1. 漬ける:塩やハチミツ、オイルで
数年前から流行している調味料「塩レモン」。自家製で作っているご家庭もあるかと思うが、この発祥は、モロッコのプリザーブドレモン(レモンの塩漬け)にあるという。皮ごと食せるレモンを塩で漬けたものだが、作っておくと様々な料理の調味料として使えて非常に便利。シナモンなどのスパイスと一緒に漬けると風味がアップする。
【レモンの塩漬けの作り方】
材料の目安/保存瓶(容量1リットル)、レモン5個、塩150g、ローリエ、粒黒胡椒
1. レモン3個のヘタを切り落とし、十字に深めに切り込みをいれ、塩を詰める。2個は4つ切りにして果汁を搾る。
2. ボウルに1と果汁を搾った後のレモンを入れ、残りの塩、ローリエ、胡椒を混ぜる。
3. 瓶に隙間がないようすべてを詰め込み密閉。常温で保存する。
4. 時折果汁が行き渡るよう瓶を振って混ぜる。1か月程で完成し使用できる。
漬かった後は、梅干しのように長期保存が可能。サラダをはじめ様々な料理に細かく刻むなどして応用できる。他、定番のハチミツで漬けたり、オリーブオイルに輪切りなどにして漬けておいたりすると、料理にアクセントを添えるので常備しておきたい。
1. レモン3個のヘタを切り落とし、十字に深めに切り込みをいれ、塩を詰める。2個は4つ切りにして果汁を搾る。
2. ボウルに1と果汁を搾った後のレモンを入れ、残りの塩、ローリエ、胡椒を混ぜる。
3. 瓶に隙間がないようすべてを詰め込み密閉。常温で保存する。
4. 時折果汁が行き渡るよう瓶を振って混ぜる。1か月程で完成し使用できる。
漬かった後は、梅干しのように長期保存が可能。サラダをはじめ様々な料理に細かく刻むなどして応用できる。他、定番のハチミツで漬けたり、オリーブオイルに輪切りなどにして漬けておいたりすると、料理にアクセントを添えるので常備しておきたい。
2. 蒸し焼き:レモンチキンタジン
モロッコ料理で使用されるタジン鍋は、とんがり帽子のような蓋つきの陶製の鍋。下から加熱することで、中の食材がその水分で蒸し焼きになり、水溶性のビタミンを損なわず調理できるのが利点だ。先述のプリザーブドレモンを使用した鶏肉とレモンのタジンは、材料さえ揃えば手軽にできる点も魅力。もちろんタジン鍋がなくても家にある厚手鍋でも作れるので、ぜひトライしてみよう。レモンの酸味が鶏肉と好相性で、さっぱり美味しくいただける。
【レモンチキンタジンの作り方】
材料/鶏もも肉2枚、玉ねぎ、ズッキーニ、人参、イタリアンパセリ、コリアンダー、プリザーブドレモン、レモン、カレー粉、オリーブオイル、塩、胡椒、クミン、オールスパイス、カルダモン、ナツメグ
1. 鶏肉は一口大に切り、塩、胡椒、カレー粉、クミン、オールスパイス、カルダモン、ナツメグなど好みのスパイスを振り混ぜ、オリーブオイルをからめてマリネする。
2. ズッキーニと人参は細長く、玉ねぎはくし形にカットする。
3. タジン鍋(又は厚鍋)に1と2とプリザーブドレモン入れてざっくり混ぜ、水を材料の半分くらいまで注ぎ、弱めの中火で25分ほど蒸し煮にする。
4. 途中、15分ほどしたところで全体を混ぜ、レモンの輪切りを加える。すべてに火が通ったら仕上げにイタリアンパセリやコリアンダーを散らして完成。
鶏肉にしっかり下味をつけ、プリザーブドレモンをスパイスに使用した味わいは異国情緒満点で、一度挑戦してみる価値大だ。スパイシーかつ爽快な香りをまとった美味しさは、ホームパーティーの印象的なおもてなし料理にもなるだろう。
1. 鶏肉は一口大に切り、塩、胡椒、カレー粉、クミン、オールスパイス、カルダモン、ナツメグなど好みのスパイスを振り混ぜ、オリーブオイルをからめてマリネする。
2. ズッキーニと人参は細長く、玉ねぎはくし形にカットする。
3. タジン鍋(又は厚鍋)に1と2とプリザーブドレモン入れてざっくり混ぜ、水を材料の半分くらいまで注ぎ、弱めの中火で25分ほど蒸し煮にする。
4. 途中、15分ほどしたところで全体を混ぜ、レモンの輪切りを加える。すべてに火が通ったら仕上げにイタリアンパセリやコリアンダーを散らして完成。
鶏肉にしっかり下味をつけ、プリザーブドレモンをスパイスに使用した味わいは異国情緒満点で、一度挑戦してみる価値大だ。スパイシーかつ爽快な香りをまとった美味しさは、ホームパーティーの印象的なおもてなし料理にもなるだろう。
3. 煮る:酸味を味わうレモン鍋
ここ数年来のレモンブームに伴い、登場し話題をさらったのが「レモン鍋」だ。ベースは豚肉や魚介、野菜などを使った寄せ鍋だが、レモンの輪切りをプラスすることで、爽やかな酸味と芳香が漂う絶品鍋となる。ここにたっぷり加えたいのが大根おろし。具材のすべての味をふわりと包み込み、そのジアスターゼの効果が胃腸に優しく、いくらでも食せるはずだ。
【レモン鍋の作り方】
材料/豚バラの薄切り肉、ブリやタラなどの魚介、白菜、長ねぎ、大根、レモン、水、出汁、醤油、酒、塩
1. 野菜を食べやすい大きさにカットし、大根おろしを作る。レモンは輪切りにする。
2. 鍋に出汁を張り(味の調整はお好みで。寄せ鍋の素を使用しても良い)、白菜や長ねぎなどの野菜、豚肉、魚介を入れる。
沸騰してきたらフタをして煮る。
3. 食す直前に大根おろしとレモンを加え、ひと煮立ちさせ完成。
1. 野菜を食べやすい大きさにカットし、大根おろしを作る。レモンは輪切りにする。
2. 鍋に出汁を張り(味の調整はお好みで。寄せ鍋の素を使用しても良い)、白菜や長ねぎなどの野菜、豚肉、魚介を入れる。
沸騰してきたらフタをして煮る。
3. 食す直前に大根おろしとレモンを加え、ひと煮立ちさせ完成。
結論
揚げものにひと搾り、サラダにひと搾りと、どんな料理もワンランクアップさせる感があるレモン。ピザやパスタなどレモンを使ったメニューがどんどん登場し、話題を集めているのも納得がいく美味しさだ。爽やかな酸味が食欲を誘い、後を引く味わいをもたらすレモンで、オリジナルレシピを考えてみるのも一興だ。