1. ピーナッツバターとは

ピーナッツバターとは、ピーナッツ(落花生)をローストし、ペースト状にすりつぶしたものである。パンに塗るスプレッドとして使用されることが多いが、近年その栄養価が注目され、菓子作りや料理にも広く使われるようになった。
アメリカでは、原料の90%以上にピーナッツが使用されていることが基準とされているが、日本ではとくに決まりはなく、無糖のものから加糖のものまでさまざまなものがある。
アメリカでは、原料の90%以上にピーナッツが使用されていることが基準とされているが、日本ではとくに決まりはなく、無糖のものから加糖のものまでさまざまなものがある。
自家製ピーナッツバターの作り方(無糖)
生ピーナッツはオーブンやフライパン、電子レンジなどでローストする。粗熱がとれたらフードプロセッサーに入れ、なめらかになるまで混ぜる。
2. ピーナッツバターはクッキーにもおすすめ

濃厚な味のピーナッツバターはパンに塗るだけでは一度に多くても大さじ2杯程度しか使わない。結果として、市販のものを購入した場合も家で作った場合も、使いきれずに持て余しているという人も多いだろう。そんなときにおすすめなのが、ピーナッツバターをクッキーの生地に混ぜ込む使い方である。
ピーナッツの豊かな風味で、いつものクッキーがひと味違ったものになる。クッキーは好きな形に成形することができるので、子どもと一緒にお菓子作りを楽しむのにも最適である。
ピーナッツの豊かな風味で、いつものクッキーがひと味違ったものになる。クッキーは好きな形に成形することができるので、子どもと一緒にお菓子作りを楽しむのにも最適である。
ピーナッツバタークッキーの作り方
薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。オーブンは180℃に予熱する。ボウルに室温に戻したバターを入れ、やわらかくなるまで練る。砂糖、ピーナッツバターを加えてさらに練る。溶き卵、バニラエッセンスを加えて混ぜる。ふるった薄力粉、ベーキングパウダーを加えてさっくり混ぜ合わせる。食べやすい大きさに成形し、オーブンシートを敷いた天板に並べて、オーブンで20分ほど焼く。
3. ピーナッツバタークッキーのアレンジ

自宅にオーブンがないという人はフライパンで作ることもできる。薄力粉だけで作ってもいいが、少量を全粒粉に置き換えればザクザクとした食感を楽しむことができる。使用するピーナッツバターは粒が残っているものがおすすめだ。
フライパンで作るピーナッツバタークッキー
薄力粉(全粒粉)、ベーキングパウダーは合わせてふるっておく。室温に戻したバターをやわらかくなるまで練る。砂糖、ピーナッツバターを加えてさらに練る。卵、バニラエッセンスを加えて混ぜる。フライパンを熱し、一口大に成形した生地を並べて焼く。両面にきれいな焼き色が付くまでそれぞれ5分程度焼く。生地は成形しながらフライパンに並べてもいいが、あらかじめすべて成形しておくと慌てずに済むだろう。
4. クッキー以外にも!ピーナッツバターを使った焼き菓子

クッキー以外にも、ピーナッツバターをお菓子作りに使用する用途はたくさんあるので、紹介しよう。
ピーナッツバターのパウンドケーキ
薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。オーブンは170℃に予熱しておく。ボウルに卵とグラニュー糖を入れて混ぜる。人肌に温めた生クリーム、ピーナッツバターを加え、その都度よく混ぜる。ふるった薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。オーブンシートを敷いたパウンド型に生地を流し入れ、トントンと落として生地をならし、オーブンで45~50分程度焼けばできあがり。
ピーナッツバターのマフィン
薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。オーブンは170℃に予熱しておく。室温に戻しておいたバターをやわらかくなるまで練る。砂糖、ピーナッツバターを加えてさらに練る。卵を2~3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。ふるった薄力粉とベーキングパウダー、牛乳を加えてゴムベラでさっくり混ぜる。マフィンカップの8分目くらいまで生地を流し入れ、オーブンで15~20分程度焼く。
結論
ピーナッツバターを使ったクッキーの作り方について紹介した。しっかりと焼きあげることでピーナッツの香ばしい風味が引き立つ。焼きあがるにつれて漂ってくる香りを感じながら休日のティータイムを楽しんでみてはいかがだろうか。
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