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インドが生んだ神秘の薬木【ニーム】とは?注目のオーガニック素材を解説

インドが生んだ神秘の薬木【ニーム】とは?注目のオーガニック素材を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2020年2月29日

紀元前から続くインドの伝統医学、アーユルヴェーダ。アーユルヴェーダに欠かせない代表的なハーブが「ニーム」だ。オーガニック栽培に用いられ、健康維持に役立ってきた奇跡の樹木。その神秘的な世界をのぞいてみよう。

  

1. 和名インドセンダン。神様が授けた最初の木

インドの街路樹などでよく見かけるというニーム(neem tree)という樹木をご存じだろうか。東南アジアから中近東、インド、アフリカ、中南米に広く自生する樹木で、高さは20mほどになる。和名はインドセンダン。神より授かった神秘の樹木として、古代より崇められてきた。

その理由の1つは、さまざまな害虫に対する抑制効果がある点。ニームの木陰には爽やかな香りが漂い、虫を寄せ付けない清潔感に満ちている。樹木全体に苦みをもつニームの研究は欧米でも進み、天然由来の虫除け効果が世界中の農業関係者に期待されている。

2. ミラクルニームは村の薬局

ニームは、インドではハーブの1種として、数千年も昔からアーユルヴェーダといわれる伝承医学で用いられてきた。害虫を寄せ付けないほか、人や農作物、益虫には害がないのも特長。樹皮をはじめ種、実や葉などすべてに薬効があるとされ、「ミラクルニーム」と呼ばれているのだ。

生の葉を食用にしたり、葉を乾燥させた粉末をお茶にしたり、小枝を噛み樹液を歯磨きに使ったり。インドの農村地方では今でも「村の薬局」として役立っているという。米国ではすでにさまざまなサプリメントにも用いられ、オーガニックコスメとしても人気。世界に広まりつつある。

結論

日本でもニームのお茶やハチミツ、ニームオイル由来の防虫剤などを入手できるので、ぜひ1度お試しを。ただ、お茶を飲む場合は、とにかく苦いので、あらかじめ心の準備をしてからいただこう。

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  • 更新日:

    2020年2月29日

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