1. 調理法による手羽中のカロリーは?

手羽中のカロリーは、どのくらいあるのだろうか。もちろん料理次第で変わるとはいえ、大体のカロリーを知っておきたい。もともと鶏の前脚は2本だけなので、数が少ない手羽は大事な部分でもある。鶏の前脚でもある手羽は、手羽先と手羽元のふたつに分かれる。手羽中とは、手羽先の先端部分を切り落とした部分を指す。手羽のなかでも可食部が多く、食べやすいのが特徴だ。
■手羽のカロリーを部位別に比較
手羽のカロリーは100gあたり210kcal。部位ごとに見てみると、手羽先のカロリーは100gあたり226kcal、手羽元が100gあたり197kcalだ。手羽のなかでは、根元に近づくにつれ低めのカロリーになっている。なお、このカロリーはあくまで調理前のものだ。
■手羽中の唐揚げのカロリーは?
手羽中は唐揚げや焼鳥、甘辛煮などにして食べることが多い。調理によりカロリーがあがってしまうことも覚えておきたい。手羽中は唐揚げにすると1食(4~5本)あたり約383kcalになる。食べすぎるとカロリーの摂りすぎになりうるので。注意が必要である。
2. 意外とある!手羽中の栄養は?

手羽中にはどんな栄養があるのだろうか。鶏肉は健康によいなどとされているため、栄養を考えて摂取する人もいるだろう。実は手羽中はほかの手羽部分よりも脂肪が多く、骨、軟骨、皮を多く食べる部位でもある。栄養素も豊富なので見ていこう。
■タンパク質
手羽中にはタンパク質が豊富に含まれている。筋肉や臓器を構成するはたらきがあるので、成長期や筋肉トレーニング中の人に欠かせない栄養だ。肌や髪の毛のコンディションにも関わってくるので、美容が気になる場合も重視したい。
■コラーゲン
手羽中の皮や軟骨のあたりにはコラーゲンが豊富。コラーゲンは、体内においておもに腱や軟骨などを構成している。なお、タンパク質がじゅうぶんに摂取できていれば、コラーゲンが不足する心配はない。
■脂質
一見太ってしまうと気にしがちな脂質は、体内でエネルギー源となる役割がある。摂りすぎはもちろん禁物だが、脂溶性ビタミンの吸収を助けるはたらきがあるため、適度な摂取をおすすめしたい。
3. 糖質制限時には難しい?手羽中の糖質は?

糖質も気になるところだが、実は手羽には糖質はいっさい含まれていない。糖質の摂りすぎが気になるときでも安心して食べられる食材だ。ただし、手羽中を唐揚げとして食べると糖質量が増える。衣として使う片栗粉や小麦粉には糖質が多く含まれるためだ。また、糖質が多い白いごはんを食べすぎてしまうような、甘辛い味付けにも気をつけたい。ごはんと手羽中の唐揚げを好きなだけ食べると、糖質の摂りすぎになるおそれがある。
糖質制限をしている人は、糖質の摂取量は1食に20~40gが目安だ。手羽中を唐揚げとして食べ、さらにほかの食材で糖質をとってしまうと、すでに1食分の糖質量を摂取してしまっているかもしれないので注意しよう。また、手羽中を煮物にするとどうしても甘みを加えるので、糖質に気を付けたい。砂糖よりも糖質量が少ないはちみつを活用するなどの対処をするのがよいだろう。
糖質制限をしている人は、糖質の摂取量は1食に20~40gが目安だ。手羽中を唐揚げとして食べ、さらにほかの食材で糖質をとってしまうと、すでに1食分の糖質量を摂取してしまっているかもしれないので注意しよう。また、手羽中を煮物にするとどうしても甘みを加えるので、糖質に気を付けたい。砂糖よりも糖質量が少ないはちみつを活用するなどの対処をするのがよいだろう。
4. 手羽中をカロリーオフで食べる方法

手羽中はカロリーを摂取しやすい食材でもあるので、できるだけ本数を抑えて食べたい。そこでおすすめなカロリーオフで食べる方法をまとめていこう。
■野菜スープ
手羽中だけを食べるおかずにすると、味がよくてどんどん本数が増えがち。そこでおすすめなのがスープに入れることだ。葉ものの野菜やニンジンなどの根菜類も入れていく。そこに手羽中を数本入れコンソメ味で煮込もう。手羽の出汁が出るうえ、野菜がたくさん入っているので、手羽中の量をたくさん食べなくても満足できるのだ。
■茹でてから作る
料理を作る際に一度手羽中を沸騰したお湯に入れ、茹でてから料理に使うのもよい。油分が落ちるので、カロリーや脂肪分が抑えられるだろう。
■カレースープに入れる
カレースープに手羽中を加え、お腹を満たすのも方法のひとつである。子どもでも美味しく食べられるうえに、コンソメよりもカレー味のほうがしっかり食べたという満足感がある。
結論
こちらでは手羽中のカロリーや栄養、糖質やカロリーオフにして食べる方法などをまとめてきた。手羽中はタンパク質が多く意識的に食べたい食材だが、食べ過ぎるとカロリーが高くなってしまう。ぜひ上手な料理方法を知り美味しくヘルシーに食べていこう。
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