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【管理栄養士監修】エナジードリンクのカロリー|栄養図鑑

【管理栄養士監修】エナジードリンクのカロリー|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2020年3月16日

疲れたときややる気を出したいときについ頼りたくなるエナジードリンク。エナジードリンクの人気は高まっており、さまざまなメーカーから販売している。ここでは、エナジードリンクとはどのようなものなのか、カロリーや栄養についてみていきたい。

  

1. エナジードリンクブーム!人気の背景やカロリー、栄養素の解説

コカコーラをはじめとして、モンスターエナジー、レッドブルなど、さまざまなメーカーから販売されているエナジードリンク。食生活の多様化により食事を手軽に摂りたいと考える人が増えており、インスタント食品やレトルト食品が人気なのはご存知のとおりだ。運動をしたあとや、身体が疲れているときに手軽に栄養補給ができるという点でエナジードリンクは優れており、若者層やビジネスマンにはとくに人気がある。エナジードリンクにはどのような効果が期待できるのか、代表的な2つのカロリーや栄養成分についてみていこう。

・モンスターエナジー(100mlあたり)

エネルギー 50kcal、炭水化物 12.6g
アルギニン、ビタミンB群、リボース、高麗人参、L-カルニチン、カフェインなどの成分も含まれている。

・レッドブル(100mlあたり)

エネルギー45kcal、炭水化物 11.0g
アルギニン、ビタミンB群、カフェインなどの成分も含まれている。

■エナジードリンクの成分の特徴

アルギニンはアミノ酸のひとつ。血管を拡張する、体内のアンモニアを除去するなど多くの生理機能がある。また、カフェインには興奮作用があり、眠気覚ましに役立つといわれている。エナジードリンクを飲むことで得られるすっきり感は、主にカフェインの作用によると考えられる。

■エナジードリンクのカロリーは高い?

茶碗1杯分(150g)の白米のカロリーは約252kcalだ。エナジードリンクは1缶あたり100〜200kcal程度なので、食事と比較するとカロリーは低めだが、嗜好品として捉えるとカロリーは高い。エナジードリンクは場所やタイミングを選ばず手軽にとり入れやすい。手軽に栄養補給をしたいときにはとても便利なドリンクといえるだろう。

2. カロリーより気になる?エナジードリンクのカフェイン量をチェック

エナジードリンクにはカフェインが多く配合されており、これが身体をすっきりさせる要因のひとつである。エネルギーをチャージしつつ、カフェインの覚醒作用を利用したものがエナジードリンクなのだ。それでは、実際にエナジードリンクにはどのくらいのカフェインが含まれているのかを見てみよう。

まず、コーヒーカップ1杯150mlには90mgのカフェインが含まれている。これに対しモンスターエナジーは、1本あたり142mgのカフェインが含まれている。一方、レッドブルのカフェイン量は1本あたり80mgだ。カフェイン量で比較すると、レッドブルよりもモンスターエナジーのほうが多く含まれている。

3. カフェインのとりすぎに注意!エナジードリンクの上手なとり入れ方

カフェインを適量摂取する分には心地のよい覚醒作用が得られるかもしれないが、摂りすぎには気をつけたい。カフェインを摂りすぎることによって、下痢や吐き気などの胃腸症状や不眠症状、興奮、不安などの症状が現れる場合がある。

カフェインの感受性には個人差があるが、エナジードリンクは甘みがあって嗜好性が高く、過剰摂取につながりやすい。エナジードリンク1本分だけでも、コーヒー2杯分のカフェインが含まれている場合があるので注意が必要だ。

また、エナジードリンクは、ほかのドリンクに比べるとカロリーが高め。飲み過ぎはカロリー過多に繋がってしまう。食事や間食との組み合わせ次第ではあるが、嗜好品のカロリーとしては1日1本程度が望ましい。

結論

近年エナジードリンク市場は高まりを見せているが、その一方でカフェイン中毒へなりやすい、カロリーを摂り過ぎてしまうなどの注意点もある。エナジードリンクは適量を意識して飲む、不調のときにだけ使用するなど、正しい方法でとり入れていこう。
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  • 更新日:

    2020年3月16日

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