1. トマトカレーに必要な食材を選ぼう

トマトカレーを作る際に必要な食材は、もちろんトマトだ。もちろん生のトマトもおすすめだが、季節問わず入手しやすいトマト缶がおすすめだ。トマト缶はスーパーや輸入食品の店などでも売っている。トマト缶を選ぶ際は、味付きのものではなく、フレッシュトマトを購入してほしい。
トマト以外の食材を見てみよう
トマトカレーは基本的には通常のカレーと同じような食材を使うことができる。玉ねぎやにんじんなどの野菜や肉を入れるのもいいだろう。また、トマトカレーというとカレーの味付けに何を使ったらいいのか、迷う人もいるかもしれない。作り方にもよるが、市販のカレールウやカレー粉などを使い、トマトを加えて作るのが一般的だ。通常のカレーの作り方にトマトをプラスすると、トマトの旨みと酸味がきいたさっぱりとした味わいのトマトカレーが味わえるのだ。
2. トマトカレーを作る前に

最近無水カレーというのが流行っている。無水カレーとは、水を加えず野菜の水分だけで作るカレーだ。トマトを使ったカレーの場合、トマトは多くの水分を含んでいるので、この無水カレーにチャレンジしてみたい際に最適だ。さらにトマト缶を使う場合はとくにトマト缶の水分だけでカレーを仕上げることができる。のちほど、このトマトを使った無水カレーについても紹介するが、トマトカレーはトマトの水分も上手に利用し、旨みの詰まった美味しいカレーに仕上げることができるのだ。
3. トマトカレーの簡単な作り方

まるごとトマトカレー
生のトマトを使ったトマトカレーの作り方を見てみよう。このトマトカレーは、とくに完熟したトマトが手に入ったときなどに作るといいだろう。
- フライパンで鶏肉をこんがり炒めて、カレー用の鍋に移す。
- そこに水やトマトジュース、コンソメの素、ローリエを加え、さらにヘタを取りのぞいた生のトマトをまるごと入れる。
- 先ほど鶏を炒めたフライパンですりおろした玉ねぎとカレー粉や市販のカレールウ、ケチャップ、ソースなどを煮詰めてカレーペーストを作る。
- トマトを煮込んでいる鍋にカレーペーストを加えたら完成だ。
トマトをまるごと使っているので、トマトを崩しながら食べるのも楽しい。トマトのさわやかな風味とさっぱりとしたスープ系のカレーで食欲がなくても食べやすい味わいになる。
トマト缶を使ったカレー
生のトマトがなくてもトマト缶で簡単にトマトカレーを作ることができる。
- フライパンで豚肉を焼いて取り出しておく。
- 同じフライパンでにんにくやしょうが、オリーブ油を入れて火にかけ、玉ねぎを炒める。
- 塩で味を調え、トマトの缶詰を潰しながら加えて煮る。その際に水とカレーパウダーのほかに隠し味として、はちみつやしょう油を入れるといいだろう。
- 最後に焼いた豚肉を加えて完成だ。水の分量は、トマト缶の水分に合わせて調整するのがおすすめだ。
4. 裏ワザ発見!無水トマトカレーの作り方

トマトカレーを作る際、トマト缶を使った無水カレーに挑戦してみるのもおすすめだ。水を入れない分、野菜の旨みが凝縮されて、いつものカレーとは一味違う本格的な味わいが楽しめる。
- 玉ねぎやにんじん、じゃがいも、鶏肉などのカレーの材料を同じ大きさにカットする。
- フライパンに油をひき、鶏肉と野菜を炒める。
- その中にトマト缶を入れてふたをし、弱火で30分ほど煮込む。
- 好みのカレールウを加えて、さらに5分ほど煮込んだら、野菜の旨みが引き立つ、絶品の無水トマトカレーの完成だ。
結論
トマトカレーは、生のトマトでもトマト缶でも美味しく作ることができる。トマトの持つ旨みや水分を上手に使うことで、美味しさがギュッと詰まったカレーになるのだ。トマト缶を使えば、いま人気の無水カレーにも簡単に挑戦できるので、ぜひ試してみてもらいたい。
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