1. 可憐な見た目とは裏腹なエルダーの力強い栄養素

エルダーはヨーロッパ原産の針葉樹。ヨーロッパ各地に自生していて、和名は「セイヨウニワトコ」。エルダーの木は大きなものでは
10m程の高さに成長し、初夏には小さなクリーム色の花を、夏の終わりにはエルダーチェリーと呼ばれる紫がかった黒い実をつける。イギリスでは、エルダーフラワーが咲くと夏が来ることを実感する人も多いという。
エルダーフラワーには、フラボノイドなどのポリフェノールやタンニンが豊富に含まれていることから、昔から「万能の薬箱」と呼ばれているそうだ。
10m程の高さに成長し、初夏には小さなクリーム色の花を、夏の終わりにはエルダーチェリーと呼ばれる紫がかった黒い実をつける。イギリスでは、エルダーフラワーが咲くと夏が来ることを実感する人も多いという。
エルダーフラワーには、フラボノイドなどのポリフェノールやタンニンが豊富に含まれていることから、昔から「万能の薬箱」と呼ばれているそうだ。
2. イギリスではコーディアルが常備されている!?

イギリスでは主に、エルダーフラワーの咲く時期に花を摘み、自家製コーディアルを作るのが一般的だ。コーディアルとは、シロップに生のフルーツやハーブを漬けたもので、発祥時は医薬品として利用されていたそう。
エルダーフラワーのコーディアルは、砂糖と水でまずシロップを作り、そこにエルダーフラワーとレモンかクエン酸を入れて1日~数日置き、エキスのみを濾過する。クエン酸は、防腐剤の役割を果たすものだ。作り方はいたってシンプルなのだが、茎には少し苦味があるので、花を1つ1つ茎から外したり、埃や虫を取り除いたりという手間がかかる。その手間自体を季節の手仕事として楽しむのがイギリス流だ。
エルダーフラワーコーディアルは、水で割ってレモンを浮かべたり、炭酸水で割ったりして、エルダーフラワープレッセとして飲もう。マスカットのような爽やかな風味を感じ、飲むとリフレッシュできるはず。アルコールと合わせたい場合は、白ワインに少し入れて香り付けしたり、ウォッカを割ったりして、ハーブカクテルにしてもいい。
エルダーフラワーのコーディアルは、砂糖と水でまずシロップを作り、そこにエルダーフラワーとレモンかクエン酸を入れて1日~数日置き、エキスのみを濾過する。クエン酸は、防腐剤の役割を果たすものだ。作り方はいたってシンプルなのだが、茎には少し苦味があるので、花を1つ1つ茎から外したり、埃や虫を取り除いたりという手間がかかる。その手間自体を季節の手仕事として楽しむのがイギリス流だ。
エルダーフラワーコーディアルは、水で割ってレモンを浮かべたり、炭酸水で割ったりして、エルダーフラワープレッセとして飲もう。マスカットのような爽やかな風味を感じ、飲むとリフレッシュできるはず。アルコールと合わせたい場合は、白ワインに少し入れて香り付けしたり、ウォッカを割ったりして、ハーブカクテルにしてもいい。
結論
日本では未加工のエルダーフラワーが手に入ることは稀だが、最近は、さまざまな種類のコーディアルの流通が一般的になってきたので、エルダーフラワーのドリンクもぜひ試してみては。