1. ピーナッツバターを作る時の食材の選び方

まず、美味しいピーナッツバターを作りたいのであれば、主な原材料となるピーナッツの選び方が非常に重要となってくる。以下のポイントを意識しながらピーナッツを選べば、美味しいピーナッツバターを作ることができるため、ぜひ参考にしてみてほしい。
殻がむいてある無塩のピーナッツを選ぶと便利
詳しい工程は後述するが、ピーナッツバターを手作りする場合は、当然殻をむく必要があり、甘みを出すために塩気をできるだけ洗い流す作業も必要になる。しかし、すでに皮がむいてあり、加熱処理もされていて、なおかつ塩で味付けされていないピーナッツを選べば、ピーナッツバターを作る際に発生する下ごしらえを大幅にカットすることができるのだ。そのため、時間短縮や手軽さを重視するのであれば、皮がむいてある無塩の茹でたピーナッツを選ぶようにしよう。
茹で具合にこだわりがあるなら生のピーナッツがおすすめ
ピーナッツの茹で具合にこだわりがある人は、すでに茹でたピーナッツではなく、生のピーナッツを購入するのがおすすめである。自分の好みに合わせて、たっぷりと煎ることもできるし、必要であれば渋皮ごとピーナッツバターにすることも可能である。茹でたり殻をむいたりする手間は発生するが、こだわりぬいたオリジナルのピーナッツバターを作れる。自分好みのピーナッツバターを作りたい人はぜひ生のピーナッツから作ってみてはいかがだろうか。
2. ピーナッツバターを作る時に下ごしらえは必要?

生のピーナッツを購入した場合は、以下の2つの作業を下ごしらえとしてやっておこう。もし、すでに茹でてある無塩のピーナッツを用意した場合は、以下の工程は不要である。
殻をむいてピーナッツを茹でる
完全に生のピーナッツを購入した場合は、殻がついたままで茹でていないので硬い状態である。まずはピーナッツを茹でるところからスタートしよう。沸騰したお湯が入っている鍋に生のピーナッツを投入して、30~45分くらいを目途にピーナッツを茹でていく。30分後ピーナッツをひとつ殻から取り出してみて、好みのやわらかさになっていないようであれば、さらに追加で茹で時間をプラスしよう。様子を見ながら茹でていくのがピーナッツを茹でるコツだ。
ピーナッツが茹であがったら、殻や渋皮を取り除いていく。ピーナッツバターにほんのりと苦みをもたせて味に深みを出したい場合は、渋皮をあえて残したままでもよいが、甘さを引き立たせたいのであれば渋皮も一緒に取り除くことをおすすめする。
ピーナッツが茹であがったら、殻や渋皮を取り除いていく。ピーナッツバターにほんのりと苦みをもたせて味に深みを出したい場合は、渋皮をあえて残したままでもよいが、甘さを引き立たせたいのであれば渋皮も一緒に取り除くことをおすすめする。
塩がかかっている場合はピーナッツをよく洗う
茹でてあるけど、ピーナッツが塩で味付けされているという場合は、そのまま使用してしまうと塩味の強いピーナッツバターができあがってしまう。まず最初にピーナッツを水洗いして、塩気をなくす作業からはじめよう。塩で味付けされたピーナッツは、スーパーやコンビニなどでもよく売っているため、店に味付きのピーナッツしか売っていなかった場合は、この下ごしらえを行うことによって、塩味をとばすことができる。
3. ピーナッツバターの簡単な作り方

それでは、ここからはピーナッツバターの具体的な作り方を紹介していく。とても簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてほしい。
ピーナッツをオーブンで加熱する
オーブンの上にアルミホイルを敷き、そこに茹でたピーナッツを置いて160℃で5分ほどローストする。このロースト作業を行うことにより、香ばしいワンランク上のピーナッツバターを作ることができるのだ。
フードプロセッサーで砕いて味付けする
ロースト作業が完了したらフードプロセッサーでピーナッツを砕き、撹拌する。ピーナッツの油分がしみ出て、ペースト状になったらフードプロセッサーを止めてよい。最後にはちみつやブラウンシュガーなどで甘みをつけて味付けすれば、自家製ピーナッツバターの完成だ。ちなみに、はちみつやシュガーを混ぜる際は、フードプロセッサーでピーナッツごと調味料を混ぜるのではなく、ゴムベラなどを使って、手動で混ぜていくことをおすすめする。
結論
ピーナッツバターは下ごしらえがやや面倒だが、それさえクリアしてしまえば、誰でも簡単にすぐ好みのピーナッツバターを作ることができる。パンやクラッカー、フルーツなど、さまざまな食べ物と相性がよいので、興味がある人はぜひ一度オリジナルのピーナッツバターを作ってみてはいかがだろうか。
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