1. レゲエパンチ作りに必要な材料は?

こじゃれた名前が並ぶ外国生まれの多数のカクテル、その中でレゲエパンチは日本生まれとして気を吐いている。自宅でレゲエパンチを味わうとしても、作り方は決して難しくない。その方法を紹介しよう。
レゲエパンチの誕生
レゲエパンチは、バブルもたけなわの1990年代初頭に仙台市で誕生したカクテルといわれている。イメージとしては、クラブで乱舞する若者たちののどを潤す口当たりのよいアルコールとして考案されたようだ。パンチのきいたその名は、このカクテルを飲んだ女性がレゲエの音楽を愛好していたからだという言い伝えもある。バブルが去ったあとも、レゲエパンチはしぶとく生き残ったというわけだ。炭酸が入っていないため、軽めのカクテルとして愛されているのである。
レゲエパンチの材料
レゲエパンチは、ごく簡単に作ることができる。必要なものは、ピーチリキュールとウーロン茶だけである。通常は、ピーチリキュールであるクレーム・ド・ペシェとウーロン茶の割合を1:3として作る。もともと、レゲエパンチはアルコールに強くない女性のために作られたといういわれもあり、ウーロン茶の量を増やせばアルコール度数の低いカクテルとなる。一般的に、アルコール度数は4度ほどとされている。
家で作る場合には、この割合はまさに好みや体調に合わせてアレンジ可能というわけである。また、2つの飲み物を合わせるだけであるため、度数が変わっても味わいに対して変化がないのもシロウトにはありがたいところだ。
家で作る場合には、この割合はまさに好みや体調に合わせてアレンジ可能というわけである。また、2つの飲み物を合わせるだけであるため、度数が変わっても味わいに対して変化がないのもシロウトにはありがたいところだ。
2. レゲエパンチのアレンジレシピ

作るのも簡単で飲みやすいレゲエパンチは、自宅でも気軽に楽しむことができるカクテルである。おひとり様で週末の夜をレゲエパンチで過ごしても悪くないし、パートナーとおしゃべりをしながらのおともにも向いている。そのレゲエパンチ、どんなアレンジができるだろうか。
黒烏龍で割るレゲエパンチ
そもそも、レゲエパンチはピーチリキュールのまったりとした甘さをすっきりとしたウーロン茶で緩和することで独特の味わいを作りだすカクテルである。そこで、通常のウーロン茶ではなく黒ウーロン茶で割ってみるとどうなるのであろうか。より濃厚な色と味わいを誇る黒ウーロン茶を使用すると、カクテル自体が黒っぽくなり甘さは控えめとなる。その見ためから、「ブラックレゲエパンチ」と呼ばれるゆえんである。
甘さや香りでさまざまなピーチリキュールを試してみる
レゲエパンチに使用するピーチリキュールといえば、一般的にクレーム・ド・ペシェとされている。しかし、ピーチリキュールにもさまざまな種類がある。黄桃果汁が濃厚なピーチツリー・オリジナルやオーガニックタイプでも試して、好みの味を見つけるのも楽しいかもしれない。
レモンでよりさっぱりと
ピーチの甘さはウーロン茶で調節できるが、よりさっぱりと飲みたいという人にはレモンを飾ってみるのもよいだろう。また、レゲエパンチはのどを潤すカクテルとして誕生しているため、溶けにくい氷を入れて冷たく飲むのがより美味しく飲むコツとされている。
甘いものが好きな人はピーチジュースを加えて
さっぱりとしたレゲエパンチであるが、ピーチの甘さが大好きという人にはピーチジュースを加えるとよりキュートな味わいになるだろう。また、ピーチリキュールをきらしている場合には、ピーチジュースと焼酎で代用可能という説もある。
3. 地域によって名前が変わる?レゲエパンチの別名

レゲエパンチには実はさまざまな別称がある。ピーチリキュールとウーロン茶からなるカクテルの別名としては、「クーニャン」「上海ピーチ」「ピーチウーロン」などがある。そのほかにも、「ペシェ・ウーロン」や「ピンクドラゴン」とも呼ばれている。また、「レゲパン」と短縮した名前でも親しまれている。
結論
レゲエ好きの女性に捧げられたことから誕生したレゲエパンチは、自宅でも簡単に作ることができるカクテルである。家で作れば、アルコール度数や甘さも調節できるメリットがある。見ためも味わいもこじゃれたこのカクテル、パーティーなどでも大活躍しそうである。
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