るので、お茶にして飲むのがオススメだ。

結論

お茶の作り方はいろいろあるが、シンプルな作り方を紹介。まずナツメ20個を洗い、ザルに上げて水気をきり、縦に1~2か所切れ目を入れる。鍋にナツメと水6カップを入れて強火にかけ、煮立ったら弱めの中火にして30分煮る。火を止めて冷まし、再び弱めの中火で30分煮れば出来上がり。生姜や蜂蜜を入れて飲むもよし。毎日夫婦で飲むことを心がけてみてはいかがだろうか。

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  • 更新日:

    2020年2月18日

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