1. 調理ゼロとは?どんなものがあるかを解説

疲れているときや帰りが遅くなったとき、そこから料理を作ろうという気になれないこともある。そんなときは無理せず、市販の調理ゼロ食品に頼ってみるのもよいのではないだろうか。
惣菜
スーパーやデパ地下などで出来合いのものを買うことを中食(なかしょく)という。家に持ち帰りすぐに食べられるので、することといえば惣菜を選んで購入するだけだ。皿に移せばきれいな盛り付けができる。そのまま食べれば洗い物を出さずにすみ、より時短になる。
レトルト食品
レトルト食品といえばカレーを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。近年では温めるだけですぐに食べられるレトルト食品の種類が増えており、選ぶ楽しみもある。また、日持ちもするので非常食として常備しておくとよいだろう。
冷凍食品
こちらもラインナップがすばらしい。たこ焼きやチャーハン、ラーメンなどがあり、コンビニでも購入できるのがうれしい点だ。コンビニ弁当と比べると価格も低いものが多い。レンジで温めるという手間はあるが、そこは調理として加味せず、調理ゼロ食品といってもよいだろう。
調理ゼロ食品にはさまざまな種類がある。調理はしないが、お湯を入れたりレンジで温める工程が必要なものはある。家族が少ない場合は、このような食生活のほうが節約できる場合もある。光熱費や買い物に行く手間などを考えて、上手にとり入れていこう。
2. 便利な電気圧力鍋で調理ゼロ調理!?

時短調理のための便利な調理器具が増えている。そのなかでも圧力鍋は代表的なものといえるだろう。なかでも注目なのが、ガスやIH調理器具を使わずに、電気の力で調理ができる「電気圧力鍋」である。
電気圧力鍋のメリット
電気圧力鍋は現在数社から販売されている。食材や調味料をなべのなかに入れてボタンを押せば、自動的に加熱調理をしてくれる。火加減の調節をして美味しい状態に仕上げてくれるので、目を離してほかの作業をすることも可能だ。 食材の持つ水分を活かして無水調理ができたり、圧力をかけずにゆっくりとした加熱ができたりなど、さまざまな機能を付帯しているものも多い。
電気圧力鍋の価格
電気圧力鍋は1万〜2万円と高価な調理器具ではあるが、普段の調理の手間や時間を考えると損はないだろう。カット野菜や合わせ調味料を使用すれば、材料を切ったり調味料を混ぜたりする手間も省ける。
3. 調理ゼロ食品と少しの手間で家事をラクに!

もちろん調理ゼロ食品をそのまま食べるのもよいが、少し手を加えて健康的なアレンジをしたり、おもてなし料理風にしたりと工夫を凝らしてみるのも楽しい。 ここでは調理ゼロ食品のアレンジをいくつか紹介していきたい。
レトルトカレーのドリアアレンジ
ごはんにレトルトカレーをかけて、チーズをのせてオーブンで焼いたもの。ドリア風のアレンジは子どもや女性に人気である。チーズにはたんぱく質やカルシウムが多く含まれているのがうれしいメリットだ。カット野菜や冷凍野菜をトッピングすると、栄養バランスを整えられる。
パスタ用ミートソースで濃厚なケチャップライス
ごはんに鶏肉や玉ねぎを加えてケチャップで味付けをするチキンライスは、材料を切る手間が生じる。しかし、パスタ用のミートソースを使えば、フライパンでごはんとソースを合わせて炒めるだけで濃厚なケチャップライスができる。卵をのせてオムライスにするなど、仕上げを変えて何度も楽しめる簡単なアレンジだ。さらに冷凍のミックスベジタブルを加えれば、簡単に彩りがよくなる。
骨まで食べられるサバ缶サラダ
魚が健康にいいことは広く知られてはいるが、調理の方法がわからなかったり、手間がかかると感じたりされて敬遠されやすい。しかし、美容・健康ブームからサバ缶の人気が高まっており、とり入れる人も多くなった。カット野菜とサバ缶を合わせてサラダを作ってみよう。
結論
レトルト食品や冷凍食品などの調理ゼロ食品は、忙しい現代人の強い味方である。無理をして手料理を作るよりも、忙しくてもゆっくりと食事や会話をする時間を優先する方が良いこともあるだろう。総菜、加工食品、調理家電などをうまく取り入れながら、無理のない食生活を送っていこう。
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