1. アイスバインはさまざまな食べ方が楽しめる

アイスバインはドイツの伝統的な家庭料理で、豚のすね肉を塩漬けして寝かし、その後じっくりと煮込んで食べる料理だ。アイスバイン自体に塩気があるので、そのまま食べても美味しいが、サラダにのせたりスープに入れたりとさまざまな食べ方ができるのも魅力だ。本場ドイツではアイスバインに粒マスタードやザワークラフトというキャベツの酢漬けと一緒に食べたりするようだ。ドイツのベルリンなどでは日常的に食べられている料理で、だいたい2,000円前後で食べることができるという。今回は、そんなアイスバインのおすすめの食べ方を見て行こう。
2. アイスバインをグリルする

アイスバインはそのまま切って食べても美味しいが、グリルして食べるのもおすすめだ。ドイツではアイスバインをグリルしたものは「シュヴァイネハクセ」と呼ばれ、とても人気がある。自宅でもアイスバインを作ったら、グリルをして外をカリカリにして食べるのもいいだろう。外はこんがり、中はジューシーで旨みが凝縮されていて美味しい。さらにグリルしたアイスバインをサラダにトッピングして食べるのもおすすめだ。野菜と一緒にさっぱりと食べられると人気だ。
3. アイスバインを使ったスープ

アイスバインは豚のすね肉を塩漬けしているので、ポトフやスープの具材として使うのもおすすめだ。すでにアイスバインは柔らかく、香草などで味付けされているので、スープとの相性もバツグンだ。スープにアイスバインを入れることで、野菜が肉の旨みを吸ってまろやかな仕上がりになる。
アイスバインのポトフの作り方
じゃがいもや玉ねぎ、にんじんなどを食べやすい大きさにカットし、鍋に水とコンソメ、ローリエなどと一緒に加え沸騰したら、アイスバインとソーセージを加えて15分ほど煮る。塩こしょうで味を調えたら完成だ。ボリューム満点で、夕飯のメインにもなるポトフになる。
アイスバインの和風スープの作り方
冬瓜の実とにんじんを一口大にカットする。深めの鍋にサラダ油を入れて冬瓜の実とにんじんをサッと炒める。アイスバインを鍋の中央に置き、かぶるくらいの水を入れて、粉末出汁、しょうゆで味を調え、野菜に火が通ったら完成だ。アイスバインは和風味のスープによくあうので、具材や調味料を変えていろいろな味を楽しめるだろう。
4. アイスバインを使ったサンドウィッチ

アイスバインが残ったら、サンドイッチにするのもおすすめの食べ方だ。作り方は簡単で、薄切りにした玉ねぎを塩水につけてしんなりさせ、よく絞っておく。トマトは薄切りにし、パンは軽くトーストしてバターとマヨネーズを塗る。パンにレタス、スライスしたアイスバイン、玉ねぎ、トマトを挟んだら完成だ。アイスバインをサンドすることで、ボリューム満点のサンドイッチになるのでおすすめの食べ方だ。
ザワークラフトを添えて
サンドイッチと一緒にザワークラフトを添えるのもいいだろう。ザワークラフトは、キャベツの酢漬けで、ドイツではアイスバインと一緒に味わう定番の付けあわせでもある。塩をまぶした千切りのキャベツを、電子レンジでしんなりするまで火を通したら、酢と砂糖をあわせたもので和えて冷蔵庫で冷やすだけだ。ザワークラフトをアイスバインと一緒にサンドイッチにするのもおすすめなので、アイスバインと一緒にザワークラフトを作っておくといいだろう。
結論
アイスバインはそのまま食べてもいいが、グリルして香ばしくさせたり、スープなどに入れたりとさまざまな食べ方が楽しめる。アイスバインのシンプルな食べ方に飽きたら、さまざまな料理にアレンジして食べるのもおすすめだ。アイスバインはボリュームもあるので、メイン料理にもなる万能の料理ではないだろうか。
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